ヘッドライトの曇りをとる
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薦め度☆☆☆☆
真剣度☆☆☆☆
難易度☆☆
技術度☆☆
解決度☆☆☆
対象:マイカーのヘッドライト
症状:曇ってます。このまえ少しやったけど、その一か所だけきれいになり、ほかは曇ったままの中途半端な状態。
なぜヘッドライトを磨くのか
実はぼくは実家に住んでいる時はヘッドライトを磨いたことなんかありませんでした。
磨いてもらったこともありません。
はじめてその必要性を知ったのはアパート暮らしをしていた時です。
車検に出した時に「ヘッドライトが曇っているのでこのままだと車検に通りません。磨きます。」とイエローハットで言われました。
あとで調べると、日に照らされるとヘッドライトは黄ばんで曇ってきてしまうとのことでした。
(そんなの初めて言われたけどなんでだ?・・・そっか!)
今までは実家の車庫に入れていたのが、アパート暮らしになって駐車場が屋根なしの場所になったからでは?
それしか理由はないです。
しかも車が東向き。余計に日にあたる。まわりは畑でかげをつくるものは何もない。
これじゃあ曇りやすい。
今の住まいは戸建てになり、駐車場に屋根こそないものの、車の向きは西向きで壁際にあり、まわりに建物もありあまり直射日光があたらない。
曇るペースがやはり落ちています。
ただ、前の駐車場で日にさらされまくったときの曇りが残っているので今回それをリセットしたい。
安全のためにも、もちろん車検を通すためにもみなさんヘッドライトを磨きましょう。
そして自分でやった方が、やはり安上がりだと思います。参考にしてください。
ヘッドライト磨きにはコーティング剤が必要
ただ磨くだけじゃなく、これは磨いた後にコーティングしないとすぐにまた黄ばんできます。
でも前回磨こうと思ったときはコーティング剤がなく、それでいったん中断したままでした。
これをアマゾンで購入。1273円です。業者に頼むと数倍はします。
よく見るとコーティング剤だけでなく、研磨セットもついていました。
なのでこの商品を買えば磨きからコーティングまで全てできます。
でもぼくは欲張って、磨きにもう一段階入れました。
箱の中に入っていたもの
・サンドペーパー(やすり)2種類—粗いの2枚、細かいの1枚
・サンドペーパーを巻き付けるスポンジ1つ
・マスキングテープ
・コーティング液
・液を吸い、スポンジに浸すための注射器
・コーティング液を塗るためのスポンジ2つ
ヘッドライトの曇りを磨いてとる
作業には小2の息子に手伝ってもらいました。
ボディに傷をつけないようにマスキングテープをヘッドライトのまわりにはります。
息子側は左のヘッドライト担当で、ぼくは右を担当。ぼくの方はマスキングテープはせずに作業しました。
テープをはったらサンドペーパーでこすっていきます。
当然ですが粗い方を先に使います。セットに入ってる四角いスポンジにまきつけ、水をつけてヘッドライトをこすります。
こすりかすがたくさん出てくるので、ヘッドライトについているかすをたびたび水で洗い流しましょう。
次に細かい方のやすりで磨いていきます。やり方は同じです。ちょっと曇りがとれているのが分かりますか?
左右のヘッドライトともに磨きます。さて、やすり終わった状態を写真で見比べてみます。
左がビフォー、右がアフターです。きれいになっていますよね?
しかし、実は説明書にも書いてありますが、この紙やすりで磨いた状態では、完全にくもりはとれません。
でもこの状態でコーティング液を塗れば曇りがなくなるそうです。
さらに磨くと
ぼくはこの上にもう一段階磨きを入れました。欲張りです。
鏡面仕上げ用のセットを持っているので、それを試してみます。これは本当はボディの細かい傷用なので、ヘッドライトに使うものではないです。
車の傷を直す、消すで使っています。
そういったことも含めて実験的にトライします。
パウンドクリームを専用のスポンジにつけて磨きます。サンドペーパーより圧倒的に細かく、鏡面仕上げになります。
磨き終えたら乾いた布で拭き上げます。ぼくはいらない靴下とかをストックしておいてこういう時に使います。
さて、どれくらい磨かれたでしょうか。
左がサンドペーパー仕上げ。右がさらに研磨剤で磨いた状態。やはりちがいますね。
コーティング剤を塗る
説明書通り液を作り、スポンジに浸みこませてヘッドライトに塗っていきます。
塗るたびに3分ほどおいて乾かしてから再度塗ります。この商品の場合は2度塗り。液が余ったのでぼくは欲張って3度塗りました。
完成!!
コーティングする前とコーティングした後で比べてみます。左がコーティング後。右がコーティング前です。↓
曇りが違いますね。
まとめです。
磨きは当然細かい方がいいし、コーティング剤をぬることでさらに曇りがなくなる。
ここまでは問題なくヘッドライトの曇りがとれましたが、あとはどれだけコーティングがもつかですね。それによってコストも確定していきます。
それとボディ用の鏡面仕上げにする研磨セットも使ってみました。しばらく使って成果を見ていきます。
おしまい
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