「屋根のバンキン(棟板金)がはがれていて危ないから直した方がいいですよ」と言われたけどどういうこと?
薦め度
真剣度☆
難易度
技術度☆☆
解決度
対象:自宅屋根。
症状:バンキン(棟板金)がはがれている?
成り行きと見立て:
18時ころ、ピンポンが鳴り、妻が表へ出た。
すると「とうちゃーん!来てー!」と呼ばれる。なんだ?その声のトーン、嫌な予感。
すると門のところに、作業着を着た建築系の職人と思われる若い兄ちゃんが。
職人「旦那さんですか?あのー屋根のバンキンがはがれているので、旦那さんなら自分で直せるかなと思い。」
(はあ?何言ってるんだこの人。なんの話か全くわからん。バンキンてなに?板金なら車で使う用語なんじゃないの?なんであなたはうちに来たの?)
おれ「えっと、どういうことですか?バンキンて何ですか?」
職人「屋根の一番上のところのバンキン(板金)というところがはがれているのが見えたので、風で飛んでしまったら危ないと思いまして。旦那さんなら自分で直せそうかと。直せそうですか?」
おれ「それってうちの屋根のことですか?となりじゃなくて。」
職人「はい。こっちの家です。」
おれ「何でそんなことが分かるんですか?」
職人「近くに現場があるんですが、そこからたまたま見えて。」
おれ「それでわざわざ教えに来てくれたの?ありがとうございます。」
職人「もし飛んでしまったらほかの家にぶつかってしまうかもしれないですし。」
おれ「なるほど。それって屋根のどっち側ですか?こっち?向こう?」
職人「向こうです。お宅はスレートの屋根なので滑りやすいので、のぼる時気を付けてください。」
(どうやら本当のようだな。しかもセールスでもなさそだな。あまりにも話の持っていきかたが下手すぎる。親切だと思って受け取ろう。)
おれ「向こうですね。分かりました。ちょっと見てみます。ありがとうございました。」
いやあ、こんな暗くなってからあやしい人だなと思ったけど、ある意味これはラッキーなことなのかも。
でも話しぶりからして今にも飛びそうな感じの話しぶりだったから、すぐに見た方がいいのかなと思う。
うーん。でも暗いしやりたくない。けど、見ておきたい。
ということで、ベランダに脚立を出していざ屋根にのぼる!
奥さんも出動!やはり危ない作業なので一人はダメです。暗いし。進んで手伝ってくれる妻に感謝。
でも我が家の屋根は狭い。建物が細長いので屋根も横に細長く伸びている。
これが頑張って撮った写真。後で調べたけど、一番上のとがっているところが棟板金というそうだ。
けっこう急だし、暗いし、鳥の糞あるし怖い!実家の屋根はもっと広くて緩やかだったのでそのイメージでのぼったけど、全然違う。
ルパン三世って屋根の上走りまくっているけどすごいな。
ちょっとすき間があるように見えるけど、こんなんじゃ遠くから見て飛んでしまいそうなくらいはがれているようには見えない。
スレートにひび割れを発見。これはよくないのでは?塗装してまだ3年なんだけど。一応写真とっておく。
でも、職人さんが言ってたような板金がはがれている個所は結局見つからず。一番奥には怖くて行けず、ライトも届かずなので今日はあきらめる。
明るい時間に外から見てみる、と妻が言ってくれたのでそれに任せてみる。ほかの家の屋根もみてみたけどそれらしきものはない。
翌日、奥さんが外から見てくれましたが、特に異変は見当たらず。週末にまた屋根にのぼってみます。
まとめです。
屋根にのぼるも、異変を発見できず。屋根にのぼる時は、すべりにくい靴で登りましょう。あと鳥の糞もあるから、汚れていい服で登りましょう。
おしまい
☆このブログ「自分でなおす」は、あくまでも素人の投稿ですので、正しいなおし方かどうかの保証はありません。おっさんがんばってるなあ、それはちがうだろとか思っていただけたら満足です。みなさんのお役に立てる情報になれば、なおうれしいです。
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ご拝読ありがとうございました。