今週のお題「海を超えて旅に出る」
イスラエルに行きませんか?
ぼくが旅をしていたのはもう20年も前のことです。
歌うたいになる決意をしたと同時に旅をすることになり、タイ、インド、パキスタン、ネパールを2か月まわり、その後、2年間かけて日本二周をし、その後中国、モンゴルを旅しました。
それ以来外国へは行ってません。
定職に就き、家族もでき、実際に行くことが難しいというのもありますが、ぼく自身はレジャーでいく旅行には興味があまりないのです。
行くなら自分の人生が変わるような場所に行きたいし、または大きな動機があるような時でないと行けそうもないなと思っていました。
それに日本二周をした経験からすると、日本を旅するだけでもものすごい大きな貴重な経験になります。
海外に大きなお金をかけて、その良さもわからない子どもを連れて行き、数日で帰って来るといいうような旅行にはやはりあまり足が向きません。
もちろん行きたい国はありますね。
もう一度行くならインドやネパール。
アメリカはパイオニアの地、移民の地、そして大自然の地。一度はそのパワーを感じてみたいです。
エジプトは古代分明、旧約聖書の地。
スペインはサグラダファミリアがあります。
「アルケミスト」というロングセラーの本を書いたパウロ=コエーリョというブラジルの作家を知っていますか?
そのパウロ=コエーリョの本に出てくる、サンチャゴ・デ・コンポステーラという世界的に有名な巡礼路がスペインにはあります。
いつか必ずその巡礼路を旅してみたいですよね。
日本でいう四国のお遍路さんが近いと思います。巡礼路には巡礼者用の宿がたくさんあるそうです。
そういえばお遍路もしたいですね。
チェコは、インドを旅した時に出会い、歌を気に入ってくれたチェコ人がいて、いつか再会したいと思っています。
アメリカは家族でもいいですが、できたらこれらの国々を一人旅で無計画に旅してみたいものです。
そんな日がいつ来るんだろうと思ってましたが、晴天の霹靂。
ある日一本の電話。
「イスラエルに行きませんか?」
ぼくは家がカトリックなので修道会とつながりがあります。
それで巡礼に行くのだけど一緒に行きませんかという御誘いなのです。
まさかイスラエルに行くという選択肢はぼくの中にはありませんでした。
ぼくの母親が、「わたし、昔イスラエルに住みたいと思っていたのよ。」と言っていたことはありましたが、それを聞いても行きたいとは思いませんでした。
これは人に誘われないとなかなか行こうとは思わないですよね。
今回お誘いがあり、何か導かれるものを感じました。
「これは行くべきなやつだな。」
なにせ、イエスキリストの足跡をたどるのです。
めちゃくちゃ楽しそうです。
ただし問題は仕事を休めるかということと、お金と家族の問題。
奥さんには「職場がOKならあなた次第じゃない?」と言われ、GOサイン。
お金は、決して少なくない出費ですが、行きたい気持ちが強すぎて問題にならず。
あとは職場。
10日間のツアーなのですが、全部行くことはどうやっても無理。
相談の上、後半の6日間は行けるということになりました。
そうするとエルサレムだけしか滞在できないのですが、ぼくはそれで満足です。
聖地に行くということで、何か神様との出会いがあるかもしれません。
今から楽しみです。
久々のパスポート取得
都庁の窓口で、
「これが最後に取得していたパスポートですか?」
と念を押され、何でそんなこと聞かれるのかと思ったら、
「こんなに海外行ってないの?」
というような意味で聞かれたんだなと分かり、ハッとしました。
パスポートはモンゴル・中国を最後に使っておらず、2007年で切れてたので、きっとずいぶん久々に海外に行くんだなあと思ったのでしょう。
新しいパスポートも無事取得でき、ツアーなので手続きは言われた通りすすめればよく、楽です。
他にも、今はコロナのため3回の予防接種を済ませていることが必要なんですね。
ぼくは済ませていたのでラッキーです。ただし英文の接種証明も必要なようで、それも取得しました。
あとはお土産を調べておきたいですね。
奥さんは、
「泥パック買ってきて。食器買ってきて。ワインもいいね。ローソクたてもいいね。」
などと言っています。
ローソク立て、いつ使うのですか?
おしまい
written by SEGE