壁紙がはがれたのをホームセンターの補修剤で直す
薦め度☆☆☆☆☆
真剣度☆☆☆☆
難易度☆☆
技術度☆☆
解決度☆☆☆☆
対象:我が家の色々な部屋の壁紙
症状:はがれてしまった
成り行きと見立て:
リビングの壁紙は子どもたちが毎日のようにはしゃぎまくっています。
つめでひっかいたり、何かものを投げたのが当たったり、振り回している棒などが当たったりで、無傷でいられることは不可能です。
以前兄の治療院では、室内を分けるカーテンのレールの位置をかえることがあったので、その穴の補修をよくやっていました。
なので当時壁紙(天井の)補修を何度かしており、
「こんな便利な補修剤があるのかあ。」
と感動したのを覚えています。やってみるとどこを直したか言われてみないと分からないレベルになります。
もう20年も前のことなので、今はどんな補修剤があるのかなあと半ば楽しみにしてホームセンターに行きました。
ただし、補修剤のほとんどは白系の壁紙用になっています。
補習剤の大まかな分類
20年前と違うのは、いろいろな壁紙に適応できるようになっていることで、
①シール系
②パテ系
の2つに大きく分けられます。
①シール系
はがれたところにただはるだけなので簡単です。もちろんはさみで切って、好きな大きさ・形にできます。
デメリットは、もう型ができているので、形や大きさ以上のアレンジはできないというところです。
シール系は、昔に比べて模様や色のバリエーションが増えているので、家の壁紙にぴったりくるものがあれば、一番簡単でおすすめです。
こだわる人にとってのデメリットのもう一つは、もとの壁紙の上に重なったところは、ぼこっとなってしまうことがあることです。
そうなりたくない場合は、はがれた形とシールの形を同じにして、重なりができないようにします。すき間はパテで埋めればばっちりです。
②パテ系
はがれたところに塗るタイプです。乾くまでに時間が多少かかりますが、はがれた場所に自由自在に扱えます。
最近では、元の壁紙に似せるために、パテの上に型を押し付けて同じような模様にできるものがあります。
もともと型を押し付けなくても目立たない壁紙なら、ただ塗るだけでOKです。
パテ系のメリットは、シールでは対応しにくい細長いさけめなどにも使えますし、シール系と合わせて使うとさらに目立たなくさせることができることです。
今回使用した補修剤
左がシールタイプ、右がパテタイプ。
パテ系で補修する①
なんか、色がついてます。これを消すという選択肢もあります。
実は、消してみました。もし消す場合は、砂消しだとすぐに壁紙がはがれます。
別の場所を娘にやらせたらはがれてしまいました。
壁紙専用の消しゴムもある
そこで専用の壁紙用の消しゴムをつかってみました。
いいところまで行きましたが、結局穴が空いてしまいました。
もうちょっと軽めの汚れだったら落ちたと思います。砂消しよりだんぜんいいです。
というか、壁紙を越えて、色が着いていたので消し切れないのも当然ですね。
ということで、穴埋めをしていきます。
翌日の様子。もう僕自身でもどこだったから見つかりません。
パテで補修する②
こちらはボールペンの後でした。娘に砂消しで消させたらはげてしまったところです。砂消しの色もちょっと着色してます。
でも、赤いところの線は、壁紙用消しゴムでやってみたら消えました。
こちらも穴を埋めていきます。
付属のスポンジで伸ばしながら、目立たないようにしていきます。
まあまあなできですね。砂消しを使わなければかなりきれいにできたはずです。
シールで補修する
洗面所のキャスター付きのラックの角が壁に当たってはげてます。ここをシールで補修してみます。
長さが合わないので、はがれたところに合わせてシールを切って貼りました。
シールの際にパテを塗ってみました。
完了。
ここは奥さんの希望でやったので、補修後の反応が気になっていました。
何も言って来ないので、
「見た?直したよ。」
と言ってみると、
「え?ほんとに?気づかなかった。」
という反応。
確認してもらうと、かなり満足らしく、これでよいとのことでした。
奥さんの目を欺いたということで、合格としておきます。
まとめです。
壁紙の補修は、小さな汚れやはがれなら簡単に直せますし、自分でも分からないほどのかなり満足の行く補修になります。ぜひお試しください。
おしまい
ご拝読ありがとうございました。