鍵のカバーが割れたので、レジンで形作って代用する
今日の前置き
こんばんは。SEGEです。
前回は玄関のドアの閉まりでしたが、今回は玄関の鍵についてです。
今回百均のレジンを固めて鍵のカバーを作るということに挑戦しました。
初めて使いましたが、レジンはいろいろなことに使えそうです。
可能性が広がって楽しいです。
さて本題です。
鍵のカバーが割れたので、レジンで形作って代用する
薦め度☆☆☆☆☆
真剣度☆☆☆☆
難易度☆☆☆
技術度☆☆☆☆
解決度☆☆☆☆
対象:玄関の鍵のカバー
症状:割れて本体の細長い鍵だけになり、扱いづらい
成り行きと見立て
去年割れた時に接着剤やらなんやらで直そうとしましたが、結局また割れてしまいました。
鍵を地面に落とした時、それなりの力がかかるようです。
そもそもカバーがなくなるとこの細長い状態になるということが解せないと思っていますが、文句を言っても変わらないので仕方ありません。
しかも、鍵屋さんに持って行っても、カバーだけ新たにつけてくれるサービスはなく、新たに鍵を作ることになると言われました。
この鍵は玄関の鍵なので、セキュリティ度が高く、1本作るだけで結構な値段になります。
ということで、自分でカバーを作ってみることにしました。
必要な物
・レジン(百均)
・グルーガン(百均)
・いらないクリアファイル
・カットするためのニッパーなど
作業の大まかな流れ
・大まかな流れとして、レジンを流すための型を作る
・型に鍵をはめる
・レジンを流し込む
・固まらせる
・型を外す
作業①型を作る
鍵の側面にあたる部分の幅にして、クリアファイルを細長くカットします。
ぼくはもともとの鍵のカバーの形に合わせたいので、元のカバーの形を紙に写し取ります。ここは、自分の好きな形にできるところですね。
グルーガンで縁を作ります。土台はクリアファイルから切り取ったものです。あとでちゃんとはがせます。この縁が土手となります。
グルーガンは少し使い慣れていないと余計なところに着いてしまったりします。根気よくやりましょう。ニッパーで余計なところを切り取りました。
そして、最初に切り取った側面用のクリアファイルの切れ端をグルーガンが固まる前に内側にくっつけました。これ結構難しいです。
溝があるところは鍵がはまる部分になります。こんな感じに。
鍵の表と裏の面がちゃんとレジンにもぐるように、鍵が乗っかる部分は数ミリ高くなっています。また、側面全体は、鍵の厚さよりも数ミリ厚くなるようにしました。
これで終わりではなく、ぼくは鍵穴も生かしたいので鍵穴が埋まらないように鍵穴用の壁も作りました。穴があれば、ひもやリングなどを通せます。
穴のサイズを測って、クリアファイルをカットします。
折れ目には浅めにカッターで溝をつけるときれいに折れます。
こういう感じです。
きれいにはまりました。ちなみに測った穴のサイズより、1ミリ弱短くカットしないと入りません。ぼくは入らなくて2回失敗しました。3度目で成功。
セットし、次はレジンを流していきます。ワクワクドキドキします。
作業②レジンを型に流し込む
思い切って流しこむ以外にありません。流しこんだら側面と裏面から見て、気泡がないか、そして鍵が水平か確認しましょう。気泡があればつまようじなどで取り除きましょう。
きれいに入りました。
ここで気づいたのですが、表面張力を使って角に丸みを出すこともできます。そのためには、側面の高さを絶妙にしなくてはなりません。ぼくは側面が高すぎてむしろ凹になってしまいました。
作業③固まらせて型を取る
日当たりの良いところに30分置いておきました。この通り、立ててもたれてきません。そこで、底面のシートをはがしました。
でも、実は底面の方はまだ固まってなかったのです!指紋がついてしまいました。指紋を伸ばしてから、今度は底を上に向けて固まらせました。
対策としては、固める時に、両面を日に当てておくということです。シートをはがさずに日に当てておいても大丈夫です。
全面がちゃんと固まったので、側面のグルーガンをはがします。底のシートもそうですが、はがすのは結構力がいります。ペンチやニッパーなどを使いましょう。
グルーガンをとっても、まだシートが残っています。
はがしていきます。
はがしたらめっちゃきれいで自分でもびっくりです!
でもまだあります。鍵穴のところシートもとらないといけません。カッターを境目に差し込みます。
すき間が広がったらラジオペンチで引っ張り出します。気持ちいい!
これで完成ですね!
だいたい真ん中にきています。いい感じです。
横からの見た目はきれいとは言えませんが、やすりで形を整えることができます。
またぼくの場合は穴があるので、この周りにカバーを着けることもできます。
今回初めてレジンに挑戦したので、初めてにしてはまあまあのできだと思っています。
みなさんのご参考にもなったかと思います。
鍵として使えるか試してみる
鍵のカバーが割れたので、カバーを百均のレジンで作ってみました。#鍵のカバー #レジン pic.twitter.com/wrOUE5egKe
— SEGE (@SEGESEGESEGE) 2023年2月5日
まとめです。
レジンを使う時の肝は、型をいかに作るかにあります。クリアファイルとグルーガンさえあれば、結構いろいろな物が作れそうです。固めた後にやすりで整えることもできるので、その場合はやすりもそろえたいところですね。
おしまい
ご拝読ありがとうございました。