自分でなおす!物も体も心も!

素人が何でも自分で直す・治す記録。日常で壊れる物、痛む体、悪い癖、物も体も心もなおす小ネタから専門的なことまで。直らない時もあるけど。それも含めてぜひご自分の生活に活かしてください。written by SEGE

四十肩・五十肩を治す

 四十肩・五十肩を治す

今日の前置き

(☆ 本題今日のまとめに飛べます)

おはようございます。SEGEです。

 

今年42歳になります。肩が痛く動かしずらくなってしまったので四十肩です。

 

と言いたいところですが、四十肩・五十肩はちゃんと定義があるようです。

 

ぼくの場合、このまま放っておくと四十肩になるであろう状態です。肩に異変がある方、ぜひ参考にしてください。

 

今日の紹介するのは、一般的な四十肩・五十肩の場合、こういうポイントを手当てするとけっこう効くよ、という情報になります。

本当の四十肩・五十肩とは

四十肩・五十肩は正式には肩関節周囲炎というそうです。

 

つまり四十肩・五十肩は炎症の症状ということです。それと腕が上がらないという可動域の制限が起きます。

 

炎症とは基本的には動かさなくても痛い状態です。特に夜痛くて寝られないなど思い当たる人はいると思います。

 

これは一番ひどい状態です。

 

少し落ち着いてくると、じっとしているときは痛みはなく、動かすと痛いという状態になってきます。

 

本当は、四十肩・五十肩になったときは、動かさなくても痛いものだということになります。

 

じっとしてても痛みがでることはないけど、動かすときに痛いなという場合は、まだ「正式な四十肩・五十肩」ではなく、これからそうなる可能性がある状態ということですね。

 

「肩が痛い=四十肩・五十肩」と思っている方もいると思いますがそうではないということです。

 

動かさなければ痛くないならそれは「四十肩・五十肩予備軍」です。

 

ぼくの場合は腕は動くし、そこまでの激しい痛みはないので、四十肩・五十肩予備軍ということになります。

 

おそらく肩回りの筋肉が硬直することによって関節の動きが悪くなり、関節内に負担がかかる部分に炎症が起きるのだと思います。

 

また、肩関節内に石灰沈着が起きたり、骨にとげのような突起ができたり、腱板という部分が傷んで炎症が起きる場合もあります。

 

さて本題です。

 四十肩・五十肩を治す

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薦め度☆☆☆

真剣度☆☆☆☆☆

難易度☆☆☆☆☆

技術度☆☆☆☆☆

解決度☆☆☆

対象:自分(40代前半)の右肩

症状

右腕を左腕の方に曲げるのと、右腕で背中をかくような動きで右肩前部が痛む。肩を上にあげるだけならできる。

 

運動もできる。

 

肩関節に関することは複雑な構造なので結構こみいった内容になりますが、今回のぼくの症状は、結論として3つの筋肉を指圧して復活させることができます。

 

成り行きと見立て

痛みが出始めたのは昨年の冬。もうすぐ1年くらい経つ。

 

はじめはすぐ治ると思い、後輩に「四十肩じゃないですか?」と言われたけど認めず。

 

でも全く治る気配がなし。「まさか、四十肩?」と思うようになる。

 

兄に鍼をうってもらったこともありましたが、その場では治らず。ただし、MAX10の痛みだったのが8くらいになる。

 

うった箇所は首や肩回り。後でわかるが、やはりその部分が原因だったことがわかる。さすが兄はプロです。

 

それと自分でできる手当として、鉄アレイをもって腕を上げる運動を勧められる。

 

これも少しやり方を変えたら効果を感じる運動になった。

 

また、仰向けで大胸筋を広げるように軽い鉄アレイを持つ運動も勧められた。

 

それも後に大胸筋を指圧することが効果的だったことがわかり、兄の目の付け所があたっていたことが分かった。

 

その後、兄と普段なかなか会えないので自分で肩に影響するのは何なのかといろいろと試すもどれもピンとこない。

 

例えば肩の場合、対角線の腰の部分に原因があることがあるので背骨をストレッチをしたり、

 

肩や腕の痛みは同じ水平レベルの背骨あたりに原因があることもあるので、そこをマッサージしたり、

 

ぶら下がり棒にぶらさがったり、

 

ウェイトで肩回りを鍛えたり、

 

いろいろやってみましたが、症状は8から6くらいに下がったきり、変わらない。

 

そのまま数カ月たつも打開策なし。

ここに原因があった

そして今年の8月、ある時首を右に曲げたら同じように肩が痛むことが分かった。

 

つまり、「もしかしたらこれは肩よりも首に関係する筋肉をさぐるべきなのでは?」ということに気づいた。

 

そうすると胸鎖乳突筋を指圧することで、痛みなく腕を動かせることが発覚。

 

左の凸っとしたところと、凹んだところ、両方とも指圧しながら肩を動かすと痛みが出ない。

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鎖骨と頭蓋骨を結んでいます。(下の写真の文字や印は関係ありません。)

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いつものごとく、指圧しながら動かしたとき痛みが消えるポイントを見つけるのがミソ。

 

ほかにもないかと探してみた。

 

すると背部の肩甲骨付近にもそういったポイントがあることが分かった。

 

ちょうど背中側を指圧できる道具を購入していたので、それで探った。

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これ、確か20年以上前に親父が買ってきてえらい感心していたのを覚えていて、先日購入。

 

親父は釣り好きだからか、「釣り針の原理をうまく使っているんだよこれは。力がうまく伝わるんだよ。」と、語っていました。

 

親父が買ってきた正規の?元祖の?製品はこれ。結構高いんだね。

 

ぼくが買ったのは、アマゾンにあったもっと安いやつ。それで十分です。

 

これで背中側をさぐると、肩甲骨の際にポイント発見。左が小菱形筋、右が大菱形筋。どちらかは分かりませんが、場所的にここです。

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この2つの筋肉は、僧帽筋の内側にあります。僧帽筋はこういうのです。(赤い印は関係ありません)

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今回この肩甲骨の際と、胸鎖乳突筋の鎖骨近辺を中心とした筋肉を中心とした指圧によって症状は6→1に!!

 

ほぼ0です。

 

約1年の戦いにようやく終止符!!

 

ただし、1回こっきりで完治というものではなく、継続して指圧をしていく必要がありそうです。

 

さらに探っていくと、もう一か所ポイントを発見。鎖骨の下です。鎖骨下筋。

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 一番上の肋骨とつながっています。なので、ここを指圧すると、背中の方に響きます。ちょうどその部分が、さっきの菱形筋のところと近いです。

 

ここを押しながら肩を動かすとやはり痛みが出ません。

 

全部関係しているのかなと思います。

 

・胸鎖乳突筋

・菱形筋

・鎖骨下筋

 

兄が鍼を打ってくれたところは、胸鎖乳突筋、僧帽筋、大胸筋だったと思います。

 

僧帽筋は菱形筋と近いですし、大胸筋は鎖骨下筋と近いです。

 

やはりプロの目は鋭いです。ぼくは数か月かけてようやく元凶にたどり着きました。

 

肩を痛めていたのは、その周りの筋肉です。これは日々の肩回りの使い方、姿勢によります。

 

寝るときに下にする方の肩が四十肩になるとも言われています。

 

運動不足や寝方も見直してみましょう。

 

まとめです。

 どのように動かすと痛むか調べ、どこを押すと痛みが消えるか調べる。今回胸鎖乳突筋、菱形筋、鎖骨下筋を指圧することで痛みが消えた。

ただし、違和感は若干あり、日によって少し痛んだり、きしんだりする日がある。 

 

継続して手当てしていく必要がありそうなので、まだ毎日手当てしています。

 

それと写真のように腕を上にあげた状態で腕立て伏せをすると効いているように感じています。

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この姿勢だと鎖骨下筋付近の筋肉を使いやすい腕立てになるし、体を下げたときに、肩甲骨を締めるようにすると、菱形筋に影響している感じです。

 

同時に首を右にひねりながらやると、胸鎖乳突筋も使うことになります。

 

テスト的にやっているので確証はないですが、続けるつもりです。

 

おしまい

 

☆このブログ「自分でなおす」は、あくまでも素人の投稿ですので、正しいなおし方かどうかの保証はありません。おっさんがんばってるなあ、それはちがうだろとか思っていただけたら満足です。みなさんのお役に立てる情報になれば、なおうれしいです。

プロの方からのクレームはお控えください。反対に耳寄りな情報、解決法を教えていただけたら大変ありがたいです。読者の方々にとってとても有意義なものになると思うので、ぜひ教えてください。

 

ご拝読ありがとうございました。