自分でなおす!物も体も心も!

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壁の境目のひび割れたすき間をコーキングで埋める

 壁の境目のひび割れたすき間をコーキングで埋める

今日の関連記事:コーキング(シーリング)のカビを除去してコーキングしなおす

 

薦め度☆☆☆☆

真剣度☆☆☆☆

難易度☆

技術度☆☆☆

解決度☆☆☆☆

対象:風呂場の入り口の枠と脱衣所の壁との境目(2mくらい)

症状:冬になるとすき間が広がる

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成り行きと見立て

我が家は中古の戸建てです。1階は床、壁紙、水場全てをリフォームしました。

 

翌年の冬、気づくと壁紙の境目や今回の壁の境目にすき間ができているのを発見。

 

おそらく冬場に感想と気温低下による収縮が原因です。

 

それが証拠に夏場はそのすき間が縮まります。

 

それにその次の年に観察すると、去年以上にすき間が広がっている感じではありません。

 

ということは構造上の負荷がかかってきたということよりも、膨張と収縮の繰り返しなのだと判断できます。

 

原因はともかく脱衣所は湯気も来るし、湿気が多いのですき間は塞ぎたいところ。

 

やはりコーキング(シーリング)で埋めるべきかなと思いました。

 

コーキングなら弾力性があるので、冬と夏を繰り返しても適応してくれるでしょう。

 

必要なもの

・へら(先が丸いもの)

・マスキングテープ

・コーキング(シーリング)材

・新聞紙(へらでならしたときに、あまったコーキングをこすりつけておくのに)

 

購入したのはコーキング材だけです。

 

洗面所のカビ除去の記事に書きましたが、コーキング材は一度開封すると、保存が利かないです。

 

使い切らないまま乾いて固まります。なので少な目に買いたいところ。

 

この量でも十分余ってしまうのでもったいない。ホームセンターで400円くらい。

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洗面所のところと今回の壁の隙間と一緒に施工し、半分弱残った感じです。

 

もっと少なく売っているものがあったらぜひ教えてほしいです!!!

 

マスキングテープをはる

このとき、テープが曲がってつけば当然コーキングも曲がって仕上がるので、まっすぐはりましょう。

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白いマスキングテープしかないので分かりにくいかもしれません。カラーのならもっと分かりやすいですね。

 

反省としてはもっと幅が広いマスキングテープの方がよいです。後で説明します。

 

浴室入口の扉の枠なので、縦に2mくらいあります。コーキングするので一部だけというわけにはいきません。

 

全部にやらないと見た目が悪いし、全部塞がないと水分が入ってしまいます。

 

けっこう長いのでがんばりましょう。

 

コーキング(シーリング)する

洗面台のカビ除去の施工のあと、すぐにこちらに使います。乾かないようにというのと、このあと出かけるので急ぎます。

 

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やってわかりましたが、上からやると着きが悪くてポタっと地面に落ちることがありました。

 

ぼくが下手なんだと思いますが、写真とは違って下からやるとそうなりにくかったです。

 

へらでならしていく

へらはさきっぽが丸いものを使います。

 

そうするとすき間の上にある程度厚みができて、丸く滑らかに仕上がります。それと縁が薄く仕上がります。

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vimeo.com

 

ならしたあとはこんな感じです。まだまだ下手なので何度もへらを往復させました。 

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一日後マスキングテープをはがす

乾くのに24時間かかると説明に書かれています。

 

家族でちょうど一泊旅行に行っていたので、楽しみに帰ってきました。

 

さっそくマスキングテープをはがしましょう。

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はみだしのミス

マスキングテープが細かったのと、コーキングの量が多いのと、ならすのが下手なのとで、マスキングテープからはみ出していました。

 

乾くまで気づかなかったのがうけますが、逆に乾いたからこすればとれます。

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けっこう長い範囲ではみ出していたので、このあと薄めの、エッジがまっすぐなへらできれいにとりました。

 

地の素材がこうしてコーキングがとれやすいからよかったものの、そうではない素材だったらきれいにとれませんでした。

 

こうならないようにするにはマスキングテープを幅広のにしておくべきです。

 

でもこんな仕上がりです。

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けっこういい感じにできました。自分的には95点。合格です! 

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そもそもすき間を作らないために

これはぼくの仮説で。うちのリフォームは9~10月に行われました。

 

乾燥や気温の低下が原因ですき間ができるのだとしたら、そもそももっと寒くて乾燥している冬に壁のリフォームはしてもらうのがいいかもしれません。

 

縮み切った状態で完成していればそれ以上縮むことはないので。

 

リフォームを考える際は、業者さんにこうしたケースがあるということを相談されるといいかと思います。

まとめです。

 隙間はコーキングでふさぐことができる。へらの形、使い方、そしてマスキングテープの幅やはり方に気を付ければ、わりと難しくない作業でした。

 

今はまだ11月なので、このあと冬が本格的になってきたとき、そして来年暑さと湿度が戻ってきて、また寒さと乾燥がやってきた1年後にどうなっているか。

 

直し具合が確かめられるのは少し先ですが、1年後にまた検証したいと思います。

 

おしまい

 

今日の関連記事:コーキング(シーリング)のカビを除去してコーキングしなおす

 

☆このブログ「自分でなおす」は、あくまでも素人の投稿ですので、正しいなおし方かどうかの保証はありません。おっさんがんばってるなあ、それはちがうだろとか思っていただけたら満足です。みなさんのお役に立てる情報になれば、なおうれしいです。

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ご拝読ありがとうございました。