横殴りの強い長い雨の日だけサッシから雨漏りする原因を探る
薦め度☆☆
真剣度☆☆☆☆
難易度☆☆
技術度☆☆
解決度
対象:家の1階リビングの大きな窓のサッシ内側上部
症状:横殴りの強い長雨の時だけ雨漏りする(数年に1回程度でまだ2回目)
成り行きと見立て:
先日2022年9月の大雨の時に、夜リビングにいると何かリズミカルな音が聞こえてきました。
「ピタッ。ピタッ。・・・・」
音のありかを確かめると、窓のサッシから雨漏りです。
「かあちゃん、雨漏りしてる!」
「え?また?」
そう。たしか2年前くらいにも同じことがありました。
その時も横殴りの強い雨が続いた日だったので、同じ条件です。
ちなみに2019年の台風での大雨のときは雨漏りはなかったです。おそらく横殴りの雨ではなかったからだと思います。
なので横殴りの雨の時だけ雨漏りするということが原因をさぐる手がかりの一つだと思います。
雨漏りの場所はサッシからで、サッシの金属のところ以外はぬれていません。
また、この家は中古で20年近く経つのですが、サッシ以外の天井や壁にシミや傷みは見当たりません。
さわって盛り上がったりぼこぼこになっていたり、柔らかくなっているところもないです。
そうすると水は内側ではなく、外壁側から入ってきて、サッシの上に水が落ちてきていると思われます。
それに、このサッシの上にはトイレなどの水場は全くないので、外からの水が入ってきているとみてまず間違いないでしょう。
なので、家の外側からどこかにすき間がないか調べてみました。
雨漏りの様子と外壁の様子の動画
雨漏りの様子と、すき間がどこかにないか調べている様子を動画でごらんください。
横殴りの雨とはいえ、上からかぶさっているすき間に雨は入りません。
まさか下からは入り込まないので。
何も上にかぶさっていない部分にすき間があればそこから入っている可能性大です。
動画では、窓のすぐ上にはすき間はなく、窓の上の屋根と壁との境目にすき間らしきものと、壁にひびが見つかりました。
そこが一番濃厚です。
かりにそこでないとしたら、さらにその上にある2階の出窓や、屋根裏の換気口あたりにも原因があるかもしれません。
ただし、2階やその上の屋根裏には雨漏りによるシミは見当たらないので、そこが原因ではないようにも思います。
今回は見つけたすき間らしきところに防水テープをはって応急処置としました。
雨漏り個所を確かめる方法
ぼくの気持としてはこれはやりたくないです。
というのは、雨漏り個所を確かめるには、原因らしきところに水をかけ続けて、実際に雨漏りさせる必要があるからです。
そうしなければ本当にそこから雨漏りしているかは分かりません。
でもそのかわり、家の構造を濡らしてしまうことになるため、ぼくは正直やりたくないのです。
なので今回はやりませんでした。
「次に大雨ふったときにわかるんじゃない?」と思うかもしれません。
でも自然の雨がふっているときは、家全体が雨にあたっているため、一体どこから水が入っているかわからないのです。
なので、雨が降っていない時に、めぼしいところに局所的に水を当てる必要があります。
我が家の場合は数年に一回なので、次に大雨が降って雨漏りをしてしまったら今度こそしっかり確認をしたいと思います。
それまでは防水テープが守ってくれていると願いながら。
まとめです。
雨漏りは屋根だけでなく外壁からくることもある。また、雨漏りではなくても、家の内部の配管から漏れていることもある。もれている場所から推測していきましょう。
おしまい
ご拝読ありがとうございました。