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物が飛ぶのが怖い恐怖症【かわった恐怖症】

 物が飛ぶのが怖い恐怖症【かわった恐怖症】

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解決度☆☆☆

対象:息子

症状:物が飛びそうになると怖くて取り乱し、泣く

 

先端恐怖症、高所恐怖症、対人恐怖症、閉所恐怖症・・・

 

様々な恐怖症を耳にしますが、うちの息子は「物が飛ぶのが怖い恐怖症」です。

 

調べても見当たらないのでぼくが命名したんですけど、こんな恐怖症ありますか?

 

3歳ころのこと、奥さんが息子を自転車に乗せていたら急に、

「ダメダメダメダメ・・・!!!」

と叫び始めたそうです。

 

何が起きたかわからず、あわてて自転車をとめると、

「落ち葉が飛んじゃう!」

(え?)

 

その日は風が強い日でした。秋だったので道に枯れ葉がたくさん落ちていて、それが風で吹き動かされていたところに自転車で通りかかったのです。

 

風がもうすぐで葉っぱを舞い上がれようというのを見て、息子は葉っぱがとんでいってしまうとみて取り、

「ダメダメダメダメ・・・!!!」(落ち葉がどんじゃう!)

と叫んだんです。

 

またある時は、自転車のかごに入れているビニール袋が風でバサバサなったのを見て、

「飛んじゃう飛んじゃう飛んじゃう飛んじゃう!」

 

またある日は、キャンプでテントを張ろうと思ったら、強い風で張っている途中のテントが倒れてしまい、シートの上に乗っかっておさえながら泣く。

 

その日はキャンプをあきらめ、何もしていないのに帰りました。デイキャンプでよかったですが、めっちゃこまりますよ。

 

またある日は、凧揚げをしていたら凧の糸がとれてしまい、本体だけ空のかなたに飛んで行ってしまいました。

 

それがトラウマになり、3年たった今でも凧揚げができません。

 

ようするに息子は想像力が豊かなんだと思います。

 

例えば物が飛ぶのが怖いだけではないようなんです。

 

妹が駅のホームにいるだけで、

「ダメダメダメダメ・・・!!!」

となります。

 

手をつないでいれば大丈夫なのですが、妹が誰かから手を離した瞬間、もうあわてふためきます。

 

妹のやんちゃなキャラがわかっているからだこそだと思いますが、ホームから落ちてしまうのではないかと感じるそうです。

 

そんな息子ですが、最近では取り乱すことはほとんどなくなりました。年齢とともに慣れてきて耐性ができてくるのでしょう。

 

時々息子のそんな話題を出したときに、

「最近はないね。」

と聞くと、

「いや、そんなことないよ。本当は思ってる。」

だそうです。

 

完全になくなるわけではないようです。

 

まとめです。

 恐怖症は時間とともに弱まってくる。それまでは辛抱。プラスに捉えれば想像力があるということ。見通しが立つということ。

  

おしまい

 

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