飛び降りて痛い足首(関節の曲げすぎ)
飛び降りの着地でかかとがおしりに当たってしまいます。
薦め度☆☆☆☆
真剣度☆☆☆☆☆
難易度☆☆☆☆☆
技術度☆☆☆☆
解決度☆☆☆☆
対象:4歳娘の足首
症状:
おしりの痛みはすぐにおさまり、足首が痛みが残る。 歩いたりつま先立ちすると足首の甲側の付け根が痛い。
成り行きと見立て:
ふすまから飛び降りるのが楽しくて何度もやっているうちに、着地した後泣き始めた。
娘「あそこが痛いーー。」
よくよく聞いていると、自分のかかとが股間にあたってしまったそう。
なんともおバカなけがです。
これは足首がおしりと地面にはさまれているので、かなりの圧力が足首にかかったはずです。
けがをしたその逆をやってあげると治まるというのがSEGE手当ての基本なので、足首を伸ばす方向に手当てしてみます。
圧力で足首が開いた(水平方向に)可能性があるので、足首を締めてみる。これで痛みが少し軽減したので、この状態で足首を数回曲げ伸ばしさせます。
また、足首を曲げるのに関係する足の甲に横引きを行います。横引きしながら足を曲げたり伸ばしたりさせます。痛まないことを確認します。
手当てをするたびに歩かせて、痛みを確認します。痛い場所がその都度移っていきます。それは治っていっている証拠です。
4歳の娘でもその都度、「ここが痛い」「今度はここ」「こっちが痛い」と言ってくれます。
痛みが出た場所を横引きして動かしたり、圧縮して動かしたりすることで、どんどん症状が小さくなっていきます。
足首を伸ばす方向に筋肉をもみほぐします。垂直方向へは関節は圧縮されたと思われるので、関節のつまりを開放していくように手当てします。
一連の手当てを合わせて動画にしてあります。
これで痛みはいったん全てなくなりました。
翌日また痛いというので、もう一度手当て。着地の際に足の裏も開く方向に圧力がかかったはずなので、足の裏をへこますように、足首を伸ばします。
この後痛みは訴えなくなりました。
考察:一番効いたのは関節を伸ばす方向への手当てです。2日目は足の裏も含めて手当てしました。これも有効だったようです。やはり、けがをした時と反対の方向への手当てが効くと思います。
けがをして、筋肉や関節がどう変化させられたか、ということをイメージすることが大切です。
たとえば、圧迫されていたら広げる。広がっていたら圧迫する。ということです。
まとめです。
足首を曲げすぎて痛めたので、そのつまりをなくしてあげる反対の方向に手当てする。
こうした因果関係を理解して、みなさんがご家庭でも簡単に痛みをとることができるようになったらよいなと思っています。
おしまい
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