子供の乗り物酔いを治す
薦め度☆☆☆☆☆
真剣度☆☆☆☆☆
難易度☆☆☆☆
技術度☆☆
解決度☆☆☆☆
対象:子供の乗り物酔い。大人にも効く。
症状:乗り物酔いで気持ち悪い。
成り行きと見立て:
子どもがバスや車で酔ってしまうことはないですか?そういうときにさくっと治す方法があるといいですよね。今までこの方法で5人くらいは治しています。子どもはなんでも治りやすいです。
根が深くないからだと思っています。それと、素直だから。
乗り物酔いは、気持ち悪いということ。吐きそうだということ。つまり、胃がおかしくなっているということ。
そう考えると、胃やその背部が固くなっていると思われる。試しに酔っている人の背中を指圧したりさすったりしてみてください。きっと気持ちよいはずです。
だから、酔っている人の背中を自然とさすっているのは、意味があるんだと思っています。
ただ、指圧が強いと一気に吐いてしまう可能性もあるかもしれないので、気を付けてください。
人間の体というのは患部は固くなっているものです。胃の背中側から首にかけてきっと酔っている人は固くなっています。
外の景色を見ていて眼球が自然と動いてしまうことも乗り物酔いの原因の一つです。なので、視神経と関係のある首の裏側も固くなっているんだと思います。
もしかしたらその緊張が下に降りてきて、胃に影響しているのかもしれません。
背中側の緊張を柔らかくするために、車内では仰向けに寝かせるのが一番すぐにできる姿勢だと思うので、仰向けにして、背中の下に手を入れてあげます。
そしてその手を筋肉と垂直の方向にずらしてあげると筋肉がほぐれていきます。この手技を「横引き」というのですが、詳しく知りたい方は、下の方に飛んでください。
背中の横引き
仰向けで横引きをして背中をほぐして、そのまま上を向いたままリラックスして寝ておいてもらいます。
それでたいていは治ります。
まだ治らない場合は、首もやってあげるといいでしょう。
首は犬の首を掴むと気持ちよさそうにしますよね。あれです。
首と背中の横引き
SAなどにとまったときに、車外に出て、伸びをさせたり、同時に背中側の筋肉をほぐしてあげてください。
座ったままでいるとどんどん体が硬くなってくるので、やはり寝た姿勢でいるのがよいです。
まとめです。
仰向けに寝させ、背中の筋肉を横引きでほぐし、そのまま寝させる。
☆「横引き」という技術
横引きと言って、筋肉の繊維と垂直方向に筋肉をずらしてあげる手技です。上から押し付けるのが指圧だったり圧迫になりますが、横引きは横にずらすやり方です。
この方法はすごく効果的で、自然形態療法の山田先生から兄が教わっていました。
指圧や圧迫は筋肉繊維や組織をつぶしてしまいますが、横引きは組織をつぶさずに済み、筋肉繊維にはさまれている疲労物質や炎症物質を移動させていると想像できます。
捻挫にも有効です。
おしまい
☆このブログ「自分でなおす」は、あくまでも素人の投稿ですので、正しいなおし方かどうかの保証はありません。おっさんがんばってるなあ、それはちがうだろとか思っていただけたら満足です。みなさんのお役に立てる情報になれば、なおうれしいです。
プロの方からのクレームはお控えください。反対に耳寄りな情報、解決法を教えていただけたら大変ありがたいです。読者の方々にとってとても有意義なものになると思うので、ぜひ教えてください。
ご拝読ありがとうございました。