「もしもの備え」は十分ですか?②
水で膨らむ土のう比べ
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おはようございます。SEGEです。
昨年度、2019年の台風19号による多摩川の水害で、我が家は庭まで浸水しました。駐車場の間口で40cmくらい。車どかしておいてよかったあーー。
幸い庭に勾配があるので水は玄関には届かず、家の基礎の下まで来たというところです。
数軒先では床上浸水があったので、本当に胸が痛みます。うちも本当に危なかったです。
人生で初避難も経験。
「むーう。この異常気象はもう毎年覚悟しないとなあ・・・。」
そこで1年間水害対策に頭をひねってきた。避難セットも購入。
「ピン!」ときたのが、2つ。
①水で膨らむ土のう袋
(あるだろ。)と決め込んでいたら、やっぱりあった。
②基礎と建物の間にあるすき間を埋めたい
少しでも床上浸水と床下浸水では被害は天と地の差。でも、基礎と建物の間のすき間に気づいた。これって意外と盲点じゃない?こちらについては関連記事へどうぞ。
床下換気口(縁の下)って今は穴が見えてないからなかなか気づきにくい。昔は歯が抜けると縁の下に入れたもんです。
さて、水でふくらむ土のうといってもいろいろありました。我が家では3種類購入。何といっても今年は災害対策用に家計に月1万は確保するように工面しているので、これに関してはけちらずにやります。
大事なことには投資しないといけません。
さて本題です。
☆本題 水で膨らむ土のうの性能1位は「水ピタ」です。
以下の3つを購入しました。
①一番安い
②中くらいに安い
③高い
これは、我が家で一度膨らませた後、放置していたものの写真です。
①が白、②が麻袋、③が黒いのです。黒いのが「水ピタ」。
一位は「水ピタ」です。
一番高価ですが、この際被害を最小限にとどめるために、出し惜しみしてはいけません。
使い方にもよりますが、トイレやお風呂の排水を塞ぐ程度だったら①の白い土のうでもいいです。というか、それならビニール袋に水を入れてそれを使ってはどうでしょうか?
本格的に積んで水を防ぎたいなら③「水ピタ」です。
①白い土のう
膨らみ度☆☆
ぬめり度☆☆☆☆☆
しぼみ度☆☆☆☆☆
お買得度☆☆☆☆☆
②麻袋
膨らみ度☆☆
ぬめり度☆☆☆
しぼみ度☆
お買得度☆☆☆☆
③水ピタ
膨らみ度☆☆☆☆☆
ぬめり度☆
しぼみ度☆☆☆☆☆
お買得度☆
【膨らみ度】
①と②は、均等に膨らみません。袋によってもむらがあります。③はきれいにパンパンになってくれます。
【ぬめり度】
①はひどいです。②は①ほどではないですが、にぎるとぬめりが出てきます。③はほとんどありません。庭に置く場合、このぬめりが水にとけて土に浸みていくとなると、①と②は使いたくないです。
【しぼみ度】
①はすごくしぼみます。でもそのかわり地面にぬめりがべっとりつきます。②はいまいちしぼみません。廃棄が大変だと思います。③はぺったんこになります。
【お買得度】
①はめっちゃ安いです。ホームセンターでも先日見ましたので、手に入りやすいでしょう。アイリスオーヤマだし。②は高くないですが、これを選ぶ決め手がないです。③はダントツ高いですが、本物です。
ちゃんと研究された製品です。
なので我が家ではこの「水ピタ」を玄関回りや庭から家に向かってくる水を止めるのに使おうかと思っています。
さらにうまくいけば、床上浸水も防げるかもしれません。防水テープと、土のうの組み合わせをしてみる予定です。
まとめです。
水で膨らむ土のうは「水ピタ」が一番。
おしまい
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ご拝読ありがとうございました。