今週のお題「もう一度見たいドラマ」
親子ゲームをもう一度見たい
おれ「ねえ、もう一度見たいあのドラマって言われたら何?」
妻「えー?何だろう。101回目のプロポーズかなあ。」
息子「何それ?」
妻「きれいなお姉さんに、もてないおじさんが何度もプロポーズするの。」
息子「ふーん。」
おれ「ほかには?」
息子「相棒は?」
おれ「それ今まだやってるし。」
おれ「池中玄太とか見なかった?」
妻「知らないなあ。」
おれ「西田敏行の。」
おれ「見た見た。スチュワーデス物語は?」
妻「ああ!めっちゃ見てた。夕方。」
おれ「私は亀です!伊藤かずえがすごい悪役で。」
妻「そうそう。亀でのろまで・・・」
妻「なんでドラマの話になったの?」
おれ「ブログでそういうテーマが出てきたのよ。あれは?デパート夏物語。」
妻「見たなあ!高島兄弟。」
おれ「太陽にほえろとか。あぶない刑事は?」
妻「あぶない刑事はちょっとおじさんだね。見てない。」
妻「スケバン刑事はめっちゃみた。やっぱり夕方。」
おれ「ファミリータイズ知ってる?」
妻「知らない。」
おれ「マイケル・J・フォックスが出てて、ほら、アメリカの劇場っぽいドラマあるでしょ、今でいう『サンダーマン』みたいなやり方の。そういうやつの走りみたいな。めっちゃ人気でそれでバックトゥザフューチャーに抜擢されたんだって。」
妻「そうなんだあ。」
おれ「あばれはっちゃくは前に知らないって言ってたよね。ふぞろいのリンゴはちょっと大人かあ。金八は?」
妻「金八は見る見る。夕方。スクールウォーズ!!」
おれ「はいはいはいはいはい!キッズウォーも!」
おれ「あれは?家族ゲームとか、長渕の、ラーメン屋の。」
妻「なんか、坊主の子と一緒に出てたやつ覚えてる。」
おれ「それは家族ゲーム?親子ジグザグ?親子ゲームなんだっけ。マリオは?志穂美悦子と夫婦でラーメン屋のやつ。あ、それが親子ゲームだ。」
妻「うわ、めっちゃ見たい。私本当に夫婦だと思ってた。それに本当にああいう人だと思ってた。」
おれ「そのあととんぼでやくざだったよね。」
妻「あれ、本当にやくざの役だったの?」
おれ「そうだよ。」
妻「だって、ドラマじゃないところでもあんな感じだったから、本当にそういう人だと思ってた。」
おれ「役に入り込んじゃうから、役が抜けないし、そのイメージが着きすぎちゃうから大変だったんだって。」
妻「お父が『乾杯』がめっちゃ好きでよく歌ってた。『これはすごいいい歌だ』とよく言ってた。わたしは全然よくわからなかったけど。ただ怖い人だなって。」
おれ「うちらの長渕イメージはやくざっぽいけど、お父さんたちの代だとロン毛の透き通った声の青年の乾杯だったはずだから、全然イメージ違うと思うよ。」
妻「え?お父は知らないと思う。」
おれ「いやいや、うちらが知っているのはリメイクの方で、若いときに出した乾杯だってめっちゃ売れたんだから。」
妻「そうなの?あー、親子ゲームめっちゃ見たくなってきた!」
ということで、もう一度見たいドラマは「親子ゲーム」になりました。
「親子ゲーム」はどんなドラマか
いやあ、出てくるドラマがやっぱり昭和感満載。やっぱり小学生のころ見てたくらいのものじゃないと「あれ見たいなあ」となりません。
あの頃のドラマってセリフ間違えてもそのまま続けているようなドラマがけっこうあって、なんか生生しいんですよね。そういう雰囲気がけっこう好きです。
さて、「親子ゲーム」はラーメン屋を営む長渕剛と志穂美悦子。その二人が親に捨てられたマリオという少年を引き取って生活する。無口なマリオがだんだんと心を開いてく。そんなドラマです。
主題歌は長渕剛の「SUPER PTAR」。長渕さんはノーヘルでバイクに乗ってますが、今じゃできないですよね。それも時代を感じます。
バイク乗りながら志穂美悦子さんのほっぺをペロッとなめたり、そういうのも時代を感じるし、本当に二人は仲良かったんだなと思います。うちの奥さんが本当の夫婦かと思ったというのもうなづけます。
当時まだ結婚してませんからね。このドラマがきっかけで結婚に至ったそうです。志穂美悦子さんはカリスマアクション女優だったから、当時の志穂美さんファンは長渕さんに「とられた!」と思ったことでしょう。
結婚を期に、TVから身を引いて家庭に入られたので、ファンの方々はさみしかったと思います。
というわけで、20代、30代の人にはわからない話だと思いますが、youtubeとかにもあるので、よかったら見てくださいね。
おしまい
written by SEGE