今日の前置き
おはようございます。
今年もほったらかしでじゃがいもができました。
去年はまともな大きさのは1つだけでしたが、今年はこんな感じです。
ほったらかしというのは、そもそも種いもを植えたのは数年前。
それを収穫して、そこからは種いもはいっさい植えてません。
小さすぎて収穫していなかったイモが勝手に育ちました。
小さいのはぼくの目にそもそも入っていないのもあるので、ぼくも把握しきれていません。
それほど大きくはなりませんが、十分食べられる大きさです。
早速食べてみましたが、ちゃんとうまいじゃがいもでした。
無農薬無肥料です。来年はまた育つかなあ。
さて本題です。
タープポール(28mm)が抜けなくなったのを熱湯と氷で抜く
費用 0円
薦め度☆☆☆☆☆
真剣度☆☆☆
難易度☆☆☆☆
技術度☆☆☆☆
解決度☆☆☆
対象:直径28mmのタープポール
症状:連結部分が抜けなくなった
成り行きと見立て:
アルミ製のタープポールです。アマゾンで購入してほんの数年(5回程度)使用。
長さ240cmの2本セットを5000円未満で購入したのでわりと安めです。
安いからかでしょうか、数回使った時点でだんだん抜けにくくなってしまい、1か所は完全に抜けなくなってしまいました。
アルミだから変形しやすいのかもしれません。
また、連結部分のきつさというか、すき間がかなりきつきつな製品だったのかもしれません。
こうしたポールは一般のテントユーザーはそんなにいろいろと試すことができないので比較しにくいところです。
とにかく抜けなくなってしまったので何とか抜けないかと挑戦しました。
今回は1回目は失敗。2回目で成功です。
でも1回目で失敗した時に、あきらめて新しいポールを購入してしまいました。
そのポールのすき間感は抜けなくなったものと比べてだいぶスポスポします。
これなら抜けにくくなりにくいと感じます。
その代わり連結部分の入り込む部分が長いので、それによって連結部分の傷みやゆがみが起きにくいようになっているのだと思います。
そして購入したものの、まだ手があるのではないかと思って再トライしてみたらなんと抜けました。
簡単に言うと、お湯だけではだめで、お湯と氷の両方を使ってみたら抜けたということです。
抜けないポールを抜く方法
方針としては、「お湯で膨張させる」が定番ですね。
みなさんもそれは思い浮かぶことでしょう。
お湯を凹(メス)の方にかける
お湯の熱さがまんべんなくいきわたるように布を巻いてみます。凹のように巻いてます。
じょぼじょぼ。
ところが、これではまったくポールは抜けませんでした。微動だにせずです。
そして一度あきらめました。
お湯を凹に、そして氷を凸につける
そして2回目は、氷の使用を試します。お湯を凹にかけるだけでは凸との温度差はそれほどでもありません。
なんなら凸が凹に入り込んだところにも熱湯の温度が伝わってしまいます。
そこで、凸の方を先に氷で冷やしておき、あとから凹の表面にお湯をかけるということを考えつきました。
まずは氷から。
布で巻いてまんべんなく冷やします。凹も含めてまるごと冷やすことで、凸が入りこんだ部分も冷やせます。
お湯をスポンジに浸します。お湯は沸かしてポットに入れておいたものです。なのでかなり熱いです。
お湯をぬりぬり。柄があるものにすれば手が熱くなりません。
さてどうでしょう。手で抜こうとしてもやはりびくともしないので、プライヤーを使います。この際なので傷がついてももういいです。
するとわずかに、1mmくらい回転しました!何回かぐりぐりやっていると、ちょっとすき間が開いたように見えます。
氷で凹を冷やし、凸にお湯をかける。プライヤーでぐりぐりする。これを繰り返します。また少し開きました。
スポンジでぬりぬりじゃなくてもよさそうな感触なので、お湯をそのままポールの凹にかけてやってみると、かけるたびにポールが動きやすくなり、すき間がさらに広がりました。
ついに抜けました!すごい嬉しい!!
でも連結部分、だいぶ傷ついてますね。これでは抜けなくなるはずです。こすれると自分の削れた粉がすき間に留まってしまうんですよね。そうするとなおさら傷ついてしまい、悪循環です。
このポールはまた使えるのか?
こわいですが、試しに連結部分に556(CRC)をつけてさしこんでみました。
すると、ちゃんと簡単に抜けました!
まだ使えます。
ただ、削れた粉が556と一緒にタラ―っと流れてきました。
だいぶ削れていたようです。
抜けなくならないように
こういうことにならないように、ちょっと繋ぎの摩擦があるなと思ったらまめに油をさすとよいです。
一度抜けなくなってしまったら中に油はさせません。
なのでさし具合がきついのに、無理やり連結してしまうのが一番危険です。
ぼくのようになります。
また、油はぬけやすくするというだけでなく、そうすることで連結部分が削れにくくなります。
もし削れてきているなと思ったら、油を含ませた布で削りかすをぬぐいさっておくのがよいです。
そうすることでそれ以上傷つくことを防ぎやすくして、抜けやすい状態を保つことができます。
また、ポールを購入するときにもし確認出来たら連結部分のきつさも確認しておくとよいです。
連結がスポスポと簡単にいくものや、スチールのように歪みにくいものならあまり心配いりませんが、きっつきつのものでしかもアルミだとゆがみやすく削れやすいので注意が必要です。
その場合は使うたびにきつさに気を付けて、きついなと思ったらその場で油をさすとよいでしょう。
まとめです。
抜けなくなったタープポールやテントポール。お湯を凹に、氷を凸につけることで抜ける可能性が大です。でも抜けなくなる前に油をさしておくのがよいですね。それとアルミ製はゆがみやすくて傷つきやすいですし、連結部分のきつさにも気を付けて扱っていきましょう。
ポールを買ってしまったけど、どうしようかなあ。
おしまい
ご拝読ありがとうございました。