つまずいた後の足首の痛みを治す
薦め度☆☆☆☆
真剣度☆☆☆☆
難易度☆☆☆☆
技術度☆☆☆
解決度☆☆☆☆
対象:5歳娘の右足首
症状:歩くと痛い。かなり足をひきずっている。
成り行きと見立て:
娘はしょっちゅう足首などの痛みを訴え、だいたい原因はふくらはぎなどにあるのですが、今回はいつものように治りません。
詳しく話を聞いていると、その日公園でつまずいて転び、ひざをすりむいたそうです。
もしやそれに関係しているのでは?と思い、それがビンゴでした。
けがをした時に負荷がかかった方向と逆の方向に手当てする
治し方の原則の一つ「痛めた時の負荷と逆方向に手当てをする」を使います。
つまずいたということは、つま先から足首の方向に圧がかかったということなので、足が後方へずれている可能性があります。
そこで、足が前方へ行くようにかかとの後ろから圧をかけて関節を調整してみました。
圧をかけながら、足首を曲げたり伸ばしたりさせます。また、同時に、その運動をさせながら足首まわりの筋肉をほぐします。横引きでほぐすとよいです。
的中です。それでだいぶ痛みが半減以上改善しました。
そのあと、足首だけでなく、足全体を後方へ力をかけさせました。つまずいたということは、前方から負荷がかかったので、後方から負荷をかけるともとにもどるということです。
足をのばして股関節を後ろへ回転する方へ力をかけさせます。力をかけさせては脱力を数回繰り返して、痛みが8割軽減しました。
治し方動画
文字だけだと分かりにくいので、動画をどうぞ。
まとめです。
痛めたのと逆方向に調整すると治るという原則も覚えておきましょう。
体は物理的な仕組みでできているので、物理的な仕組みに従って治せばいとも簡単に治ることがあります。
なのでけがをした時の状況をよく聞くということもすごく大切です。
「後ろへ行っているものは前に戻す。」「広がっているものはせばめる。」など。
おしまい
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