尻もち【打撲】の痛みを和らげる
薦め度☆☆
真剣度☆☆☆
難易度☆☆☆☆
技術度☆
解決度☆☆☆
対象:9歳息子のお尻
症状:走り幅跳びで尻もちをついて、座る時や立つ時にお尻が痛い
成り行きと見立て:
学校の走り幅跳びでお尻から着地したそうです。これはその当日の夜なのでわりと怪我したてです。
もちろん砂場なんですが、足ではなくお尻から落ちたのでダイレクトに衝撃がきてしまったようです。
そうすると地面からの圧は、お尻から背中の方向へかかったはずです。
打撲の手当ての基本
打撲は組織が圧迫されて、細胞がつぶれたり壊れたりするけがです。
この組織に圧迫されたのと逆方向に力をかけてあげると、もとに戻ると考えられます。
例えば、組織を両側から寄せてあげるとつぶれた個所がもとに戻る感じになります。
この考え方で打撲の手当てをしたのが、これです。
今回はお尻から背中の方向へ力がかかっているので、反対に背中の方からお尻の方向へ力をかけてあげます。
動画を見ると分かりますが、お尻の筋肉のところを上から下へ指圧します。
その状態で、痛みが起きる動き「座る・立つ」をしてもらいます。
これで痛みが軽減されます。
座ったり立ったりをしないわけにはいかないので、これで完治するわけではないですが、湿布をして寝たところ、翌日には9割治っていました。
炎症がある場合は湿布をすると効果があります
湿布の使い方について書いておきますが、冷湿布は炎症を抑え、痛みを抑えます。怪我のしたてにはとても効果があります。
反対に、怪我から数日後にはもう炎症は引いているのであまり効果はありません。
また、温湿布の使い方を間違える方も多いですが、温湿布は怪我のしたてに貼ってはいけません。
余計に炎症がひどくなります。
温湿布は、慢性的な症状のある場合、患部を温めるために使います。お気を付けください。
まとめです。
打撲はつぶれた組織を物理的にもとにもどすようにすると、痛みが緩和します。場合によってはほとんど治ることもあります。
おしまい
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