「わたしがブログを書く理由」
誰かの役に立ち、しかもぼくが苦も無続けられるブログテーマは「なおすこと」
以前にもブログをやったことがありますが、なかなか続かないですよね。
それにリアクションがほしい人にとっては数字がほしいですよね。
今回は、読んでいただいた人の何かのためになればと思って書きます。
ぼくははてなブログを3年前に始めました。
今回は軌道に乗っています。
「なんでも自分でなおす」をテーマに、基本的には週1回の配信で続けています。
閲覧者数はゆるやかな右肩上がりで、今は毎日200人くらいです。
ぼくは大きな目標は掲げていないので、閲覧者は100人を超えた時点で満足です。
また、このブログにアップしている動画はYouTubeでもアップしていて、そちらはチャンネル登録者数600になりました。
ぼくとしては想定外のリアクションです。
10年後、20年後を見すえて今からやっておく
ぼくは仕事の傍らシンガーソングライターをライフワークとして長くやっています。
40歳を直前にして、「このまま同じような毎日を送っていくのか」と感じるように。
40くらいになるともう人生の山を越えて下り坂が見えてきます。
残りの40年くらいをどう駆けおりて行くのか。
そういう視野の中で、自分の仕事にも慢心せず、もっと仕事以外の他の社会にも貢献していきたいと思うようになりました。
また、音楽活動においても、「同じような曲を同じようなお客さんたちに聴いてもらい続けていっていいのか」という思いが立ちあがりました。
そんな40歳手前の時に、もう一度自分にエンジンをかけなおそうと思い立ち、今後10年というスパンの中で自分の活動をさらに豊かにしていこうという時にコロナが広まりました。
コロナ禍がきっかけ
コロナ禍以前にも、それなりに今までにない人たちの中に入っていくようになっていましたが、コロナになると誰とも会えません。
でもぼくはこれを逆手にとって、コロナ初年度は自宅にいることが多かったので、「今ならネットでの配信環境の土台を作る時」と思ったのです。
コロナ禍でこんなことを始めました。
・家の庭をきれいにする
・ETFをはじめる
・読書年100冊をはじめる
なども一気に進めました。
ほかにもネットでの発信は、
・はてなブログを始める
・noteで「日本二周の旅」を振り返る物語を毎週1話ずつ配信する
・stand.fmで毎週歌を配信する
・YouTubeチャンネルを開設する
などをしましたが、この中では、はてなブログが一番最初に手をつけたところです。
はっきりいってやりすぎですが、こんなチャンスは二度とない、今しかないと思って無理やり進めました。
でも今ちゃんと軌道に乗っているのでやってよかったと思っています。
そんな風に、「今しかない」というタイミングはだれにでも一生に数回はあるので、そのタイミングを感じ取ることはすごく大事です。
それを感じ取った時は、だいたいがやるときです。
以前の失敗「続かない」「目的やスタンスがはっきりしていない」
とは言ってもただ書き始めればいいというのではないです。
前にもブログを書いていたことがあり、2年目で続かなくなりました。
当時は日々思っていることや詩を週に1回書くというもので、「誰かに読んでほしい」という思いがあるのに反応が少ない中続けるのは難しかったです。
それは、
・どんなリアクションがほしいのか。
・誰に向けて書いているのか。
・続けることで何が生まれるのか。
といったことを考えていなかったからだと思っています。
ようするに「ねらい」がはっきりしていなかったんですね。
今読み返してみると、たしかに内容として結構いいなと思うことも書いていますが、いつもいい言葉を書ける訳ではないし、かなり頑張らないと書けない週もあります。
すごいプレッシャーです。
しかもいい言葉を書けたところでリアクションが乏しいので、モチベーションが続かないですよね。
自分のメモ的に続けるとか、誰かに見せる為ではないという目的で続けるのならリアクションはなくても続けられると思いますが、そうではないと厳しいです。
それで「最低1年はやろう」というラインを決めて、そこは最低限頑張ったという感じです。
今回は、はてなブログを始めるにあたってそれなりに少し勉強しました。
ていうか、前は10年くらい前にやっていたので、当時に比べてブログを取り巻く状況が変わりすぎててびっくりでした。
「今って、こんなにいろんなこと考えてやらないといけないのーー!?」
という感じです。
当時は適当に書いてもそこそこ見てもらえた感じです。
それで、続けるために大切なことの一つ目は「続けることが苦ではない」ことをテーマにするということです。
ハードルが高いものは続きません。
もう一つは、ブログの目的やスタンスを決めることです。
こんなスタンスを方針としました。
・金儲けではない
・ほかに時間をさくべき大切なこともあるので、軌道に乗るまでは頑張ってガツガツ投稿するけど軌道に乗ったらゆるく続ける
・分析してブラッシュアップすることも大切なので、その時間なり余裕を持っておく
・がんばりすぎず楽しむ
・週に1,2時間しか時間はさけない中でやれることをやる
・今後ネットで発信していったり、自分の活動を有機的にしていくための練習や研究の場
・毎週定期的に発信して、読みたい人が困らないようにする
・まずは5年以内に閲覧数100、購読者50人を目指す
・ブログの本当の力が分からなくなるので、軌道に乗るまでは知り合いに知らせず運営する
誰かに読んでもらうなら、誰かのためになるものを
ぼくはテーマとして「誰かのためになること」を考えました。
自己満足ならそれでいいですが、読む人は自分に有益ではない情報はいらないですよね。
目にした人に、「これはいい!役立つ!」と思ってもらえるものを考えました。
もちろん自分の作品をのせることも、自分がただ楽しんでいる様子をのせることも、それも誰かの力になることはあります。
でも人の心に届かせる作品を毎週のように定期的にアップしていくことは至難の業です。
それができたらすでにぼくはそれだけで食べていけています。
時間もそんなにさけません。
それで、
「続けるのが苦でなく、誰かのためになることって何かな?」
と考えた時、
「なんでも自分でなおすのが好きだからそれならネタは日常にあふれているし、人に教えたいから、『なんでもなおす』にしよう!」
ということになったのです。
ぼくの性格上、いいことを見つけると人に教えたくなります。
それって、自分だけにとっておくことってもったいないし、「おれってすげえぜ」ということをただ思っているおめでたい人にはなりたくないと思っていました。
だったら世間にさらして本当に役立つのか試してみたいなということです。
ぼくは音楽をやっているので、「なおす」こととはあまり関係ありません。
なので一見無駄に見えると思いますが、別によいと思います。
「なおす」ことは僕のプライベートな趣味ですが、それも面白くないですか?
楽に自分が続けられる題材にする
物の故障、不調。体の不調、痛み。心の悩み。人間関係のもつれ。
なおすということは、日常生活の一部です。
あえてブログのためにネタを作る必要がないので、ネタを生み出す時間は必要ないんです。
記事を書く時間さえ確保すればよいので、それが続けやすい理由のひとつですね。
こういうネタの生みやすさが続けられる大きなポイントです。
ぼくがなおすことが好きなのは、昔からです。
新しく買い換えるよりも、直したいと思う。
自分の身体も、まずは自分の身体のことは自分で知りたいし、治したいと思う。
なおすべきことは心も生活も人間関係も、目を向ければあふれています。
ネタに困らないし、きっとためになると思ってくれる人はいるはずです。
先を見すえるということ
これは結構見落としがちだと思います。
ブログが続いたとして、いったいそれが何になるのかというところ。
それがないと、いつか続けている意味が分からなくなることにもなりかねません。
別にフェードアウトしてもかまわないんですけどね。
行先を見失った時、自分が落ち込んでしまいそうな人は、先のことを考えておくとよいでしょう。
「何年間」と区切るのもいいし、「読者数」で区切るのでもいいし、「こうなったらつぎのステップにしよう」などとやめどきを考えておく。
ぼくは「なおす」ネタは尽きないので、ずっと続けられますが、読者50人を越えたら一度方針を考えようかと思ってスタートしました。
ほかの活動とのバランスもあるので、いつかやめてもいいというスタンスです。
また、このブログをしていることで、かなりネット配信には詳しくなりました。
はてなブログとnoteの特徴とかも自分なりに理解できて、noteも始めることができました。
ブログにアップしている動画はYouTubeにもチャンネル設定してアップしているんですが、最近急にチャンネル登録者数が増え、600人になっています。
なので、ブログの購読者数は増えませんが、YouTubeの方で増えているので、ぼくとしては「50人」という数字はクリアしたものとしています。
ぼくははてなブログで大成功を収めようとは思っていません。
この先に、仲間づくりがあったり、ほかの活動を活性化していくことだったりということを見すえています。
はてなブログが軌道に乗って、実際にその土台になってきているなと実感しつつあります。
当初の目標は達成したので気持ちは楽ですし、自信にもなります。
その余裕を生かして、別のこと、特に音楽にウェイトを移していこうとも思っています。
目標となる数字があるなら少し勉強する必要がある
もしも閲覧者数を増やしたいとか、購読者を増やしたいとかとなると、少し勉強する必要があります。
たとえばぼくの場合、「なおす」と言っても「体をなおす」だけでは競争がはげしくて埋もれてしまいます。
「物をなおす」となると、これもDIYがはやっていて埋もれがちです。
どちらもかなり前から見慣れたネタですよね。
なので「なんでもなおす」としていますが、数字がのびたとしてもそんなにはならないだろうというのが、ぼくの予測でした。
そういうように、人に読まれやすいテーマは何かということは考えて、自分のテーマに見合った目標を立てておくと気持ちが萎えにくいと思います。
ぼくのブログの場合、検索で探してくる一見さんのパターンが多いことが分かっています。
どうしても購読者は増えにくい内容です。
おそらくぼくの感覚では、はてなブログは、雑記ブログ系、ブロガーの人間性が見える系が集まっていて、そういうブログが読まれやすいと感じています。
ぼくのブログは、「HOW TO」ものなので、どうしても雑記色を前面に出せません。
出してもいいんですけど、それだと検索にひっかかりにくくなります。
それでこのブログは検索にひっかかることを考えて書いています。
どう書いたらいいか、どんなキーワードを使ったらいいか、そういうことも勉強になります。
それと、日本二周の旅の物語をnoteで書いているのも、noteの傾向を感じ取ってそっちの方がいいと思ったからです。
結果はどうなってもいいという人は勉強する必要はありませんが、考えている人は勉強するべきだと思います。
また、やっているうちに、「この記事はヒットするんだな」ということも分かって来るので、それも次に生かせるし面白いですね。
やらないよりかは見切り発車でもやった方がよい
これはぼくの持論ですが、やりたいと思ったのに結局やらずに終わってしまうなら、見切り発車でもやった方がいいです。
特に若いなら。どんどん失敗していいですよね。
いろいろ調べていると、結局どうしていいか分からないという壁にぶち当たる時があります。
それで気持ちが萎えてしまい「やらない」という選択肢になってしまうってことありますよね。
だったら中途半端な状態でもやってしまった方がいいです。
それで失敗したなら何が悪かったか分かるからです。
少しでも続けたならそれだけ色々なことが分かると思います。
でもあまりにも日々の時間を使いすぎると、自分のブログを客観的に見ることなく疲れ果てていくし、駄作をずっと書き続けているということにもなります。
自己分析できる程度に始めるとよいと思います。
ちなみにぼくは、X(ツイッター)とfacebookがいまだに使いこなせてません。
なんか続かないんですよね。
ブログで十分いっぱいいっぱいだし、満足しているというのもあるし。
あそこに目的を見いだせないままです。
特にXは。
おしまい
written by SEGE