治すとは①
このブログでは、どうやったら自分で治せるのか、そのヒントや考え方、方法をお伝え出来たらと思います。
ぼくも未熟なので、そのありのままの姿を見て、糧としてください。
治すということは、大きく分けて二つあります。
一つは、出てきた症状をなくすこと。
もう一つは、症状がでないようにすること。
どちらが根本的かは分かりますよね。
2番目です。
どちらが再発しやすいか分かりますよね。
1番目です。
西洋医学はどちらの傾向か分かりますか?
1番目です。
東洋医学は2番目です。
1番目は対症療法。2番目は予防。と表現してもいいと思います。
対象療法というのは、表れた症状を消すだけで、根本の原因を絶たないことです。
「根本治療」という言葉がありますが、また再発するなら厳密には根本ではないと思うから、1番の方で使う「根本治療」は、本当は根本治療ではないと思います。
ただ、中には対症療法で治したことでそれ以来再発しない、発症しないということもあります。
また、東洋医学でも対症療法は多いです。
痛みをとるために、ただ鍼を打つ。お灸をすえる。痛みをとるために、ただ歪みをとる。
それは東洋医学の方法ですが、それだけだと、対症療法です。
だって、何かがおかしいからそうなったわけで、その何かを治さないままだったらまた同じ病気になったり、またはほかの表れ方をしたりしますよね。
「再発しないこと」「症状が出ないようにすること」がとても大切です。
では、治すとはどういうことなのか、どんな心構えがみなさん自身に必要なのでしょうか。
結論から言うと、「治す」ということは、「自分で治す」という心構え(マインドセット?)がとても大切だということです。
質問ですが、この世で一番大切なのは誰ですか?一番守りたいのは誰ですか?
まずは自分ですよね。自己中ということじゃなくて、自分を大切にできない人は、他人も大切にできません。
では、自分のことをどれだけ知ってますか?自分の体や心のことをどれだけ知っていますか?
自分を守ることはとても大切なのに、自分の体や心のことを知らない人がほとんどです。
素人で、腰痛の治し方を知っている人、会ったことないです。
素人で、捻挫の治し方を知っている人、会ったことないです。
素人で、足首やひざの痛みのとり方を知っている人、会ったことないです。
みなさんありますか?ないですよね。
なんでみんな自分の体なのに、自分の体のこと全然知らないんですか?
とはいっても実はぼくは、本当は完全な素人ではないです。兄の治療院で働かせてもらっていたので、勉強も少ししたし、施術もしていました。
でも、今でも学び続けています。仕事としては全く違う仕事をしてますが、今でも成長しています。
それは、治す方法をたくさん増やしているということではないです。
「自分の体と向き合っている」ということです。
大切なのは、仕事にしているかどうかではなく、自分を、己を知ろうとしているかです。
主体的に自分を生きて、自分の体のに耳をすませているかということです。
話を戻します。
「予防」の話をします。
「治す」と聞けばふつうは「対症療法的に治す」ことですね。
つまり、出てきた症状を消すということです。
「じゃあ予防は治すじゃないんじゃない?」
「このブログは『なおす』がテーマだから予防はこのブログにふさわしくないんじゃない?」
とぼく自身ちょっと考えました。
でも、「予防」というのは、病気にならないようにするということだから、それは言い換えると病気になる体を病気にならない体にするということですよね。
じゃあ、結局「治す」と同じじゃん。
つまり、病気になる体は何かしらよくない状況なわけで、それを正しくしておけば病気にならない。
「治すとは、壊れないこと」とも言える。
これって物も同じです。
メンテナンスしておく、壊れない使い方をする 、時々使う、など。
そもそも治すと予防を別物だと考えている時点で本当はおかしいですよね。
症状が出てきた時点に注目するのか、症状が出る前にも注目するのかという違い。
でも、そこは連続してるわけで、分けて考えることはできません。
これを分けて、目に見えるところにしか注目できない。腫瘍があったら切る的な、外科的な西洋医学の一つの欠点だったといえるんだと思います。
「だった」というのは、西洋医学にも「予防の視点」はあるし、東洋医学を用いるなど、最近は柔軟になってきているんじゃないでしょうか。
普段ぼくらは「健康第一!」とか言ってるけど、あれはつまり予防ですよね。
でも、「毎年メディカルチェックしてもらってる!数値問題ない!」とか。
「数値やばいから酒控えよう、タバコ辞めよう。」とか。
それは予防でないかもしれません。数字だけで、言われた診断だけでしか自分の体のことわからないでは、結局病気は防げないと思います。
診断で「原因不明」と言われたことないですか?「ストレスですね。」とか。
それって西洋医学の限界をしめしています。ストレスは数値にでないです。
なぜ病気になるか、結局そこのところが西洋医学では手に負えていないところがあるのです。
だから、お医者さんに頼っているだけでは健康を維持できません。症状が出る前に手を打つことができません。
その前に、自分で自分の体がおかしくなっていることを知りましょう。
ずいぶんうんちくを述べてきました。
抽象的な話だけしかしない人は、だめですよね。具体的なこともないと。
大切なのは、
・「治す」には、「予防」が含まれるということ
・主体的に自分の体に関わるということ(自分で自分の体を知るということ)
です。
じゃあどうすればいいの?となりますよね。ちょっと長くなったのでまたの機会に続けます。
まとめです
「治す」は「予防」も含む。「治すとは壊れないこと」。主体的に自分の体に関わる。自分で自分の体のことを知る。
おしまい
☆このブログ「自分でなおす」は、あくまでも素人の投稿ですので、正しいなおし方かどうかの保証はありません。おっさんがんばってるなあ、それはちがうだろとか思っていただけたら満足です。みなさんのお役に立てる情報になれば、なおうれしいです。
プロの方からのクレームはお控えください。反対に耳寄りな情報、解決法を教えていただけたら大変ありがたいです。読者の方々にとってとても有意義なものになると思うので、ぜひ教えてください。
ご拝読ありがとうございました。