自分でなおす!物も体も心も!

素人が何でも自分で直す・治す記録。日常で壊れる物、痛む体、悪い癖、物も体も心もなおす小ネタから専門的なことまで。直らない時もあるけど。それも含めてぜひご自分の生活に活かしてください。written by SEGE

中国のローカル列車で食べたカップラーメン【給湯器が車内にある】

今週のお題「ラーメン」

中国のローカル列車で食べたカップラーメン【給湯器が車内にある】

かれこれ20年以上も前のことですが、ぼくはモンゴルに行くために中国経由で行きました。

 

神戸港から燕京号という船で2泊3日で天津港へ。

 

天津からその日のうちにバスで北京へ。

 

そして北京からシベリア鉄道の支線を北上していくとモンゴルに入れます。

 

この場合のモンゴルは外モンゴルという独立国で、内モンゴルを北に抜けたところにあります。

 

ぼくはフェリーの中で日本人の若者男子4人と、モンゴル人と、日本人と韓国人のカップルと仲良くなり、そのうちの若者4人と一緒に北京で一泊しました。

 

このうちの一人とは今でも親交が続いています。

 

翌朝モンゴル行きの列車に乗るため、若者4人とお別れし、ぼくは一人北京駅に向かい、寝台列車に乗り込みました。

 

この寝台列車がかなりきれいなのと、一部屋に2段ベッドが2組ある部屋なのですが(つまり4人部屋)、ぼく以外の3人は20代の女子3人組というありえない組み合わせでした。

 

3人組は中国人の女子で、とても明るく、奇策に会話をしてくれました。

 

すごくラッキーです。

 

「さあて、ゆっくり寝るとするか。」

 

と思って目をつぶると何か違和感が。

 

(パスポートがない。)

 

お腹にしまってあるはずのパスポートがないのです。

 

(しまった。宿においてきたのかも!)

 

そう思ったら一刻も早く降りなければなりません。

 

ぼくは3人組の女子に、「パスポートがない!!降りる!」と中国語で叫ぶと、女子たちはニコニコしながら「え!?大変だね!じゃあね!」という感じ。

 

ぼくはぼくで明らかにピンチなのに(やはり旅だあなあ。やばいけど面白い展開だなあ。)とも内心思っていたし、彼女たちの明るい応対が嬉しかった。

 

(あー、このまま一緒に行けたらもっと楽しかったんだろうなあ。)

 

彼女たちと会話がずっとはずむかは正直不安もあったけど、残念。あの子たちにぼくはどう語り継がれていくのだろうか。

 

ぼくはとにかく次の停車駅で降りた。

 

そこは無人駅で、駅には売り子が一人いるだけのド田舎の駅だった。

 

トイレはドアがなく、水洗でもなく、溝があるだけ。

 

ほぼ野外でしているような感じ。

 

いわゆる中国式のトイレ。う○こは流されず、ただそこにずっとある。

 

路頭に迷いながら、北京に戻る手がかりを得ようと売り子のおばちゃんに聞いてみる。

 

「次のに乗りな。」

 

なるほど。それしか情報は得られない。

 

そして次の列車が来た。

 

列車の中で車掌に聞くと、次の駅で降りて9番のバスに乗れば北京に戻れるということらしい。

 

ぼくは言われた通り、次の駅で降りてバスを探した。9番バスがあった。

 

でも、本当にこのバスが北京まで行くのか。

 

そもそもここはどこなのか。

 

ぼくは不安を抱えながらバスに揺られる。するとバスが止まった。

 

でもあきらかに北京じゃないし、早すぎる。

 

外の景色を見た。

 

なんと「万里の長城」だ!!

 

えー!!ここで降りて見たいけど、今は北京が優先だ。しかたない。

 

パスは万里の長城を経由しただけで、また走り出した。

 

そしてぼくは無事北京にたどり着いた。

 

ぼくが泊まった宿は「招待所」と言って、中国人しか泊まれない安い宿泊施設だった。(2005年あたりの話)

 

そんなところにパスポートを置いていって、正直保管されているとは思えなかった。

 

やっと宿にたどりついて、受付の若い女の子に聞いてみる。

 

「パスポートを忘れてしまって。」

 

「ああ、あるよ!」

 

「え??!!」

 

そして本当にあった。ちゃんと保管しておいてくれたのだ。

 

受け付けの女の子は「バイバイ!」と明るく言ってくれた。

 

(なんだ。中国人の商売人でえげつないと思ってたけど、良い人もいるんだなあ。先入観はよくないよくない。本当にありがとう!!)

 

さて、せっかく買ったモンゴル行きのチケットをぼくは無駄にしてしまったが、あきらめなかった。

 

ぼくは数日後、再びモンゴル行きの列車に乗った。

 

ところが今度の列車は少し旧式の列車だった。

 

列車の中を動き回っていると、連結部分に給湯器がある。

 

どうやら中国の人達は列車ないでこの給湯器を自由に使ってよいようだ。

 

これは日本では見たことがない。

 

カップラーメンは日本人が発明したけど、この使い方は日本人は思いつかなかったな。)

 

ぼくはカップラーメンを食べたくなった。でも、その時はまだ持ち合わせていなかった。

 

ぼくはこの列車に乗るまではこのシステムを知らなかったので、仕方がない。

 

(帰りの列車では買いこもう。)

 

カップラーメンなら保存がきくからこれはとてもいいサービスだと思う。

 

そして中国のカップラーメンは日本で言うと、スーパーカップのサイズと同じようなものが多い。

 

味もうまい。

 

というか、お店で食べる中国のラーメンは日本のラーメンとだいぶ違うが、カップラーメンについては日本のカップラーメンと近い気がした。

 

列車内の給湯器を使ってカップラーメン食べる。

 

またやってみたい。

 

ちなみに、中国の長距離列車内では、ひまわりの種を食べる中国人をたくさんみかけた。

 

殻をどんどんその辺の床に捨てていくのが、なんともらしいなあと思いつつ見ていました。

 

今はどうなんでしょう。

 

おしまい

 

written by SEGE