凧の本体とひもをつなぐところが切れたのを直す
薦め度☆☆☆☆
真剣度☆☆
難易度☆
技術度☆
解決度☆☆☆☆☆
対象:子供用の凧
症状:凧の本体とひもをつなぐ輪っかのところが切れてしまった
成り行きと見立て:
先日正月でもないのに娘が凧を揚げたいと言い出したので、多摩川で凧あげしました。
ちょうどいい風がふいていて、うまくあがっていたのですが、風がなくなった時にあげようとしたので、
「待って!」
と言ったのにそのまま走っていこうとしたんですね。
その時ぼくは凧を放さなかったので、ひもを持って無理やり娘が走って行ったら、
「ブツッ!」
と切れてしまいました。
必要な材料
この部分は一番負荷がかかるところなので当然切れにくい素材がいいです。
このドーナツ型のグレーの部分は金属っぽいテープでできています。
なのでそれに準じたものがいいですね。
切れなければいいと思って金属の金属のリングを使ってしまうと、それは絶対に切れませんが、重くなってしまうので凧に向いてません。
うちにはアルミテープがあったので、それで代用します。
補修作業の順序
①テープをはがします。
②そのテープを、切れた部分の位置を変えて貼りなおします。そうすると、補強にもなります。
③その上からアルミテープをはります。
④穴をあけます。完了!
補修作業
切れたところを後ろにして、まだ切れてない方に糸の負荷がかかるようにします。
もしかしてこれだけでもいいかもしれませんが、不安なのでアルミテープを貼っていきます。
穴を開けます。何かとがったもので開けましょう。ぼくはとがった棒やすりがあったのでそれで開けました。
きれいにあきましたが、注意点があります。
穴を開けた時に穴の縁にバリができるので、それは取りたいです。
バリがあると糸が摩擦で切れやすくなると思います。
【穴開けの注意点】糸との摩擦をなくす工夫
穴の開け方はカッターで作ったり、先に穴を開けてから貼ったり、いろいろあると思いますが、糸との摩擦は一番気を付けてください。
もう一つ注意するのは、穴を開ける時に、四角い穴とかだと穴が裂けやすくなります。
摩擦をなくすために、ぼくの場合はバリができてしまったのでやすりで削りました。
そしてさらに、一番負荷がかかるところに補強用ともなる小さなテープを、糸に摩擦が起きにくくなるように貼りました。
細くテープを切り取り、穴に通します。
そして負荷がかかる方に貼ります。
裏側です。
これで補修完了!
飛ばして確かめます
実際に飛ばして確かめました!ドキドキしますね。元旦なのでほかにも沢山あがってます。
危なげなくあがりました!この後30分くらい遊びましたが、何も問題なかったです。
使った後の状態。特に問題なしです。OKですね!
テープを凧の形に合わせなかったので、テープの見た目が四角くなってますが、特に問題ありませんでした。
気になる人は凧の輪郭に沿って切ってもよいと思います。
まとめです。
凧と糸の連結のところが切れても簡単に直して使えますよ!あきらめないで!
もしアルミテープがなくても、何か強めのテープで代用してみましょう。
あと、アルミテープはキッチン回りなどの熱に強い補強や見た目が金属の部分の補強に使えるので、一家に一つ持っておくとよいです。
ちなみに黒いアルミテープもありますよ。
おしまい
ご拝読ありがとうございました。