日常を旅にしよう「come as a guest, go as a friend」
おやようございます。SEGEです。
今度FM西東京でぼくの歌が流れます。今回のために特別にレコーディングしました。
ラジオは湘南FMに生出演させていただいのがだいぶ前ですが、それ以来ですね。
知り合いがFM西東京でラジオパーソナリティをしておりまして、そのラジオにこれまた古い友達が出演することになり、それでぼくの歌をかけてくださるそうです。
出演する友達柚木君は「LittleJapan」というゲストハウスを浅草橋で経営しています。
ぼくが、かつてモンゴルに行った時に神戸からの天津行のフェリーで知り合ってからの付き合いです。
彼は京都の大学に行っていたので、日本に帰ってからも日本二周の旅の最中にはよく京都で一緒に遊んだり、ストリートの歌を聴いてくれました。
柚木君はその後農水省に勤めた後、独立してゲストハウスを経営し始めたんですね。
すごいですよね。
そのゲストハウスのコンセプトが、ぼくの歌、「go as a friend」という歌だそうです。
「come as a guest,go as a friend」
(出会った時はゲストだけど、別れる時は友達でいよう)
ネパールでこの言葉を見つけて感動し、ぼくは歌にしました。
旅人ならだれでも響くものがあるのではないでしょうか。
ラジオは「旅」をテーマにした番組なので、それで柚木君がぼくの歌をリクエストしてくれるみたいです。
まだ放送日などは分かりませんが、楽しみにしています。
日常だって旅にできる
旅は普通は外に出て行くものです。
でも家庭を持ち、働き始めるとなかなか旅に出られません。
数日の旅行には行けても、数か月にわたる旅に出るということが出来る人は少ないですよね。
でもぼくは、外に出て行かなくても旅ができるんじゃないかと思うんです。
ぼくは「旅=出会い」と考えます。
外に出なくても出会いを作り、日常で旅することはできます。
簡単に言えば、ルーティーンを破りながら生活するということです。
たとえ外に旅に出たとしても、地元の人と話すことなく、お店に行ってもお客と店員の関係で終わり、買い物だけして帰って来る。
そういうのはぼくにとっては旅ではありません。
外に行くこと自体に意味もありますし、おいしいものを食べる、いい買い物をすることがストレス発散になるということもあります。
それはそれでいいですが、ぼくの中ではそれは「旅」ではないなと思うんです。
レジャーですね。
ぼくが思う旅は、人生が変わるような経験です。
人生を変えてくれるのは何かしらの出会いです。
つまり、旅は出会いだと思うようなりました。
だからもし「旅=出会い」と言えるなら旅は日常でもできるんですよね。
ぼくの「go as a friend」という歌を聴いてくれた人がかつてこう言ってくれました。
「SEGEは日常を旅に変えてくれた」
ぼくは、「旅先での出会いって大事だなあ。」「ぼくら旅人はいろいろな人たちに受け入れられて旅ができているんだなあ。」
「旅先の小さなお店やレストランや、ゲストハウスでの一つ一つの出会いを大切にしよう。」
という思いで作った歌だったのですが、その言葉を聞いたのも「日常も旅になる」と思えるきっかけだったと思います。
そう思うと、日常でも新しい出会いを生むチャンスは山ほどあります。
お店の店員さんとの関わりとかに限らず、自分の凝り固まった生活を崩していくことはできるはずです。
新しく何かをはじめてみる。
いつもと違う道を通る。
時間が無いという人でも、気になっていた映画を1本でも観てみる。
本を読んでみる。
しばらく会ってない人と会ってみる。
誰かと会ってもあまり会話を広げられないなら、ちょっと会話を広げてみる努力をしてみる。
もう付き合いのある人でも、一歩踏み込んだ話をしてみる。
いろいろ出会いを生み出すことはできます。
ルーティーンに凝り固まると、人間はボケやすくなるのです。
だからこういうのは脳活にもなります。
あ、もちろんリアルに旅に出るのもいいですよね。
ぜひ、みなさんも日常を旅にしてみましょう。