シーリングライトの接続部分【丸形引掛シーリング】が天井から外れたのを直す
薦め度☆☆☆☆
真剣度☆☆☆☆
難易度☆☆☆
技術度☆☆☆
解決度☆☆☆
対象:寝室の天井のシーリングライトの天井との接続部分
症状:突如落ちてきてぶらさがった
え?!そんなことあるの?やばくないか?施工が甘いんじゃないか?
成り行き:
シーリングライトって何ぞやと思う人はいませんか?
ぼくは家を買うまでその名前を知りませんでした。蛍光灯は買っても、外側の照明を買う機会なんてほとんどないので。
シーリングとは天井のことなんですね。
そもそもこのシーリングライトが天井から外れていいんでしょうか。
ぜったいよくないですよね。施工の不備じゃないかと思いませんか?
ところで我が家は築20年くらいの中古です。いろいろと前の家主さんのものをそのまま使っています。
この部屋のシーリングライトはLEDなので、ぼくは自分で買ったと思ったんですが、奥さんは、
「いや、前の家主さんじゃない。」
と言い、天井から外れたのは前の家主さんのせいじゃないかと。
「そうだっけ。前からついてた?これ。」
「そういうことにしておこう。」
と言われました。いや、前の家主さんを責めるつもりはありません。前の方が15年くらい住んでいたので、それくらい住んでたらいろいろありますよね。
いちおう気になって、引き渡し後のリフォーム中の写真を調べてみると、奥さんの言う通り、前の家主さんのシーリングライトでした。
すごい勘というか記憶力というか。
見立て:
でもそもそも施工が甘かった可能性もあります。
このようにビスが浮いてます。これは天井が石膏ボードでできているということです。
そしてビスが浮くということは、一度いじったか、最初の施工でさぼってアンカーなどの処置をしていないかです。
この際原因は分かりませんが、直す方法として大きく2つ考えられます。
1 ビスをさす場所を変えて、打ち直す。
2 アンカーを使う。
ぼくは2を選びました。そもそもLEDのシーリングライトが重さに耐えられない可能性もあるのかなと思い、だったらビスの場所を変えたとしてもまたいずれ落ちてきます。
どっちにしても2にすれば絶対安心です。ただしアンカーを失敗しないかなという不安はあります。
作業:
接続面が見えにくいので壁紙を剥がしました。はがさないとアンカーうてません。
壁から器具を外すときに間違えないで!
ここで手順間違い!!シーリングライト交換なんてめったにしないので忘れていました。
ぼくはこの器具の白い部分(アダプタ)と変色してきている部分(丸形引掛シーリング)とがネジでとまっていると勘違いしてしまい、分解してしまいました。
本当はひねるだけで分離できます。
でも白い部分の分解も勉強になるのでこのままのせちゃいます。
次の工程は興味ない方はスキップしてください。
アダプタの中はこうなっている
外した下の方の部分の中身↓
さて、丸形の配線器具と分離しよう、と思ったら・・・いや、これやっても分離しないし、間違った!
アダプタと天井側の配線器具との分離の仕方
白い部分(アダプタ)を左に回せば外れます。はめるときは右に回します。
こんな簡単なことなんだけど、時々しかやらないと忘れちゃいます。
このように爪が出ていて、それを押し込んでまわすとはまるという仕組みです。
天井から配線器具【丸形引掛シーリング】を外す
配線器具単独になりました。ビスをゆるめます。
アンカーをうつ
アンカーは我が家にストックというか余りというかがあるのでそれを使用しました。
石膏ボード用のアンカーです。ドライバーで普通にねじこめます。
もとのネジ穴にさせば、さしやすいです。このタイプのアンカーは太いのでちょうどいいです。
もう一方の穴にもアンカーをねじこみます。こっちはインパクトドライバーでねじこみました。こっちのほうが断然よかったです。
アンカーにネジをさす
このタイプのアンカーは、アンカーの中央の穴にネジを入れることでアンカーが広がり、石膏ボードにしっかりとかみつきます。
硬化剤があればここに注入することでより強固になります。今回硬化剤は切れていたので使っていません。だいたいアンカーとセットで売っています。
このように設置できました。
ライトをつけなおす
アダプタをはめます。
ライトはアダプタに下からガチャっとはめるだけです。簡単。
施工完了
まとめです。
石膏ボートにビスを使う場合はアンカーを使えば安心です。
アンカーが使えるようになると、ちょっとDIYレベルが上がった気になってきますね。
シーリングライトが落ちてくるということは、本来ないと思いますけど。
おしまい
☆このブログ「自分でなおす」は、あくまでも素人の投稿ですので、正しいなおし方かどうかの保証はありません。おっさんがんばってるなあ、それはちがうだろとか思っていただけたら満足です。みなさんのお役に立てる情報になれば、なおうれしいです。
プロの方からのクレームはお控えください。反対に耳寄りな情報、解決法を教えていただけたら大変ありがたいです。読者の方々にとってとても有意義なものになると思うので、ぜひ教えてください。
ご拝読ありがとうございました。