自分でなおす!物も体も心も!

素人が何でも自分で直す・治す記録。日常で壊れる物、痛む体、悪い癖、物も体も心もなおす小ネタから専門的なことまで。直らない時もあるけど。それも含めてぜひご自分の生活に活かしてください。written by SEGE

パニック障害を治す【決心をする】①

パニック障害を治す【決心をする】① 

今日の前置き

(☆ 本題に飛べます)

関連記事:パニック障害を治す【決心する】②

おはようございます。SEGEです。

 

いよいよ心の話題を扱っていきます。

 

今日はパニック障害が治った経緯を説明します。

 

ぼくが20代、17年くらい前のことです。ぼくはおそらくパニック障害でした。「おそらく」というのは、医者にかかっていないからです。

 

パニック障害を調べてみると、「特に身体の病気がないのに、突然、動悸、呼吸困難、めまいなどの発作(パニック発作)を繰り返し、そのため発作への不安が増して、外出などが制限される病気」と出てきました。

 

ぼくの場合、突然不安が襲ってきて、動機がはげしくなります。気も荒くなります。

 

その場にいてもたってもいられないような気持ちになる。

だれかといても落ち着かなくて、相手の話が耳に入らなくなる。

ホームや踏切に立つと飛び込みたくなる。

電車内で混んでいると前の人の頭をぶんなぐりたくなる。

寝ているときの歯切りしがひどくて顎関節症になる。

外に出たり、人にあうのが怖い。 

 

彼女が横にいる目の前で友達と電話で彼女の誕生日に会う約束をしてしまうなんてこともありました。

 

電話を切った後に気づいて、もう取り返しがつかない。完全に自分をコントロールできてませんでした。

 

最近になって病名も有名になり、あとで「あれはパニック障害だったな」と思っています。 

 

当時はうつ病とか、分裂病のはじめじゃないかと思っていました。きっともっとひどくなるとそうなっていくんだと思います。

 

本当につらかったです。よく死ななかったなと思います。彼女にも優しくできず、6年付き合ってましたがふられてしまいました。

 

 人生で一番つらい時期でした。とにかく不安におかされた日々です。

 

パニック障害の方の気持ち、すごく分かります。 

 

でも、薬を飲まずに治りました。

  --------------------------------------------------------- 

心の問題というのはケガや故障と違うので、「はっきり治った」と線引きするのは難しいところもあります。

 

目に見えるものでもないですし、すごく主観的な部分もあります。

 

特に病的な問題については医師の診断がないものは客観的な基準がないですから本人がそう思ったという以上に伝えようがないです。

 

なので心シリーズはぼくの主観をよりどころとしてお伝えすることになってしまいますが、ブログの目的はみなさんのお役に立つ情報を発信することです。

 

本当に必要な人に届けばいいなと思っています。

  

さて本題です。

 パニック障害を治す【決心をする】①

f:id:SEGE:20200927153509p:plain

薦め度☆☆☆☆☆

真剣度☆☆☆☆☆

難易度☆☆☆☆☆

技術度

解決度☆☆☆☆

対象:自分の心

症状

突然不安が襲ってきて、動機がはげしくなる。気も荒くなる。

 その場にいてもたってもいられないような気持ちになる。

だれかといても落ち着かなくて、相手の話が耳に入らなくなる。

ホームや踏切に立つと飛び込みたくなる。

電車内で混んでいると前の人の頭をぶんなぐりたくなる。

寝ているときの歯切りしがひどくて顎関節症になる。

外に出たり、人にあうのが怖い。 

 

成り行き

当時ぼくは20代後半になり、音楽を続けるか、ほかの仕事に就くかという分岐点にいました。

 

アジアや日本二周の放浪の歌うたいの旅を終え、一通り当時の目前の夢をかなえ、じゃあその後は何をするの?と、自問自答の日々。

 

歌がなかなか作れない。お客さんが増えていかない。応援してくれる人たちからは「歌い続けてほしい」という声。

 

だんだん歌うこと自体に苦しみを感じるようになり、でもストイックにやるなら一本道で一流になれ、と自分を追い詰める。

 

歌をやりつづけられるのかという不安。違う道を歩んだ方がいいのではないかという家族や自分の心の声。

 

いや、必要なのは勇気だ。踏み出す力だ。やってみなきゃわからない。というもう一方の声。

 

自分の中で心が完全に真っ二つに分かれていた。それで、冒頭のような症状がではじめる。

 

また、家系をたどると精神疾患を抱えている人が多い家系でもあるので、そういった意味でも「自分はもうおかしくなってしまう」という恐怖も重なっていました。

 

それと「人生をふみはずしたくない」というプライドも働いていたのだと思います。

 

音楽やめたら期待する周りの人から見放されるだろうとか、音楽に進めば家族とは縁が切れて、その先失敗したらどん底の人生になる、とか。

 

ネットで「人生の答え」とか、検索していました。ネットに人生の答えがあるわけありません。ほんとうに病んでました。

 

人生で一番つらいその時期は1,2年続きました。でも、治りました。

 

パニック障害が治るまで

さて、パニック障害は「脳内の不安に関する神経系の機能異常」と称されます。

 

つまり「不安」がキーワードとなる病気です。

 

自分の経験と照らし合わせてもそうだと思います。

 

逆に言うと、不安がなくなればパニック障害はなくなります。自力でよくなるかは症状の強さや原因の複雑さにもよると思いますが、ぼくの場合は原因がいたってシンプルでした。

 

結論から言います。パニック障害の方、今自分が抱えている不安を解決してください。それが一番の近道です。

 

それが難しいことなのは間違いないです。でも、だからこそ自分を追い込んでいます。自分をいためつけてませんか?

 

問題が難しいことはその通りですが、そのことで自分を傷つけ続けているのではないでしょうか。一番先決なのは、自分を大事にすることです。

 

自分を大事にするとは、まず厳しい決断を自分に果たすということです。 

 

人のことを考えるのは、そのあとでいいです。それが結果として多くの人に自分が光を与えることができます。

 

ぼくの場合原因は音楽を続けるか、断念してほかの仕事に就くかをはっきりさせることでした。

 

結果的にそこをはっきりさせることで、「決心」することで快方に向かいました。

 

また、ネットで検索すると、パニック障害を「生命の危険から逃れるのに有利な反応」と称している人もいました。

 

ようするにパニック障害は自分が追い詰められている状況です。

 

ぼくの場合、人生の選択をするうえでとても大きな岐路に立っていたということです。自分の人生が死んだようなものになるのか、そうでないのか。

 

どっちを選べばどっちになるのか。

 

決心をせまられる状況がぼくにとっての生命の危険でした。決めたくない、もう生きたくないと必死で逃げていました。

 

それに、決断できない自分というものが、さらに自分を崩壊させていきます。

 

 ②へつづく

 

☆このブログ「自分でなおす」は、あくまでも素人の投稿ですので、正しいなおし方かどうかの保証はありません。おっさんがんばってるなあ、それはちがうだろとか思っていただけたら満足です。みなさんのお役に立てる情報になれば、なおうれしいです。

プロの方からのクレームはお控えください。反対に耳寄りな情報、解決法を教えていただけたら大変ありがたいです。読者の方々にとってとても有意義なものになると思うので、ぜひ教えてください。

 

ご拝読ありがとうございました。