自分でなおす!物も体も心も!

素人が何でも自分で直す・治す記録。日常で壊れる物、痛む体、悪い癖、物も体も心もなおす小ネタから専門的なことまで。直らない時もあるけど。それも含めてぜひご自分の生活に活かしてください。written by SEGE

暑過ぎた国トルファン

今週のお題「暑すぎる」

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今年って暑いですか?ぼくは特にこれといって今年がしんどいということはないです。

 

やったー!夏が来たー!

ついに来たぞー!

 

と幸せな気持ちでいっぱい。

 

太陽に照らされていると、

「あー、きもちいー!じりじりするー。このじりじりがきもちいー。」

 

インドでは日中外を歩いていると日陰にいるインド人に、

「おまえ、日陰に入れよ。暑いぞ。」

(もちろん、ヒンズー語。暑いは確かヒンズー語でガランガランだったかな。)

 

と、言われたので、

「暑いの好きなんだよ。平気。」

と答えると、

「お前は頭がおかしい。」

と言われた。

 

南国の人々=暑さに強い

と思う人は多いと思うけど、実は南国の人は暑さとうまく付き合っているというのが合っているかもしれない。

 

日中は外に出ない。働かないで休む時間にする。日陰で過ごす。生活の場に木を植えたりして日陰を作る。などなど。

 

まあ、暑さにはある程度強いとは思うけど。

 

ところで、これまでに訪れたアジアのうち、最も暑かったのはシルクロードにあるトルファンです。

 

トルファンはその日46度を記録していた。タイも暑かったけど4月のタイは40度で、しかも湿度が高いのでかなりしんどい暑さだった。

 

それと比べてトルファンは46度とはいっても湿度がない。本当にない。だからけっこう過ごしやすい。不快感がない。

 

ちなみにうちの妻の天敵は、G(ゴキブリ)と湿度です。

 

はい。

何%だったか覚えてないけど、みなさん、暑過ぎて湿度がないとどうなると思いますか?

 

答えは、汗をかきません。正確には、かいていてもその場から蒸発しちゃいます。

 

これの何がこわいかというと、いつの間にか体の水分がなくなって熱中症になってしまいやすいということ。

 

だから暑いというより、熱いという感じです。暑さ好きのぼくにはかなり気持ちよかったですが。

 

暑過ぎて起きることでもう一つ教わったのが、数年後、中国、モンゴルで出会った日本人の石博士の方に教えてもらったこと。

 

その方がオマーンに行った時、外で石をとる作業をしていたら、オマーンの彼らはビール瓶をタオルで巻いて灼熱の野外に置いておくのだそうだ。

 

え?熱くなっちゃうんじゃない?なんで?と思いました。

 

結果は全く逆で、ビールががんがんに冷えます。理由が分かる人、物理に詳しいですね。

 

これは気化熱といって、ビール瓶の周りに水滴が出てくると、それがその場から蒸発して、蒸発すると温度が下がるのを利用している。ただし瓶をタオルで巻いておかないと、ただあったまるだけ。

 

作業後の冷えたビールが最高だったそう。

 

暑過ぎたら冷蔵庫なんてなくても冷やせるなんてすごいですね。この夏、めっちゃ暑いときにこそ、みなさんも試してみてはどうでしょう。

 

おしまい