今週のお題「最近初めてしたこと」
靴で走るのをやめてみる【ワラーチで走ると健康によい】
ぼくの知り合いで毎日走っている神父様がいます。
走ることで無心になり、心が楽になるそうです。
そしてはだしで走ることで、体にもいいし、怪我もしにくくなるそうです。
なぜなら人は本来はだしで歩いたり走ったりする生き物だからです。
その神父様は実際に膝を痛めていたのですが、はだしで歩き始めたことで膝の痛みがなくなったそうです。
つまりはだしになったことで足が矯正されたということですね。
でも、
「いきなり走り始めたら逆に膝やられるよ。」
と言われました。
人間は二本足で歩く生き物なので、4つ足動物に比べると足にかかる体重は2倍になります。
だから4つ足動物に比べて2倍の負荷がかかります。
ということは、それに対処できるほどの負荷を吸収すメカニズムになっているということです。
さらに言うと、頭が足の真上にあるので地面からの衝撃を吸収しなければ、頭に直接衝撃が行ってしまいす。
だから本来はだしで歩いたり走ったりする時には、ちゃんと負荷を逃がしたり吸収したりすることができるはずです。
ところが人間はほとんどの人が靴をはくようになっていったので、そうした人たちは、負荷を吸収する機能が弱くなってしまいました。
靴が無ければ負荷を弱められない、もしくは歩き方が本来の歩き方でなくなったので故障が起きるようになってしまうということが起きてきます。
だからはだしがいいからと言って、すぐにはだしでがんがん走ったら足が壊れてしまいます。
その神父様が言っていたのはそういうことです。
ワラーチははだし感覚で歩ける、走れる
でもはだしで歩く、走るというのはほとんどの人にとってかなりハードルが高いですよね。
どこでやるの?という感じです。
ぼくは家から目と鼻の先に多摩川があるので、芝生でさっそく歩いてみました。
気持ちいいです。
でも結構勇気がいります。
しかも鳥の糞とかもけっこう落ちているので足がかなり汚れます。
また、とがったものが落ちてないとも限りません。
やはりあまりやりたいくないです。
かといって近くの体育館とかきれいなところでわざわざやるかというと、それはぼくはめんどくさいです。
そこで神父様が教えてくれた「ワラーチ」というのを試してみることにしました。
これは調べるとメキシコの先住民が履いていたそうで、これで100kmとか150kmとか走れるそうです。
「わらじ」から来ているという説もあるそうですが、名前からしてきっとそうですよね。
ワラーチはタイヤを再利用して作られていたそうですが、そんな最近のことであればなおさら「わらじ」から来ているんじゃないかと思います。
実際に現在では、このワラーチをはいてフルマラソンとか長距離ランをする人がいます。
自分で作る人もいるそうです。
そしてこれなら足の裏を怪我したり、汚いものを踏んだりする心配がなくなります。
その上、はだしに近い感覚で歩いたり走ったりできます。
今使い始めて1か月ですが、週に3回くらい、毎回歩き500m走り500mくらいな感じで徐々に慣れさせています。
なるべくアスファルトのところは走らず、走る時は草の部分を走るようにして負荷を抑えています。
そんなゆるい感じなので膝は痛くなってません。
それに、脚がぽかぽかになりますよ。
冬ははだしは寒いので厳しいですが、靴下をはかなくても寒くないときは、おすすめです。
靴下を洗濯しなくてすむのもいいなと思っています。
ちなみに外反母趾にも効くという話があります。
ぼくは距離を伸ばすなどして、しばらくやってみようと思います。
ちなみにぼくが履いているのは初心者用とか、たくさん走りたい人用とか、3つくらいモデルがあります。
おしまい
written by SEGE