今週のお題「わたしは○○ナー」
ぼくはダイチャラ―
ぼくは奥さんにはよく「ポイントマニア」と言われていました。
要するにTポイントとかのポイントの活用に詳しいということです。
でもそう言われ始めたのはもう10年以上前のこと。
今ではぼくのポイントマニアレベルだと、もはや大して目立つものではないかなとは思っています。
それでも一応頭使ってやってますが。
だからポイントの集め方について書いてもいいんですけど、でも「○○ナー」にあてはめるとしたら「ポインタラー」とかしっくりこないですよね。
何かないかなあと思ってて、先日先輩と飲みに行った時に「これだ!」と思いました。
ダイチャリとは
ダイチャリを知っていますか?レンタル自転車ですよね。
最近は街角でたくさん見るようになりました。
特にファミマにステーションが多い気がします。
このダイチャリをここ数か月で急に活用するようになっています。
そもそもぼくがダイチャリを使いたいなと思い始めたのが、終電で寝過ごした時対策です。
終点の駅になくても何とか行けた駅にダイチャリがあればがんばって帰れます。
あと、例えば行きは京王線で行ったけど、帰りは付き合いで小田急線になってしまったという場合です。
そういう時、小田急線からダイチャリで家に帰れたらいいなというのもあります。
次の日ダイチャリで自分のチャリを取りに行きます。割り増し料金のタクシーとかに乗るよりはるかにいいです。
それでいつでも使えるようにアプリを入れていました。
このダイチャリ、もしかしたら都心部でしかニーズがないかもしれませんね。
逆に都心部ならかなり有効活用できます。
その理由の一つが安さです。
ぼくが使い始めた当時は最初の15分70円という設定でした。
駐輪代より安かったです。めっちゃ安かったです。
現在は最初の30分130円になっています。
それでもバスより安いです。往復でダイチャリ乗っても260円ですから。
ほぼバスの片道ですよね。
しかも電動アシストです。快適ですよ。
また、ダイチャリのメリットの一つは乗り捨てであるということです。
自分の自転車だと止めた場所に必ず戻って乗って帰らないと行けません。
でもダイチャリは乗り捨てなので、はじめに使った経路ではないところからまたさらに使うこともできます。
仕事で使っている人もいるかもしれません。
ぼくは学生時代にメッセンジャーのバイトをしていたことがあります。
その仕事は企業間の書類を都内のいろいろなところに配達するという仕事でした。
当時ダイチャリがあればめちゃくちゃ使っていたと思います。
1件目は新宿から四ツ谷まで。2件目は四ツ谷から半蔵門まで。3件目は半蔵門から・・・などとタクシーや地下鉄やバスに比べてかなり安く、すばやく移動できます。
この前ウーバーの方がダイチャリに乗っているのを見ましたが、その方は出先でダイチャリをチャーターしてどこでも配達しているのかもしれません。
ダイチャリの使い方
アプリで借りられる場所を探す
黒い自転車のところをタップします
↓
予約する(支払いのカード登録しておくと楽)
↓
自転車のところに行って開錠する
↓
開錠すると返却予約に進むことができます
↓
乗ります
↓
返却予約した場所に返します
↓
返却手続きをします
注意点
・バッテリーに注意
ダイチャリはいろいろな人が使っています。バッテリーがほとんどない場合もあります。
アプリで予約する時に、スマホでその自転車のバッテリー残量が分かります。確認しましょう。
・時間に注意
予約は30分前から借りられます。
「直前に借りればいいでしょ」と思うかもしれませんが、さっきまで空いてたのにもう借りられないということがあります。
あらかじめ予約しておかないといけない時もあります。
返却の予約も30分前からです。
これも早く予約しておかないと、返そうと思ったらもう埋まっていたとなると「どこにも返せないじゃん!」ということが起きます。
これの何が悲劇かというと、そこからまた返却場所を探そうと思ったら全く近くに空きがなく、ものすごい遠くに返さないといけないということになるからです。
「家に帰ろうと思ったのに、家から遠くなる!しかも30分で返せると思ったのに1時間かかった!」なんてお金もかかってしまって最悪ですよね。
・終電間際の駅からのダイチャリに注意
駅周辺から借りられる自転車がなくなるというのは想像がつくと思います。
なので電車に乗っている最中から予約している方がいいと思います。
でも問題はそれよりも返却場所です。
乗ったはいいけど家の近くの返却場所が埋まっているということがこの前実際にありました。
ぼくの中では、「家の近くに返せばいいよね」と当然のように思っていたのですが、一番近くても家まで歩いて20分という状況でした。
期待がうらぎられ「ガーン」です。
つまりその時間帯は家に帰る人が多いので、住宅地側のステーションが埋まってしまうのです。
この対策としては、借りる前に一度返却箇所の空きを確認しておくということでしょう。
「もうすぐ埋まりそうだから早めに帰ろう」という判断がそれでできると思います。
・ごみに注意
かなしいですが、ダイチャリに乗ろうと思ったら、かごにごみが入っているということはけっこう多いです。
そのごみを捨てる場所も近くにない。そもそもさわりたくない。ごみを乗せたまま走りたくない。
その通りです。そういうことも想定しておいてください。
・自転車の状態に注意
サドルがすごく高くて乗ろうと思ったら転びそうになることも。
「え?どんだけ高いの?外国人?」とその時は思いました。調整しましょう。
また、チャリがすごくボロい時もあります。
現地について借りようと思った時、他にも乗りやすそうなチャリがあれば予約しなおして乗りましょう。
・返却手続きに注意
返却手続をちゃんと終了させないとずっと課金されます。ぼくも一度ありました。
ぼくはすでに何度か使っていたのでミスはないはずでしたが、返却受理されていませんでした。
そうすると一晩で数千円かかります。
ぼくは事情をサポートに説明したところ、今迄の使用履歴から信頼してもらい、その回に限り課金を免除してもらえました。
ほんと、ラッキーです。
返却手続き完了のサインとしては、完了できたらすぐに通知が来るのでそれを判断材料にしましょう。
・予想外のトラブル
このシステムは乗っているお客さんのマナーに頼っています。
「前の人、こんなのに乗ってたの?故障してるじゃん。」ということも実際ありました
そういう時はサポートに対応してもらえますが、残り1台のチャリを借りる時は覚悟がいると思います。
時間の余裕などがないとき、代わりのチャリはないのでその1台に頼るのはリスクありです。
ぼくのダイチャリ活用術
ダイチャリのよさは、自分が支払ってあげれば誰かといっしょにチャリで移動することができるというのがぼくのすごく楽しい使い方です。
もう一つは、行きと帰りはちがうルートにできるということです。
こんな風に使っています。
1.電車通勤の先輩にダイチャリを借りさせ、うちの近くの飲み屋に行く。
2.職場近くから同僚にダイチャリを使わせ(ぼくが払い)、ぼくは自分のチャリに乗って一緒に飲みに行く。
3.職場から出張し直帰するとき、自分のチャリで通勤せず、ダイチャリで通勤する。帰りは自分の自転車のことは気にせず、どこで飲んでも帰れる。
4.出先でいろいろ移動しそうなとき、とりあえず行きは近くの駅までダイチャリで行っておく。
例えば行きは調布パルコに寄ってから新宿に行きたいけど、帰りは経堂によってから帰りたいとか。
つまり、自分は自分のチャリだが、同伴者はちがう場合、ダイチャリに乗らせれば一緒に自転車でいろいろなところに行ける。
おしまい
written by SEGE