今週のお題「今年は、お花見しましたか?」
アーモンドの花と桜が似ていることと日ユ同祖論
イスラエルから帰国しました。
ぼくが持ち帰ったものは、
①膨大な聖書とイエスの世界
②お土産
③コロナ
です。
最後にでっかい土産持ち帰りました(笑)。
得たものが膨大過ぎて知恵熱コロナかもしれません。
旅直前まで1か月ほどずっとハードな仕事をしていて、旅もハードだったため、疲れも出たのだと思います。
ぼくのコロナは喉の痛みはなく、熱と強い頭痛と全身の倦怠感と痛みです。
初コロナでしたね。発祥してから丸四日は寝たきりでした。
ようやく読み書きもできるようになってきたのでブログ再開です。
桜について言えば、帰ってきたらもう桜が散り始めていて、ピークを味わうことはできませんでした。
もっとも、帰ってきても隔離生活のため見に行くことができていませんが。
エルサレムのガイドさんも取り上げた日ユ同祖論
それで今回のツアーガイドは、イスラエルに30年在住の日本人の女性ガイドさんでした。
ものすごい博識なガイドさんで、ご主人はユダヤ人なので、聖書にもめちゃくちゃ詳しい方でした。
なので、本当にすごく勉強になりました。
そのガイドさんも日ユ同祖論に2回だけ触れました。
一つは「エルサレムの城壁に使われている紋章が、菊の紋と同じ」。
もう一つは「おでこや腕などにモーセのおきての書をつけておく装束が、日本の山伏とそっくり」。
この2つについて紹介してくださいましたが、まったく否定されませんでした。
我々はカトリックの神父様率いるコテコテの一般的なカトリックの集団なのに。
「ただの偶然です。」
と片づけなかったので、これはもしかして本当に信ぴょう性があるのかもしれないと思いました。
日本とユダヤは同祖とは思わない
ただぼくは「日ユ同祖論」という言葉には違和感があります。
というか同祖と言えばどの民族も必ず同祖にいきあたります。
そうではなく「2000~3000年くらい前は同じ民族だった」ということならぼくはちがう民族だと思っています。
人種が違いますよね。
「宗教の原点が同じ」なら分からないでもないです。
でもぼくはそうも思ってなくて、「日本に住んでいた人(弥生人)に、ユダヤ教の文化が伝わった」。そんなことではないかと思っています。
ただその場合、「日本の宗教の原点はユダヤ教である」のではないかと思います。
ユダヤ教と日本神道や宗教行事との共通点はたくさんある
これは調べれば今ではネット上でたくさん見つけることができます。
ぼく自身は、もともと日本二周の旅の最中で得た知識もあります。
当時はうそかまことか、すげえ都市伝説だなあとしか思っていませんでしたが。
キリスト教の信者でもなかったですし。
しかし現在は信者となっていて、聖書を2回読破しているので、聖書を読んでいる中で「あれ?これはもしや・・・」と思う場合がいくつもあります。
特に、ユダヤ教の神殿や聖所の構成が神社にそっくりです。
社に入る前に手を洗う場所があります。
社の中に、偶像はありません。
ケルビムがいて、鳳凰と照合されます。
聖所の入り口の名残が鳥居だと思われます。
聖なる石版を入れる聖櫃が、御神輿にそっくりです。
除酵際はイースト菌を家から一切なくす大掃除ですが、これは日本の大掃除です。大掃除をするのは神様に来てもらうためなのですが、ユダヤ教も同じです。
この除酵祭はユダヤの歴では1月、つまり正月です。
鏡餅はなぜひらべったいかというと、ユダヤの種なしパンがひらべったく、シルクロードで伝わって、日本では小麦粉から米に代わりました。
中国でいうモチ=餅は小麦粉のモチです。日本になるとモチ=米になります。
ユダヤ人はエジプトから脱出できたことをとにかく大きなお祝いとしています。
神さまがエジプト人だけを選んで殺すために、ユダヤ人は家の入口を羊の血でぬることでまぬがれました。
ぼくの推測では、神社の鳥居が赤いのはその名残ではないかと思っています。
そして急いで逃げるために、イースト菌(種)でふくらます時間もなく種なしパンを食べて逃げました。
なので種なしパンをとても大切にしています。それがシルクロードで米文化に入るとモチに代わるということです。
そしてユダヤの仮庵祭は、エジプトを出て荒野で生活していたときのことをわすれないためのお祭りです。
草木で仮の家を建てます。この名残りが十五夜であり、お盆と言われています。
などなど、数え上げるときりがありません。
これらはネット上でほとんどを見つけることができます。御自身で聖書を読んでわかる部分もあります。
ただし、本当かどうかはわかりません。でもロマンがあるなあ、とぼくは思います。
日本は本来無宗教ではなく、実はユダヤ教なのかもしれない
もしこれらのことが本当であるなら、日本人は建国前からユダヤ教に触れていて、神道として2000年間ずっと受け継いできたことになります。
そうすると、実は日本人は一神教なのでは?ということにもなってきます。
日本は一神教ではなく八百万の神といいますが、それをすべて上回る神というものを本来は信仰していた可能性があります。
または八百万の神が土着の信仰で、それと融合するかたちで神道(ユダヤ教)が根付いていったと言えるかもしれません。
キリスト教もそうですね。ひろまっていく中で、土着の宗教と融合していきました。
クリスマスは本当のイエスの誕生日ではありません。土着の祭りや節目に合わせて12月24日と決められています。
そのように、日本人に合うようにユダヤ教は浸透していったのかもしれません。
しかも、ユダヤ教ではみだりに神さまの名前を言ってはいけないんですね。
偶像もありません。
そうなると伝えられた日本人がそれを「ユダヤ教」として守っていくことはとても難しいことのようにもおもえます。
名前もない(言ってはいけない)、形もない。そして当時は日本人には文字もありませんでした。
ユダヤ教が日本に伝わったとしても、それをユダヤ教として伝え続けることはやはり難しそうですね。
ただ、大和言葉の中に、今も日本語の中にユダヤ(ヘブライ)語が残っているという報告はいくつも聞きますね。
アーモンドと桜は似ている
さて、聖書を読んでいると旧約聖書にはアーモンドの木がよく出てきます。
「これも日本とつながってる?」
と思うと、すぐに調べるくせがついてしまい、アーモンドを調べてみました。
アーモンドの木はとても桜と似ているんですね。
やばくないですか?素人がこれだけ見たら桜にしか見えないですよね。
ぼくには、桜が日本ではやっているのはユダヤ文化の影響かなと思えてくるんですよ。
2000年前か何かに何かあったんじゃないかと。
ユダヤ文化が伝わると同時にアーモンドの代わりにこの地域に適している桜が広まったとか。
なんかそんな気がしてくるんですよね。
桜もユダヤ教が伝わったひとつの証拠なのかもしれません。
おしまい
written by SEGE