今週のお題「ふるさと納税、どこにする?」
ふるさと納税は奉仕活動だよ
こんにちは、SEGEです。
なんでも新しいものには飛びつかないぼくです。
しばらく外から眺めて、自分の機をうかがってスタートするタイプ。
だって、もしも自分がそれをする必要があるなら、必ず本心からそれをしようと思うタイミングがくるはずです。
やっぱり自分の必然性というのが大事だと思っています。そしてそういうタイミングはいつも絶対正しいです。
ふるさと納税を始めたのは3、4年目くらいですがはじめは友達とかがやっているのを見て、
「へえ、カニとかイクラとかイセエビとか、そんなうまいもん来るんだ。得するね。」
(これはおいしい納税だな。いいなあ。やってみたいなあ。)
と内心思っていました。
一方で、
(でも、ふるさと納税って自分が得するためだけにあるんじゃないんだよね。そういう使い方はなんかしっくりこない。)
とも思っていたので、手はつけませんでした。
とはいってもぼくも人間ですから欲はありますよ。すごいあります。
だからちょっと得したいという気持ちも持ちつつふるさと納税をやっているのも事実です。
ていうか、そういう制度じゃなかったら普及しないですよね。
でも、忘れてはいけないのはほかの自治体に納税するということは、自分が住んでいる自治体にはその分納税しないということです。
あまりにふるさと納税をすると、自分が住んでいる自治体が困ります。
それっておかしくないですか?限度額はありますが。自分の自治体の人は困るし、住んでいる場所のサービスが低下する可能性もあります。
これが財政が不安定な自治体だったらどうでしょう。そういうところに住んでいる人が自分が得したいがためにふるさと納税していたら。
その自治体やばいですね。
もちろんこの制度をはじめた方々は、利己主義的な活用をする人が多数いるということも見込んではじめているとは思います。
逆に人間の良心に期待しているというのもあると思います。
ふるさと納税をはじめてみる
ふるさと納税はそもそも財政に困っている地方の自治体を助けるための制度です。偏った富を困っている地域に流すことができます。
自分が得するための制度ではない。だからどこかほかの自治体の力になりたいという意志に基づいてならやろうかなと思いました。
ぼくが始める時に自分に果たした条件は「自分に縁のあるところに納税する」と「家族や仕事に役立つものをいただく」というものです。
例えば父親の出身地で今も住んでいる広島県。それと奥さんの出身地新潟県。
あ、これ書いてて気づいたけど母親の出身地にやってない。今年の候補にしよう。
とにかく最初の年は広島と新潟の自治体に納税しました。広島は父親のいる廿日市に。奥さんの出身地新潟市はいまいちほしいものがなくて燕市にしました。
燕は金物が有名なのでコーヒーポット頂きました。完全に欲です。でもこれは奥さんへのプレゼントです。
あと廿日市は木工が有名で息子用にけん玉。自分には仕事用に木の名刺入れ。
それで翌年は災害があった年だったと思います。ふるさと納税には物をもらえるもの以外にも、災害復興のための寄付というものがあることを知りました。
「なるほど、そういうふるさと納税もあるのね。」
ふるさと納税で寄付をする
ということで、災害復興のための寄付としてここ数年は熊本県益城、千葉県鋸南、宮城県丸森、広島県呉市、長野県千曲川のあるところ、などに寄付しています。
どこも地震や台風の被害があり自分に縁のあるところです。縁は、自分が旅行でお世話になったところ、友達がいるところ、親戚がいるところなどです。
熊本の益城は日本二周の旅でずいぶんよくしてもらい、今でもその時仲良くなった友達が住んでいます。
千葉県鋸南は、内房に毎年旅行に行っていて、鋸山も好きですし、台風被害の援助にと思って。
宮城県は友達がたくさんいます。最近台風で被害を受けましたよね。
でも、ぼくが気を付けているのは寄付金が十分ある地域かどうかです。ニュースになった地域はたくさん寄付が集まるので、そこは確認してさけるようにしています。
ニュースになった町の隣の町にはあまり寄付金が集まっていないということがあるので、そういうところに寄付するように意識しています。
寄付も立派な奉仕活動
結論から言うと余裕があるならどんどん寄付しましょう。もちろん寄付を越えて実際にボランティアするのもすごくいいです。
それは実際に困っている人にとっては何もされないよりかは、何かしてもらいたいからです。本当に困っているから。
もちろん悪い感情を与えるようなことはしてはいけません。当たり前ですが。
こちらが心の中で「偽善か?」とか考えているかどうかなんて、本当に困っている人にとってはどうでもいいです。
やましい心がない、雲一つない澄み切った心のある人間なんていますか?
何かしてもらったことがうれしいです。
これはあえて極端に言ってますが、それくらいお金も人手も足りていないのが実情なのです。
いろいろ考えるのはやってからでいいです。それと、もっと言えば何か人に与えたら自分にいいことがかえってきます。
だからボランティアは相手も自分もWINWINです。相手もうれしいし、自分も気分がいい。受け手の深い悲しみを傷つけるようなことがなければですが。
だから寄付という行為はものすごい簡単ですよね。ただお金を渡すだけですから。相手は傷つきません。余計な気は使わなくていいですよね。
でもそれでも立派な奉仕活動です。自分の大切なお金を人にただであげるわけですから。
しかもふるさと納税なら自分はほとんど痛まないですよね。いくら寄付しても実際に痛むのは2000円だけです。
自分が痛まないのは奉仕ではないという考えもありますが、それは上級者の考えで、それを初めに言っていたら社会に寄付は普及しないでしょう。
奉仕活動とはという本質的なことも書きたいですが、おさまらないのでやめます。
100%その気じゃなくてもやってみようというのがぼくの考えです。
ふるさと納税の上限に注意
詳しい人は「6つっておかしいじゃん!」とつっこむところです。
ふるさと納税は最大5つの自治体までしか納税できません。それ以上になると単純に寄付になります。
上限には2つ条件があって、
①自分の収入によって決まる限度額
②自治体が5つまで
の2つです。
ぼくは①を計算してまだ余裕があるなあと思い、福井県の自治体に15000円の納税をし、帽子をお礼にもらいました。
でも、あとで気づいたら、6つめの自治体だった!1年に1回しかやらないから忘れてました。
みなさんも気を付けて。
条件をオーバーするとどうるかというと、納税額まるまるがその自治体にいきます。
もはやそれはふるさと納税ではなく、単純な寄付になるわけです。
でも、、条件内ならどんな納税をしても2000円を払うだけで済みます。
だからぼくはこう思いました。「15000円寄付したぞ!」
そして昨年はコロナでボランティアができなかったので、その分のお金が余っています。
今年はまた福島あたりにボランティアに行こうと思っています。福島は放射能の問題でまだまだ助けが必要です。
それとオンラインでできるボランティアというのも出てきていると知りました。それも調べている最中です。
おしまい
written by SEGE