無印の紙管ラックのキャスターがへたったのを直す
薦め度☆☆
真剣度☆☆
難易度☆☆
技術度☆☆☆
解決度☆☆☆☆
対象:もう20年使っているかもしれない無印の紙管ラック(すでに絶版)
症状:古いのと乗せているものが重いということで、重さに負けてしまい、管がへたって、タイヤが傾き、棚板が傾いてしまった
引っ張り出していったん管を指し直したのでこの写真はまともに見えます。
こうして見ると重さに負けて管が抜けてきて、タイヤが傾いてきているのが分かります。実際はもっと傾いてます。
成り行きと見立て:
ずっと見てみないふりをしていました。
だってもう無印の紙管は販売していないから。
「あ~嫌だ。手をつけたくない。これ使えなくなったら嫌だなあ。事実を受け入れたくない。もし手をつけてもう直らないとわかったらいやだなあ。」
と思っていたから。安くて使い勝手いいんです。
でも、さすがに最近棚板が傾いてしまったのでさすがに気になってしょうがないので手をつけることにしました。
もう売ってないからなるべく直して使いたいんだよねえ。
(ちなみに似た商品は百均に出ています)
管が抜けてきているので、重さに負けないように管が一番刺さった状態をキープできるように直します。
見た目が悪くないように裏から攻めます。針金を使って締めて行きます。
作業:
1辺ずつ、ワイヤーで締めていきます。
クロスさせます。
締めます。
でもこのままだとまだまだ緩いんです。
指をさしているところを締めることで、一気にテンションが上がります。これでかなり強い締め上がりになります。これがポイント。
このように。
4つの辺全てを同じように締めて行きます。
そしてさらに、青のところ同士を赤い矢印のように連結させて締めます。こうするとより、外側へ広がる力に対抗できます。
まとめです。
管が多少へたって、広がってしまっても、広がらなしていけば元通り使えます。管が抜けない方向に紐やワイヤーなどで締めていきましょう。
少しでも緩みがあると、それが波及してどんどん緩くなっていくので、可能な限り締めて行きましょう。
おしまい
ご拝読ありがとうございました。