縄跳びのし過ぎで肩のいろいろなところが痛いのを背骨の際をごりごりするだけで治す
薦め度☆☆☆☆
真剣度☆☆☆☆
難易度☆☆☆☆
技術度☆☆
解決度☆☆☆☆
対象:小4の息子の右肩
症状:右肩甲骨の右下から脇にかけてが、腕を動かすと痛いのと、腕をドンと下につくと肩が痛いのと、体を左側にひねると肩が痛い
成り行きと見立て
少し前ですが手首を治した回の続編です。
手首を直したら、実は肩も痛いと言い出して続けて施術しました。
手首に加えて肩も痛めているんですから、相当力んで縄跳びしているということですね。
縄跳びは左右同じ動きですが、右側しか痛みが出ていません。
これは息子は右側が力みやすいということは前から分かっていましたが、その傾向がもろに症状に出ていますね。
そういう前情報から、「これは力んだ結果痛めているな」という想像がつきます。
なので縄跳びをして力む場所にあてをつけていくということになります。
縄跳びって足の運動と思いきや、実は肩にものすごい力が入っているんですよね。
熟練していけばその力みはなくなっていきますが、そうでない人や力みやすい人は方がガチガチです。
痛みをはじめに訴えた場所は肩甲骨の下から脇にかけて。
肋間神経痛にもなりやすい子なんですが、肋間神経痛も肋骨(お腹側)に痛みが出ますが、背骨の際から伸びた神経の痛みです。
今回の痛みも背骨の際に原因がありそうかなとあてをつけました。
しかも息子は「ピキピキ痛む」と言っているので、これは限りなく肋間神経痛に近いですね。
手当ての様子(動画あり)
背骨の際がおそらくガチガチになっているので、そこを指圧でごりごりしてほぐします。
肋間神経痛もこれで治りますが、今回の痛みもこれで解決しました。
肩をドンと降ろすときの痛み、体をひねった時の痛みもすべて、背骨の際をごりごりするだけで解決しました!
痛みが出る部分の高さに合わせて背骨の際の位置も変えます。
肩甲骨の下の痛みは背骨の首の下から20cmくらいのところを中心に。
肩をドンを降ろしたり、ひねって痛いのは肩の上の方なので、背骨の上の方、首のつけねあたりの際をごりごりしたらどんぴしゃでした。
では動画もどうぞ。
まとめです。
痛い場所を施術せず、そこの痛みはどこから出てきているのかを考えましょう。どんな運藤でどんな癖で、どこに負荷がかかっているのかがヒントになります。
今回のように痛みはあちこちにあっても、原因は一か所なんて場合もありますよ。
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おしまい
ご拝読ありがとうございました。