今週のお題「やる気が出ないときの◯◯」
ぼくがやる気が出ない時にすることベスト3
そもそも何に対してのやる気なのかという問題があります。
仕事なのか?
趣味なのか?
やらないで済むことなのか?
それともやらなきゃいけないことなのか?
はたまた人生自体になのか?
やらないで済むことならぼくは「寝る」につきます!
あとそもそももうそれをやるのを辞めるというのも大事ですね。
じゃあ、やらなきゃいけないときにやる気が出ない時にはどうすればいいのでしょうか。
第3位 やっぱり寝る
「いや、寝んのかい!」という感じですが、とりあえず寝ちゃえというのは一つの手です。
とりあえず寝ちゃって、すっきりしてから手をつけるという流れが一つ。
もう一つは、とりあえず寝ちゃってもうさすがにやらなきゃやばいでしょという状況に追い込んで、お尻に火をつけてやり始めるという流れ。
ぼくは課題が重いほど眠くなるタイプです。
高校時代は勉強しようとすると手がつかなくてそのうち机の上で寝てしまう。
または「あーやる気おきねえ!」とベッドに身を投げ出して寝てしまう。
そんな眠るの大好き人間でした。
つらい気持ちを感じないようにするには寝るにつきます。
「寝る」のはおすすめの方法というより、単なる逃避行動ですね。
でも寝ることでストレスを発散するという面もあります。
第2位 本当にやらなきゃいけないか考え直してみる
「やらなきゃやらなきゃ」と思い込んでいて、「でもよくよく考えてみたら今日やらなくてもよくね?」ということもあります。
それはただ先送りにしただけななのですが。
でもそれで気が楽になり、次の日なら手がつくということもあるわけです。
だから仕事を整理する、書き出してみるということは結構有効です。
それは全体が見えるということ、見通しが立つということにつながって、いまやらなきゃいけないことを正確にとらえることができます。
「なんとなく嫌だな」というあいまいな、無駄な消耗から回避することで、やる気アップにつながります。
第1位 とにかくやる
「それは答えではないのでは?」と思いますか?
いえ、そうじゃないです。
また、「やる気が出ない」と「本当はやる気がない」とは違います。
本当はやりたいのに、やる気が出ないというなら、やはりどうしたらやる気が出るのかは考えたいです。
でも、「とにかくやる」と言っても、ただ何も手を打たずにやるのではありません。
「いかにすれば始められるか」
それだけをとにかく考えて工夫してみるということです。ここからの話はとても重要なのです。
「いかにすれば始められるか」がなぜ大事なのかというと、実は人のやる気はやり始めてしまえば出てくるものだからです。
つまり、やり始めることさえできたらたいていはそのままやり続けることができます。
やり始めるために大事なポイントは、やり始めの負荷をいかに軽くするかです。
だいたいやる気が起きない時というのはそのタスクが重いからです。
やり始める前から、
「あーこの仕事だるいなあ。時間かかるよなあ。」
「この仕事まじでシビアだわ。失敗できないやつだ。重いなあ。」
と思っていて、その大変さを感じてしまうからこそやりたくないのです。
やらなきゃいけない重要な仕事こそ、その重さゆえにやりたくなくなるのです。
だから、その重さを軽くするということが大事ですよね。
「でも仕事の内容は変えられない。削れないよ。」
と思うでしょう。
その通りですが、気持ちを軽くすることはできます。
重い内容の仕事でも、得意だったり好きだったりすれば気持ちは重くなく、さくさくと手が付けられます。
つまり気持ちが軽いからです。
そのように、気持ちを軽くする工夫が成功すればやる気を出して仕事に手を付けられる確率が高くなります。
仕事に手をつけはじめるための工夫
1.とにかく椅子(仕事をするための椅子)に座る
2.とにかく机に資料を広げる、またはパソコンをつけて資料を開く
3.全部やり切ろうと思わず、目標を「1ページだけ読もう」「1分だけ読もう」というようにする
4.タイミングや状況を工夫する
「いやいや、それができないから困っているんですよ。」という声も聞こえてきそうですね。
でも「椅子に座る」という時に、その時すでに「仕事を終わらせなきゃ」と心の中で思っていませんか?
そうじゃなくて、本当に椅子に座るだけを目標にするんです。
「よし、おれは今から椅子に座るぞ!」
と宣言するのもいいみたいです。
そして座れたら、
「おれ、座れた!えらい!」とほめてあげましょう。
アホらしいですがやる気ない時、仕事をする椅子にすら座りたくないということがあるならやってみてください。
すわったらまず必ず何かしらし始めるはずです。
さて、
「いや、座ったら机のまわりを整理しちゃうんだよねえ。」
「パソコンつけたらネットでいろいろみちゃうんだよね。」
次はそんな声が聞こえてきそうです。特に整理し始めちゃう人多くありませんか?
ぼくもよくやります。
これは完全に逃避行動ですよね。しかもわりと悪くない行動(整理しているから)だからすごく逃げやすいんですよ。
でもこの時も心の中で「仕事やらなきゃ」と思ってますよね。やらなきゃいけない仕事ほどそういう思いは強いのでなかなかぬぐえないですよね。
本当に人間て変な生き物です。やらなきゃいけないと思うほどやれなくなる。逃げたくなる。
なのでその「仕事をやらなきゃ」という思い捨てましょう。
「仕事をやる」んじゃなくて「資料を開く」ことだけを目標にします。
椅子に座るとの同じです。それは絶対にできるはずです。
そして、そこまでくると資料に目を通し始めるはずです。
ここまで来てもまだ重かったら、
「今日は1分仕事を進めよう。それ以上やらない。」
とか、
「1枚だけやったら終わり。それ以上やらない。」
と心に決めます。
それで手が進んだならもう成功です。
1分や1枚やっている間に、「もうちょっとやってみよう」という気持ちが出てくるからです。
次にちょっと視点を変えて、「タイミングや状況を工夫する」です。
①いつどんな状況でやるか
例えば、「家に帰るとやる気なくなるわあ」「ソファに座ったらもう立ちたくないわあ」ということがあると思います。
ぼくは歯磨きが本当に面倒くさくてなるべくやりたくない人です。
あの時間がもったいないし、手は抜けないし、疲れるし、立ったままが嫌だし。
どう「やる気」を出したかというと、お風呂で湯船につかっている時に磨くことにしました。
座ってリラックスしたままできるし、あの時間はぼーっとしている時間なので歯磨きに費やしても無駄な時間に感じません。
それに集中してじっくり磨くことができます。
それによって歯磨きをさぼることが激減しました。
もう何年も欠かさず毎日磨くことができてますし、10年ほど虫歯もないです。
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つまり、いつどんな状況ならやる気が起きるかということです。
家に帰ると手がつかないのであれば、仕事帰りにカフェでやる、というのもそうですね。
②「ながら」を利用する
それと「ながら」ならできるものは「ながら」でやるというのも大事なポイントです。
「音楽を聴きながらならジョギングできる」とか、「テレビ見ながらなら動画の編集できる」とか。
そういう頭の使い方も大事です。
歯磨きもそうですね。
ぼくは湯舟に入りながらならできるし、テレビ見ながらも結構やります。
③どんな状態で前の仕事を終わらせておくか
「次に仕事するときに始めやすいような切り方をしておく」というのも、とっかかりやすさを生み出します。
分かりやすいのは、整理整頓ができていないといざはじめようという時にやる気がうせます。
例えばおもちゃが壊れたからドライバーを使いたい、と思ったものの、物置きが荒れていてドライバーが見つからない。
そうするとやる気が失せます。
だから物をちゃんと片付けておく、整理しておくというのはやる気につながることです。
ぼくはドライバーなどのツールは、握りてをこちらに向けておくのではなく、ドライバーの先をこちらに向けておくことで探しやすくしています。
だからパソコン内のファイルも整理しておくことが大事です。
また、「仕事を切りのいいところまでやろう」というのは実はあまりよくなかったりします。
それはつまり次の仕事は1からのスタートになるということを意味し、1からのスタートは何でも重いものだからです。
何でも最初は大変ですよね。
逆に慣れてきたものは続けやすいです。
だから仕事も「のってきたぞ」というところで切って明日にまわしたり、「ここで切っておけば明日はとっかかりやすいだろう」ということを見込んで、あえて途中で終わらせたりということも重要です。
④仕事の順番を入れかえる
③と似ているのが、「仕事の順番を考える」です。
例えばぼくは一時期クロスワードにはまっていました。
クロスワードは平日は帰宅後、休日は朝やることにしていました。
それでそのタイミングを逃してほかの仕事をはじめてしまうと、ずっとそのことが頭にひっかかって、ほかのことに集中できないということがありました。
何を先ににしておけば気持ちがすっきりするかという視点が大事です。
片付けないでもやもやしていることがあるなら、「そっちを先にやったほうが自分の心が安定する」ということも意識しましょう。
また、AとBという仕事があったとき、A⇒Bだとうまく気が乗らないのに、B⇒Aだとルンルンで進むということもあります。
どっち先にしようかなと考えてみましょう。
⑤仕事の大きさを考える
あるお話でこんなたとえ話をききました。
「工夫すれば全部箱に全部おさまる、大きな石と小さな石がいくつかあります。
大きな石から入れて後から小さな石を入れるとおさまりやすく、先に小さな石を入れると大きな石がはみ出てしまう。」
こんな話だったと思います。
つまり仕事も大きなものをどうするかの予定を先に立てるとよいということです。
大きな仕事をいつやるか決めておくと、すき間時間に小さな仕事をこなしていけます。
これを無計画に手の付きやすい小さな仕事やっていってしまうと、大きな仕事が後回しになり、大きな仕事をしようというときには、もう余裕がなくなってしまうんですね。
⑥後回しにしないようにするには
仕事って重いものほど後回しにしてしまいますが、そうするといざやろうというときになって気が重くなり、
「あー!もっと早く準備しておけばよかった。あんな資料、こんな資料も必要じゃん!」
などとなり、余計やる気が失せてきます。
かといっていきなり重い仕事を片付けようとするのは結構ハードルが高いです。
それができるにこしたことはないですが、人間そうはいきません。
ハードルを下げて手をつける手立てとしては、とりあえずさっと早い段階で全体に目を通しておくことです。
「全部片づけよう」という思いは捨て、「目を通すだけをしよう」という思いを持つということです。
それだけでも、見通しがあることで余裕ができて、かなりその後の仕事の負荷は変わってきます。
また、後回しになるものは期日が後の方だったりするので、どうしてもほかのものに埋もれてしまい、物理的に目の前から消えて忘れてしまうということもあります。
なので普段から司会に入るところにおいておくということも大事です。
メモに書いておくということもその一つのやり方ですね。
ただ、目に触れていることが嫌でストレスになる場合はやめていいと思います。
以上「いかにすればとっかかりやすくなるか」という視点で書いてきました。
ここまではベスト3として紹介してきましたが、最後にもっと大きな問題、「人生にやる気をなくしたら」ということを書いておこうと思います。
もしも人生にやる気をなくしたら
人生にやる気をなくしたら、旅をしましょう。
普段でも、気持ちがふさがったらとにかく外に出るのがいいです。
ただ歩く。ただ空を見る。ただ駅前まで行ってみる。
意味なんてなくていいです。
外に出るのもいやだったら、「コーヒー飲みたいな」と思えばコーヒーを飲みましょう。
それはコーヒーを飲むという立派な「やる気」です。
そんなささいなやる気をそのままにせず、ばかにせずかなえてみましょう。
かなったら自分をほめてあげるといいです。
他にやる気が起きることがないなら、コーヒーを飲むことがその時の自分の「やりたいこと」のマックスですよね。
旅に出たいと思って旅に出ることと変わりありません。
「炭酸飲みたい」「テレビ見たい」それでいいです。
そのうち、「こうしちゃおれん」と思ったら、それはほかに何かやりたいことがあるということです。
そしたらそちらへ進みましょう。
大事なのは意味なんて考えず、ささいなことでもやりたいと思ったことをやるということです。
そうすることで「自分のやりたいことを自分でやると決めて、自分の力でかなえた。そして自分をほめてあげた。」という経験を積み重ねられます。
そういう積み重ねをしていくと、きっと人生にやる気が起きてきます。
ぜひ参考にしてください。
おしまい
written by SEGE