自分でなおす!物も体も心も!

素人が何でも自分で直す・治す記録。日常で壊れる物、痛む体、悪い癖、物も体も心もなおす小ネタから専門的なことまで。直らない時もあるけど。それも含めてぜひご自分の生活に活かしてください。written by SEGE

人生最大のピンチ2「ぼくは泳げないのだ~~!」

今週のお題「ぼくは泳げないのだ~~!」

ぼくは泳げないのだ~~!

まえがき

ぼくはかつて日本二周という旅をしていた。

 

日本全国に歌を届けながら、ヒッチハイクで全都道府県を回るという旅である。

 

その旅は野宿なので冬の間は沖縄に長期滞在を見込んでいた。

 

その沖縄でぼくは本当の一文無しになり、夢有民(ムーミン)牧場でお世話になっていた。

この旅小説はnoteに連載しているので、ぜひ読んでくださいね。

note.com

牧場の仕事の合間にムーミンさんは海に連れて行ってくれる

夢有民牧場の主、ムーミンさんは牧場主とはいえ、実は海で漁をすることもある。

 

潮が最も引く大潮のときを見計らって、ときどきスタッフを連れて海にいくのだ。

 

たいていは狙う場所は河口付近だ。大潮の時は河口付近に海水魚が集まっていることが多い。

 

そこに投げ網を投げてテラピアという魚を獲ったり、魚以外にも岩陰に大きなかにも潜んでいたりする。

 

港にアバサー(はりせんぼん)を獲りに行ったこともあった。

 

それと沖に出れば、シャコガイもたくさん見つかる。アナゴもいることもある。

 

川にはカニだけでなく、うなぎもけっこういるそうだ。

 

「こっちの人はうなぎは食べないんだよね。」

 

ムーミンさんは言っていた。

 

だから大きいまま生きながらえているのが多いそうで、ムーミンさんは昔4mのうなぎをとったことがあるそうだ。写真も見させてもらった。

 

「筒を仕込んでおくとそこに潜んでいたりするよ。」

 

しかし、沖縄で漁と言ってもヤマトンチュ(日本人)には何がとれるのかあまりピンとこないものだ。

 

「沖縄の魚ってまずいでしょ。」

 

なんていう人に何人も会った。

 

投げ網ではテラピアが面白いほどひっかかるのだが、テラピアの刺身は結構うまい。

 

でも漁に行って一番困るのは、牧場のおっかあだ。

 

「釣るだけ釣って、結局全部食べ切れないんだよね。」

 

とよくこぼしていた。なので漁に行ったぼくたちは、一応申しわけ程度にテラピアをさばくのを手伝ったりしたものだ。

 

特にアバサーとかはたくさんとれるけど、とげとげの魚を何匹も扱うのは大変だ。だからアバサーはたいがいが汁になる。これもまたうまい。

 

始めてムーミンさんが漁に連れて行ってくれた時は、まだスタッフの先輩のタクがいた時だった。

 

河口に陣取り、ムーミンさんは網を持ったまま魚影を負いながら水に入っていく。

 

あまり釣りに詳しくないぼくは、「魚影」という言葉をここで初めて知ったものだ。

 

ムーミンさんは(ここかな)と思う場所にゆっくり歩を進めると、そこで網を投げる。

 

「バシャ!」

 

網は周囲にぐるっと重りがいくつもついている。投げた瞬間網は広がるから、その広がった形で沈んでいく。

 

そこに魚がいたら網に魚は閉じ込められる。網の端は重りで押さえつけられているから逃げにくい。

 

網をひっぱっていくと、網の周囲は地面に着いたまま引き寄せられるので、魚は閉じ込められたまま浜まで連れてこられる。

 

そんなあんばいで魚が獲れるのだ。

 

魚の上に投げることはもちろんだが、いかにうまく網を広げて投げられるかが肝なのだ。

 

ムーミンさんはそれなりにうまいように見えた。

 

しかし一つ問題があった。

 

それは網が水中の岩にひっかかるのだ。

 

「タク、入れ!」

 

タクはすでに経験者だったらしく、ムーミンさんの一声で水中にもぐる。

 

岩にひっかかった網をほどきに行くのだ。

 

(これはしんどいな。河口はにごりやすくて視界が悪いし。)

 

それに沖縄の河口の岩はほどんどがサンゴでできている。だからとげとげのざらざらだから、網がすこぶるひっかかる。

 

それをもぐってほどいてこいというわけなのだ。

 

(じじいめ。自分は入らないくせに人にとらせやがって。)

 

と、いままでのスタッフの誰もが一瞬は思ったことだろう。

 

ただ、ちゃんとほどいて網を引き揚げると、魚はしっかりその網に入っているので、もうその喜びの方が勝ってしまうのだった。

 

また、カニをとる時は軍手が必需品だ。

 

「そうそう。はさみにはさまれるからね。」

 

いや、それはそうなのだが、そう単純なことではないということが後で分かった。

 

カニはだいたいが岩の陰に身を潜めている。だから岩をひっくり返すとそこにいることもある。

 

でも中には大きくてひっくり返せない岩の下にいる時も当然あるのだ。その方が岩陰が広くて住みやすいのだろう。

 

おまけにそういうところにいるカニは大型であることが多い。

 

そのカニを見つけたなら、こっちは無論捕まえたくなる。

 

そしてその岩のすき間に手を突っ込む。

 

ある日ムーミンさんが岩の下に手を突っ込んだ。

 

「いっっってえええええ!!!!!」

 

ムーミンさんがものすごい声で絶叫した。

 

カニに挟まれたのだ。

 

潜むカニを手を伸ばして追い詰めながら獲ろうとしたものだから、岩の下に右腕すべてが隠れる状態で、顔は海面すれすれの状態で、ムーミンさんの指はカニにはさまれ、痛みと格闘している。

 

しかし何とか手を抜くことができた。無事に手を抜けたのは軍手をしているからだった。

 

これを素手でやってしまうと本当に抜けなく、場合によっては指がちょんぎれてしまうこともあるのだそうだ。

 

だから絶対に素手でやってはいけない。

それはコニさんとムーミンさんと3人で漁に行った日

さて、コニさんと二人で働いている時にも漁に行く時があった。

 

「うーん。今日は大潮かな。ちょっと早いかな。まあ行ってみるか。」

 

そう言って、ムーミンさんとコニさんとぼくらは海へ出かけた。

 

はじめは河口で投げ網をしてみた。タクはもういなかったのでぼくが無理やりもぐらされる番だった。

 

あまりこの日は魚がいなかったので、

 

シャコガイを獲りに行くか。」

 

ということになり、海へ移動した。

 

潮が引いた時の沖縄の浜は、数百メートルも沖まで歩いていける場所がある。

 

浜付近はサンゴがたくさん繁殖していて、遠浅になっているのだ。

 

潮が引いて遠浅の海は、500mくらい先で波しぶきが起きるラインが見えた。

 

そこは沖からの波がサンゴに当たるところであり、つまりそこがサンゴのエリアの縁だということがよく分かる。

 

それを越えたら一段深くなっているということでもある。ぼくらが行くのはそのもっと手前だ。

 

ぼくらはモリをもってシャコガイを探しながら沖に向かって歩いて行った。

 

「あった!」

 

わりとすぐにシャコガイは見つかった。

 

「これってけっこう高級な貝ですよね!ムーミンさん、食べていいですか?」

 

コリさんはそう言ってその場で食べた。食べながら高級な貝をとる。なかなかな遊びだ。

 

シャコガイは、アソコに似ているんだよね。男は目がない。シャコガイ探してるときはシャコ目になる。」

 

と、うれしそうに下ネタを言うムーミンさん。

 

3人ともそろってシャコ目になりながら、海水が揺れ動く奥を見抜こうと必死で探した。

 

するとコニさんが、

 

「あ!何かいる!でかい!」

 

と言ってモリでぶっさした。と思ったら刺さらなかったが、それはアナゴだった。

 

浅瀬だったのでうまく捕まえることができ、袋に入れることができた。1m近い大きさだったので、ぼくらは俄然やる気になった。

 

「いやあ、今日はいい日だね。コニさんすごいね。アナゴとるなんて。」

「まだまだとれるんじゃない?」

 

ぼくらはさらに歩を進めて行った。

 

海は最初よりも満ちて来ていた。振り返ると浜はもう200mくらい後ろにあった。

 

「だんだん満ちて来たね。」

 

とぼくはこぼしたのだが、誰もそれには反応しなかった。

 

ぼくはなんとなく帰りのことが心配だったのだ。もっと満ちてきたら帰るのが大変だろうなと。

 

しかし、ほかの二人はそんなことはあまり気にしていないようで、シャコリキに、いやシャカリキになってシャコ目で貝を探している。

 

潮は膝より上くらいに来ていた。いつの間にこんなに深くなったんだ?

ぼくは我慢できなくなりムーミンさんに言った。

 

「ねえ、帰れるかな。おれあまり泳ぎ得意じゃないんだよね。」

「え!?そうなの!!」

 

潮の動きは見た感じ結構強かった。風が少しあり、浜を見て左は半島のように少し出ているが、右に潮が流れているように見えた。

 

つまり浜に近付きにくい潮の流れだ。

 

そしてぼくには今の地点は浜まで300mくらいの距離に見えた。

 

「まったく泳げないわけじゃないけど、この距離を泳ぎ切る自信はないんだよね。けっこう流れがあるでしょ。下手に泳いで途中で力尽きちゃったらやばいよね。」

 

そう。ぼくはたしかに泳げないわけじゃない。25mをクロールで泳ぐことはできる。

 

でもそれ以上の長い距離を泳いだことはほとんどない。しかもただ浮いていればいいという潮の状態でもなかった。

 

この状況ではったりをかまして泳ぐことの方がぼくは危険だと思った。だとすればどうすればいいのか。

 

今の状態だと途中までは歩いていけるだろう。でもどの道このままだと泳がざるを得ないだろう。潮の抵抗を受けながら歩くだけでも結構な体力を使うはず。

 

それから泳ぐのはやはり大変だ。

 

ムーミンさんはさけんだ。

 

「海難事故だ―――!!!!」

 

まったくムーミンさんらしいリアクションだ。

 

ぼくは、一か八かの賭けに出た。自分で泳ぐか、それ以外の方法を考えるか。

 

ぼくは、コニさんに助けをお願いすることにした。コニさんはサーファーだと聞いたことがある。

 

「コニさん、サーファーでしょ。浜まで泳げない?」

 

「え?ぼくがですか?泳げないことはないけど・・・。大丈夫だと思います。」

 

さえない返事。

 

いや、大丈夫じゃないわけはなかった。泳げるという判断があったからこそまだ漁をしていたのだから。

 

それはもう、立派なおじさんのムーミンさんも同様なはずだった。

 

じゃなかったらとっくにぼくらは引き返しているはずである。

 

でも救命をお願いされたコニさんは緊張していた。不安そうだった。

 

何しろぼくはこの沖で待っていなくてはならず、海面がぼくをおぼれさせる前に助けを呼ばなくてはならない。

 

つまりスピードが命なのだ。

 

「行ってきます。」

 

この瞬間、ぼくの命はコニさんに託されることになったのだった。

 

そしてぼくとムーミンさんは近辺で高い場所を見つけ、そこにとどまった。

 

コニさんはクロールで浜に向かっていく。しかし、コニさんは思いのほか進まなかった。

 

やはり潮の流れが強いのだ。

 

右へ流されながら、少しずつ浜に近付いていく。

 

(やっぱり、おれが泳いだとしたら厳しかったよな。)

 

ぼくらはコニさんの泳ぎを祈るような気持ちで見詰めていた。

 

日はかたむいてきていたからだんだんと寒くもなってきていた。

 

水の高さはお腹から胸にかけて上がってきていた。

 

潮のもどりが早い。

 

そしてコリさんはようやく浜に上がった。小さな浜には誰もいなかった。

 

「だれかー!!助けてくださーい!!」

 

そう走って叫びながら浜の奥に消えて行った。

 

数分後、住民の方々らしき人が現れた。

 

「たすけてー!!」

 

ムーミンさんとぼくは必死で叫んだ。しかし、誰も動こうとしない。

 

(なぜだ?)

 

実は浜には1台ボートが寝かせてあったのだ。だからそれを出してくれればいいのに、誰も動こうとしない。

 

(おーい!そのボートを出せー!!)

 

そう言っても誰も反応しない。

 

「なにやってんだよ!はやくだして!そのボート!!こっちはやばいんだよ!!」

 

するとコニさんが何か言っている。

 

「今、救助隊の船が那覇から向かっているそうです!」

 

那覇?そんなの無理だよ。その前に死んじゃうよ!」

 

「早くボートを出せー!!」

 

那覇から?何を言ってるんだ?冗談としか思えない。)

 

しかし状況は何も変わらなかった。よく見るとなぜか浜にいる人たちは笑っているように見えた。

 

(こっちは必死なのに、なんで笑ってるんだ?)。

 

「よし、歌うぞ!体が冷えて来たからな。SEGE歌え!」

「うん。『一線を~越えよ!え~お~!・・・』」

 

するとなおさら浜の人達は笑っている。

 

「違う!寒いから歌ってんだよ!こっちは死にそうなんだー!早く助けてくれー!!」

 

もう水の高さは胸のあたりまで来ていた。

 

(そろそろ本当にまずいな。)

 

ぼくの体に恐怖の冷たさが足の底から駆け上ってくる。

 

(今日ぼくは死ぬのだろうか。)

 

すると浜に救助隊らしき人たちがやってきた。

 

(これで助かるのか?)

 

しかしいっこうにボートを出そうとしない。救助隊の方々は、いったん浜にあったその黄色いボートを見たのだが、しかし使おうとはしなかった。

 

「早くしてくれー!!助けてー!!」

 

もう水が首に来ていた。ぼくらはモリを海底に刺して、二人でそれを持ちながら身体を支えていた。

 

万が一足が下につかなくなってもそれで少しでも時間をかせげると思ったからだ。

 

もうぼくらがいるところ以外には足が着くところはなさそうだった。もちろんそれを確かめる余裕なんてない。

 

しかし、ムーミンさんはその時どんな気持ちだったのだろう。

 

この泳げないとは知らなかったおろかな若者を助けるために、一緒に沖にいて、一緒にモリをもって助けを待ってくれている。

 

もしかしたらこのまま足が着かなくなり、そうなると背の高いムーミンさんに初めはしがみつくことになり、その後ムーミンさんは泳がざるを得なくなるだろう。

 

その場合、ぼくをひっぱって泳ぐことになるのか?

 

ぼくはまったく泳げないわけではないが、人をひきつれて泳ぐことがものすごく体力のいることなのは明らかだ。

 

ムーミンさんだって危険なのだ。

 

そんな危険を、当然この人は覚悟しているだろう。申し訳ない。そしてありがたい。

 

ところが一方で、ぼくにはどこか危機迫らないものもあった。

 

それはムーミンさんが横にいてくれているという安心感も当然あったけども、それだけではなかった。

 

状況としては、けっこうまずい。もうあごの下まで水面は来ていたし、ボートも出る気配がない。

 

このままの状況が続けばおぼれてしまう可能性は高かった。

 

ぼくは、生まれて初めて本当に今ここで死ぬかもしれないなと思っていたのだ。

 

ぼくはふと沖縄の大空を見て思った。

 

(おれが今死んだらどうなるんだろう。かあちゃん悲しむだろうなあ。ちはるも絶対悲しむよなあ。)

 

もしかして今日ここで死ぬかもと思ったその時、ぼくには母親と彼女の顔が浮かんだのだ。

 

(いや!そんなことはない!かあちゃんやちはるたちはおれを待っていてくれている!それにおれにはまだやることがある!今ここで死なない!死ぬわけがない!)

 

そう思ったのだった。

 

それは願いとか希望とか、がんばるぞ!とかそういう気持ちではなく、

 

「今日おれはここで死ぬことはない。死ぬことにはなっていない。」

 

そう決まっていることが分かったという感覚だった。

 

神様に、そう決めてもらっている感触だった。

 

ふとぼくはそう思えたことにより、なぜか「今日は助かる」「おれは死なない」という自信に似たものが湧き上がってきた。

 

でも、状況はまだ変わっていなかった。

 

すると浜に黒いものを救助隊が運んできたのが見える。救助隊がついにボートを浜に持ってきたのだ。

 

「おーい!早くしてくれー!!」

 

ボートは海に乗り出し、ぼくらをめがけて漕ぎ進んでくる。

 

(やった!これで助かるよね。)

 

ぼくら二人はじっとそのボートを見つめながら待っていると、ようやくボートがたどり着く。

 

10m。5m。3m。2m。1m。

 

(やった!助かったぞ!)

 

「ありがとうございます!」

 

そう言って乗ろうとした時だった。

 

「乗らないでください!」

 

「・・・え?!」

 

「このボートは小さいので、今二人が乗ると転覆する恐れがあります。なので、ここで救助のボートを待ちます!」

 

(この期に及んでまだボートに乗れない?そんなことあるの?まだここで待つの?那覇からの船?)

 

ぶちぎれたのはムーミンさんだった。

 

「ふざけんな!おまえらは何しに来たんだ!こっちはもう限界なんだぞ!」

 

そう言いながら、ボートに手をかけていたぼくをムーミンさんは後ろから手で押した。

 

「ほら。それ、のっちゃえ!」

 

するとぼくは難なくボートに乗ることができた。救助隊の人達ももはやとめることもできず、ついでにムーミンさんも乗ることができた。

 

こうしてぼくは無事に浜にたどり着き、なんともおそまつな「海難事故」は解決した。

 

とにかくコニさんには感謝したい。彼は命の恩人である。コニさんがサーファーでなかったら、サーファーだと知っていなかったら、ぼくは彼にお願いしなかったと思うし、助かっていなかったと思う。

 

ボートをなかなか出してくれなかった理由を後で聞くと、どうやら船に穴が開いていたそうだ。

 

どおりでで出してくれないはずだった。

 

しかし、必死で助けを呼ぶぼくらを笑って見ている村の人々の心境はいかほどだったか。

 

きっと歌っているぼくらを見て、余裕があると思ったのだろう。

 

恥ずかしい海難事故だったが、ぼくは大切なことに気づかされた。

 

それは、ぼくには待っていてくれる人がいるということ。それと、ぼくはまだこの人生でたくさんやることがあるのだということだった。

おしまい

 

written by SEGE

捻挫やぎっくり腰は冷やし・・・ます。でも3日目以降は冷やし・・・ません。

「冷やすといいもの」

捻挫やぎっくり腰は冷やし・・・ます。でも3日目以降は冷やし・・・ません。

体のどこかが痛い時、

「温かい湿布がいいのか冷たい湿布がいいのか分からない」

「痛みがある時はお風呂で温めた方がいい」

という声を聞きます。

 

体がどんな時に温め、またはどんな時に冷やしたらよいのか、今回はそれについて説明します。

冷やすべき時とは

体を冷やして痛みに対応する時。

 

それは体に炎症があるときです。

 

捻挫をしたり、ぎっくり腰をしたりしたときは、炎症が起きているので冷やしましょう。

 

打撲で腫れている時も同じように炎症ですので、冷やします。

 

そうすると炎症が抑えられるということです。

 

判断の目安として、じっとしていても痛いという場合は、ほとんどが炎症が起きています。

 

そういう時は冷やしてください。

 

つまり、怪我のしたてて炎症がある時に、反対に温めてしまうと炎症がひどくなり、痛みがひどくなってしまいます。

 

おそらく腫れがあるときは腫れも大きくなるでしょう。

 

なので捻挫、ぎっくり腰、打撲などの炎症の症状がある時は、基本的にお風呂に入らないか、入ってもシャワーでさっとです。

温める時とは

温めるべき症状とは、慢性の症状、または特に怪我をしたわけでもない時の症状です。

 

一言で言うと炎症のない症状です。

 

例えば五十肩とか、肩こりとか、いつも歩くと膝が痛いとか、そういったものです。

 

別の言い方をするとこれらは筋肉がこりかたまって生まれている症状です。

 

だからイメージとしては、「こりかたまっているものを温めてほぐす」「血流などの流れをよくする」ということです。

 

関節の痛みの中には炎症のあるものもありますが、冷やす症状と反対で、何もしなくて痛くないなら炎症はないと思ってください。

 

腰が痛い、肩が痛い、首が痛い、膝が痛いといった、「関節を動かした時にいつも痛むんだよね」というものは、つまり慢性的な症状であり、炎症があって痛むのではありません。

 

多くは関節が歪んでいたり、筋肉のこりなどによって関節がバランスよく動かないことによって痛みが生まれています。

 

さらに言うと、内蔵が疲れていて、その影響で周りの筋肉が麻痺したり、こったりして体の筋肉のバランスが崩れて痛みが生じている場合もあります。

 

そういう場合は内臓に炎症がなければ温めた方がいいです。

 

まあ、内蔵に炎症がある場合というのはあまりないし、結構やばいですので病院にいってください。

 

血液検査で炎症反応がでます。

捻挫やぎっくり腰でも温める時がある?

捻挫した。ぎっくり腰をした。

 

そういう時は冷やすという話をしました。

 

でもいつまでも冷やしていてはいけません。

 

それだと今度は回復をさまたげます。冷やすということは体の流れを滞らせてしまうのですから。

 

怪我のしたての炎症は3日くらいもすると引いていきます。

 

その3日くらいは冷やしていていいのですが、その後は体は炎症モードを止めて回復モードになっていきます。

 

判断としてはじっとしていたら痛みは出ないとなったら炎症は引いています。

 

そこからは今度は温めていいです。

 

身体の循環を良くして回復を促進させます。

ぎっくり腰は本当は慢性的なものが原因

ぎっくり腰は炎症があるから慢性的なものではないのでは?と思うかもしれません。

 

その通り、ぎっくり腰の痛みは炎症があり、急性期の痛みです。

 

でも健康な人は基本的にはぎっくり腰にはなりません。

 

ぼくは中1の時に馬とびをしていて、前の馬と手前の馬の間にエビぞり状態出落ちてしまい、ぎっくり腰になってしまいました。

 

ぼくは運動ばかりしている健康体でしたから普通はぎっくり腰にはならないんですが、馬とびでのそれは物理的に強制的に腰を痛めてしまったので、珍しいタイプです。

 

普通のぎっくり腰の多くは、すでに腰や、お尻や背中につかれが溜まっていたり、筋肉が凝っていたり、麻痺していたりする状態が続いていて、その延長で起きてしまいます。

 

そういった疲弊した筋肉が物をもち上げるなどの何かの拍子に炎症を起こしてしまうのがぎっくり腰です。

 

いきなりぎっくり腰になるのではないです。

 

というわけで、ぎっくり腰の痛み自体は急性的なものなので冷やすとよいですが、そもそもは慢性的なダメージを抱えているので、急性期が過ぎたら温めモードにしていくのがよいです。

まとめ

冷やすとき

・炎症があるとき(怪我の急性期)

・じっとしていても痛い時

・貼るなら冷湿布

・風呂は入らない。入ってもさっとシャワー

温めるとき

・炎症がないとき

・こりなどの慢性的な症状

・貼るなら温湿布

・風呂OK。温泉ならなおOK。

 

おしまい

 

written by SEGE

足の親指の第一関節が痛いのを治す

足の親指の第一関節が痛いのを治す

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薦め度☆☆☆☆

真剣度☆☆☆☆

難易度☆☆☆☆

技術度☆☆

解決度☆☆☆☆

対象:息子の左足親指の第一関節

症状:常に痛い

治し方

原則に従って、痛む部分よりも体幹に近い方の関係する筋肉にアプローチします。

 

とはいってもこの場合足の指の関節なので、体幹に近い方以外にアプローチしようもないですが。

 

足の裏や足首をまず触りましたが効果なしです。

 

なのでふくらはぎの付け根を狙います。

 

ふくらはぎの筋肉は足の指までつながっているのです。

 

親指側のふくらはぎを押します。側面から指を入れた方が奥の筋肉にアプローチできます。

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「いてててて!」

 

ここが痛むということは、ここに原因がありそうです。

 

押したまま足の親指を曲げたり伸ばしたりさせます。

 

「痛みはどうですか。」

 

「なくなった。」

 

解決です。

まとめです。

痛む部分より体幹側の関係する筋肉を押し、押した部分が痛い場合はそこが原因の可能性が高いです。

おしまい

 

ご拝読ありがとうございました。

人生最大のピンチ「実はおれ○○なんだよ」

今週のお題「人生最大のピンチ」

「実はおれ○○なんだよ」

ぼくはかつて日本一周ではなく日本二周をしたことがある。

 

都道府県で歌を歌いながらヒッチハイクでまわるという旅だ。

 

2年という長い旅だったので、当然いろいろなことがおきた。

 

今日のお話はその中の北海道での一日のことである。ちなみに、日本二周の旅小説をnoteで書いているので、そちらもぜひ読んでほしい。

夢をかなえたら本当の夢をかなえよう~日本二周ヒッチハイクの歌旅~第1話<回顧小説>|SEGE|note

 

―この日のことは記録には残っていないが、会話の一言一句を今でも鮮明に覚えている。それはなぜかというと・・・ー

 

星空を天井にして寝るのはロマンチックだ。インドでもパキスタンでもゲストハウスの屋上でよく寝ていた。

 

朝、顔を海の塩まじりの湿気でじっとりさせながら日の出とともに目覚めると、さっそくぼくは函館を出発した。

 

函館からどうするのか。行きはフェリーだったから帰りもフェリーか。

 

(でもなあ、それはつまらないなあ。津軽海峡には青函トンネルもあるじゃん。)

 

ぼくはそう思って、帰りは青函トンネルを使おうと考えた。

 

でも、これはヒッチハイクで全都道府県を回る旅。「移動はヒッチハイク」という原則(ぼくの勝手な)を崩しては、ずるくなってしまう。

 

とは言っても海をヒッチハイクで渡るわけにはいかない。だから本州から北海道に渡るときは最短距離の大間からフェリーで渡ってきたのだ。

 

それなら津軽海峡を鉄道で渡ったっていいか。ただし、函館から乗るのではずるすぎる。

 

そこで、北海道と青森の一番海峡寄りの駅間だけ乗ってよいというルールにした。そうすれば最短になる。

 

でも実のところ、旅のつわものの中には海もヒッチハイクで渡る人もいるとすでに聞いていた。

 

一つは前日、前さんが教えてくれたフェリーに乗る車に乗せてもらうという方法。でも一人分の運賃を余分に払ってもらわなくてはならない。

 

それを承知でこちらから声をかけるのは心臓に剛毛でも生えてないとできない。少なくともぼくには怖くてできない。

 

運がいい人はこっそりトラックの荷台に隠れさせてもらうなんて人もいるという。

 

でも海ヒッチのつわもの情報はこれにとどまらない。それは船をヒッチハイクする人がいるということだ。

 

まさか。

 

ぼくはそういう情報を聞くたびに首をふって「ありえない!」と心の中で叫んでいた。

 

でも同時に、「なんでお前はやらないんだ?不可能じゃないだろう?船ヒッチしろよ。してみろよ。」と自分自身にナイフを突きつけていた。

 

そうやって日々精神を消耗させていたのである。

 

無論、いろんな言い訳を心に張り付けて、海ヒッチを選択肢から追いやり、一番無難な「海は車以外の交通手段を使ってよい。だたし最短距離のみ。」というルールを採用した。

 

北海道の列車の玄関口は函館だと思っていたが違う。函館は特急の駅の玄関口であって、普通列車は函館ではない。

 

函館の道行く人を捕まえて聞いてみた。

 

すると普通列車の北海道の玄関口は知内(しりうち)という駅だという。そして知内は北島三郎さんの故郷なのだそうだ。

 

ぼくは朝日がのぼる中、知内を目指した。

 

その日のヒッチハイクは歩きながらヒッチハイクをする方法を採った。

 

ぼくの通称「歩きヒッチ」だ。

 

歩きながらというのは、行き先を書いたスケッチブックをバックパックの背中にかけて、道の左側を進行方向に向かって歩くという方法だ。

 

こうすることで自分自身は歩いて目的地に近づきながら、同じ進行方向の車に行き先を見せつつ進むことができる。

 

ここまでにも何度か試していて、ちゃんととまってくれる。

 

その日は晴れていた。気持ちよい晴天の日だった。左手に海と青い空。背中に朝日。

 

函館から海沿いの幹線道路をひたすら南東へ向かう。バックパックと「日本二周」と書かれたギターケースを右手に持って。

 

ぼくは、ファミリーマートを通過した。ふと店の方を見ると、店内から出てきた30代くらいのお兄さんがぼくに手を振っている。

 

(もしや。)

足を止めておじぎする。お兄さんは手にビニール袋を持っていた。

 

「乗ってきなよ。コーヒーとおにぎり買ってあるから。」

 

(まじで?!うれしすぎる!めっちゃウェルカムじゃん!これはホッとする!)

 

「さっき見えたから先回りしておいたんだよ。」

 

これが「歩きヒッチ」の威力だ。ちゃんと運転手さんたちに伝わっている。

 

車の中での話は盛り上がった。

 

お兄さんの名前は「まささん」。

 

「芸名だよ。」

 

(おもろい人だな。芸名とか言っている。)

 

「今仕事さがしてる最中でさ。まあいざとなったら体売ればいいしね!」

 

「またまたあ。何言ってるんですか(笑)。」

 

こちらにもいろいろ質問してくれて、会話が弾む。すごくいい人だ。

 

「君の笑顔はいい笑顔だね。」

とか、ほめてもらえた。

 

(ああ、ええ人や。今日はラッキーやあ。)

海沿いの道はだんだん海から離れ、少しひっそりしてきた。

 

「あとで、あることが分かるよ。」

「え?何ですか?」

「いや、まだ言えないんだよ、」

「またまたあ。またなんか面白いことでしょ?」

 

そんな感じでフレンドリーにやりとりが続いた。

 

「もうすぐ知内だよ。知内っていうのは山しかなくてね。北島三郎の歌しか流れてない。さぶちゃんの歌がやまびこで響いてる。」

 

「へえ、そうなんですか。ところで、さっき言ってた、『あとで分かること』って何ですか?

 

「ああ、もうすぐだよ。知内に着いたら分かるよ。」

 

まだ、教えてくれない。そして車は人里を離れ、まわりは山だけになっていた。知内に入ったようだ。

 

「もう知内ですか?」

「そうだね。山しかないでしょ?役所でもサブちゃんの歌流れているんだよ。」

「さっき言ってたの何ですか?」

「ああ、あれ?あれはさあ、言っていいの?どうしようかな。」

「いやいや、教えてくださいよ。もう」

「実はおれ、、、ホモなんだよ。」

 

(なんだってーー!そうか、そういうことか!芸名!体売る!君の笑顔いい!いやまてまてまてまてまて!この状況はやばい。襲われるのか?どう乗り切る?とりあえず敵対心を向けてはいけない。怒らせてはいけない。体格的に絶対叶わない。)

 

まささんは、めっちゃごつい体だった。

 

「あ、そうなんですか?!」
と普通に返した。

 

「そうなんだよ。ここはさあ、どんな大声出してもやまびこしか返ってこないんだよ。」

(やばい!めっちゃこわいこと言ってるこの人!おれは今絶体絶命だってことだろ。)

「いやいや何言ってるんですか?もう。」

とあくまでも明るく返す。

 

「じゃあ、ベルト外して。」

 

きたーーーーーー!

 



本当にきたーーーーーー!

 

(どうする?どうする?一番言われたくないこちらの恐怖の核心をついてきた。なんとか切り抜けろ!あくまでもマジで受け止めてはいけない。)

 

「ハーーイ!ハズシマス♡」

とおちゃめに言ってみた。手はベルトを外すふりをしただけ。

 

「アッハッハッ!」

 

まささんが笑ってくれた。うまく返せたのかそれ以上何も求められず、冗談に変換するということをうまくぼくはやってのけたのだ。

 

間もなく車は知内に着いた。知内は1日に2本しか列車が来ない。さみしい駅だ。でもロータリーはちゃんとあり、最近できたのかわりときれいだ。そこでおろしてもらった。

 

「ありがとうございました!」

「じゃあね。がんばってねー!」 

 

まささんと笑顔で別れることができた。

 

「ふぅーー。」

(危機を乗り越えたぞ!ん?タバコを車ん中に忘れた!貴重なタバコを。やっちまった!)

 

一人無人のロータリーにたたずんでいると車が戻ってくる。

 

「タバコ忘れてるよ。」

 

まささんが届けにもどってきてくれたのだ。ありがたい。

 

(やっぱり悪い人じゃなかったんだよな。おれの目は間違えてなかった。信じてよかった。)

 

「旅は人を信じなければ成り立たない。」

 

それがヒッチハイクの旅で大事にしていった言葉となった。

 

written by SEGE

 

これも読んでみてね。

note.com

 

足首が痛み、歩くとさらに痛くなるのをふくらはぎをつまんで治す

足首が痛み、歩くとさらに痛くなるのをふくらはぎをつまんで治す

f:id:SEGE:20220803192114j:image

薦め度☆☆☆☆☆

真剣度☆☆☆☆

難易度☆☆☆☆

技術度☆

解決度☆☆☆☆☆

対象:小4息子の左足首

症状:常に痛いが、歩くと痛みが増す

 

成り行きと見立て

息子はラグビーを習っていて、その後痛くなったのでおそらくその影響だと思われます。

 

また、常に痛いということは打撲とか骨折とか、炎症が起きている状態、もしくはそれに近い状態です。

 

息子に聞いたところ、ぶつけたわけでもなく、ましてや骨折したわけでもないので、筋肉にかなり疲労がたまっているのかなと思いました。

 

そうすると足首に関わる筋肉にアプローチするというのが、まず最初にすることです。

原因を見つける法則

・痛む場所よりも体の中心に近いほうにある筋肉に当てをつける

この場合足首なので、足先の方ではなく、ふくらはぎが一番最初の候補となります。

 

とりあえず、状態を確認します。

テスト

どの動きで痛むのか確認します。一連の流れは最後の動画を見てください。

・歩行→痛みが増す

・しゃがむ→痛み変わらず

・つま先立ち→痛み変わらず

 

ということは、歩くという動きの中に原因があります。

 

反対に、治すポイントも、動きの中にあるということです。

治し方

何もしなくても痛いということは、筋肉が炎症に近い状態になっていると思われます。

 

筋肉内にとどまっているそういった物質を収める、押し出すというイメージで、筋肉をはさみます。

 

歩くと痛いということは、歩かせながら手当をするとよい可能性が高いです。

 

これは盲点なのですが、多くの手技は体を静止したまま行います。

 

でも、動かしながら行わないとあまり効果がない場合もあります。

 

今回はそういったケースです。

 

・ふくらはぎの足首の少し上の筋肉を両側からはさむように押さえます

 ↓

・足首の痛みが消え、押さえたところが痛くなる

 ↓

・ということは、この押さえたところあたりに原因があるということ

 ↓

・手を離して歩かせるとまだ痛みはあります

 ↓

・今度は、さきほど押さえたところを、押さえたまま歩かせます

 ↓

・これで痛みが、最初を10とすると3に減りました

 ↓

・押さえる場所を少し変えればさらに改善する可能性があるので、少し上、つまりさらに筋肉の太い部分を押さえて歩かせます

 ↓

・痛み0に!

 

翌日以降、痛みは出ませんでした。解決!

動画

youtu.be

まとめです。

 歩いて痛いときは、手当をしながら歩かせるとよいです。

筋肉は、というか、人間の体は化学反応を起こしています。

 

指圧やマッサージといった物理的なアプローチでその化学反応を促進させることができます。

 

痛みを生んでいる物質も、その化学反応によって収まります。

 

また、止まった状態で指圧などを行うよりも、筋肉を使わせながら手当をするほうが、化学反応はより起こりやすくなります。

 

参考にしてください。

 

おしまい

 

ご拝読ありがとうございました。

ipadの保護フィルムに入ったゴミと気泡をとる

ipadの保護フィルムに入ったゴミと気泡をとる

今日の前置き

おはようございます。SEGEです。

 

最近はタブレット端末を貸与する学校が当たり前になってきました。

 

うちは東京の調布市ですが、子供たちはipadを貸与されています。

 

今まで我が家に1台だったのが、娘が1年生になって、我が家にipadが2台になりました。

 

見かけがそっくりなので、娘が間違えてお兄ちゃんのを使うと、よくお兄ちゃんがぶち切れてます。

 

自分のだと思って自分のパスコード入れ続けるとロックしてしまいますよね。

 

娘、それやりそうなので。

 

これ、家にipadが複数ある家庭のあるあるですかね。

 

さて、今日はその学校から借りているipadに不具合がありました。

 

それで学校を通して修理に出したら、保護フィルムの中にゴミと気泡が入ってもどってきたという件です。

 

困ります!

 

ちゃんと戻せないならむしろはがしたまま別の何かに貼り付けて戻してほしいくらいです。

 

ぼくは、自慢じゃないですが、保護フィルムを貼るのうまい方です。

 

せっかくがんばって貼ったのになあ。

さて本題です。

ipadの保護フィルムに入ったゴミと気泡をとる

薦め度☆☆☆☆

真剣度☆☆☆☆

難易度☆

技術度☆☆☆☆

解決度☆☆☆☆☆

対象:息子の学校から貸与されたipadの保護フィルム

症状:ごみと気泡が入っている

 

見立て:地道に取り除くしかないですよね。

 

ただ取り除くと言っても、どうやって取り除くかです。

 

大事なのは道具です。

 

保護フィルムを買うと、ほこりとりのツールがついて来ますよね。

 

あれを使います。

 

捨てずにとっておいてよかったです。

 

それと、以前に自分でiphoneバッテリーを交換するというのをやったことがあり、その時に購入したスマホ分解ツールも用意しました。

 

道具

左がとっておいた布やシール。右が分解ツール。ピンセットとすき間に差し込む道具が使えそうです。

f:id:SEGE:20220724155326j:image

作業

大きく2か所にゴミが入っています。表面の汚れをとるとはっきりとゴミが見えてきます。

f:id:SEGE:20220724155305j:image

ほこりとりシールでゴミをとる

余っていたシールが活躍します。

 

ゴミの裏側にシールを差し込み、ゴミをキャッチ!

f:id:SEGE:20220724155337j:image

f:id:SEGE:20220724155319j:image

 

これで一件落着!ぴっかぴか。

f:id:SEGE:20220724155323j:image

まとめです。

保護フィルムはゴミが入ってもやり直しがききます。こういう時のために、貼り付けセットは捨てずにとっておきましょう。

おしまい

ご拝読ありがとうございました。

 

YouTubeMusicにアップロードすると文字化けするのを回避する

YouTubeMusicにアップロードすると文字化けするのを回避する

今日の前置き

こんばんは。SEGEです。

 

サブスクが当たり前になっている現在、そもそもCDの曲をスマホに取り込む人なんてもう絶滅危惧種かもしれません。

 

サブスクにまだ抗っています。

 

流されている曲を聴くのではなく、自分が選んだ曲を聴きたい。

 

いや、それほど必死にいい曲を探せているのではないのだけれども、音楽をやっている身としても、どうしてもこだわってしまっています。

 

その辺ぼくはやはり昭和の人間なのでしょうか。

 

でもそれだけに、自分で曲を取り込んだり、移したりするこういうアナログ的な操作(CDの扱いがアナログというのも変ですが)のやり方は、むしろ価値があるかもしれません。

 

何年か前、ぼくは今まで持っていたCDをすべて「goole play music」というアプリに入れていました。

 

「goole play music」は、現在の「YouTubeMusic」の前身なのですが、無料で使用でき、無限に曲を取り込め、クラウド上で再生できるアプリだったので、非常に便利でした。

 

そうすることで、スマホの容量を食わずにCDに入っていた曲をスマホで簡単に聴けるんです。

 

めっちゃいいですよね。ところが「goole play music」は数年前にサービスを終了し、現在の「YouTubeMusic」に代わってしまったんです。

 

ほとんど同じようなアプリなのですが、バックグラウンドで再生できない、曲検索がいまいちなど、使い勝手が少し悪くなりました。しかもサブスク契約を毎回要求してきます。

 

まあ、何とか使えていますが、ここ何回かアップロードでつまずいてます。

 

文字化けして、解決方法を探してみましたがあまりいいものがありませんでしたので、ぜひ参考にしてください。

さて本題です。

YouTubeMusicにアップロードすると文字化けするのを回避する

f:id:SEGE:20220718202013j:image

薦め度☆☆☆☆☆

真剣度☆☆☆☆☆

難易度☆☆☆☆☆

技術度☆☆

解決度☆☆☆☆☆

対象:PCのYouTubeMusic

症状:CDの曲をアップロードすると曲名などが文字化けする

 

成り行きと見立て

星野源さんのCDをアップロードしていたところ、完全に文字化けしています。

 

確か先日アップロードできたほかのCDもあったので、何かしら解決の糸口はありそうだなと思いました。

 

YouTubeMusicへのアップロードの仕方は、これを読んでいる方は使っているでしょうからわかると思いますが、

・PCにまず曲を取り込む

  ↓

・YouTubeMusicを開く

  ↓

・YouTubeMusicのアプリケーション上にPCに取り込んだファイルをドラッグする

という手順でアップロードが始まります。

 

見立てとしては、

①アップロードする端末を別のPCにしてみる

②PCへの取り込むときのアプリケーションを変えてみる

の2つを考えました。

解決方法

①の端末を変えてみるでは、文字化けは変わりませんでした。

 

詳しいことは分かりませんが、これはデータの形式がCDとYouTubeMusicでは違うために起こるようです。

 

なのでデータの形式がYouTubeMusicに合うようにする必要があるようなのです。

 

そのための方法がネット上にありましたが、ぼくはそれではなく簡単に解決する方法を見つけました。

itunesを使う

PCを持っている方ならitunesは使えると思います。特に曲をCDから取り込むなどの作業をする人はitunesを使用することにあまり抵抗はないと思われます。

 

解決の手順

・PCのitunesにCDから曲を取り込む

  ↓

・PC上の「ミュージック」フォルダの中に、itunes内の曲が収まっています。

  ↓

・そこにある曲のファイルをYouTubeMusicにドラッグする

 

そうすると、文字化けせずにアップロードできます。

f:id:SEGE:20220626203624j:image

まとめです。

CDからYouTubeMusicに曲をアップロードするときは、まずitunesでCDをPCに取り込みましょう。

おしまい

 

ご拝読ありがとうございました。