自分でなおす!物も体も心も!

素人が何でも自分で直す・治す記録。日常で壊れる物、痛む体、悪い癖、物も体も心もなおす小ネタから専門的なことまで。直らない時もあるけど。それも含めてぜひご自分の生活に活かしてください。written by SEGE

元旦の地震により新幹線がとまってしまい新潟からどう帰ろうか

今週のお題「最近の大移動」

 

元旦の地震により新幹線がとまってしまい新潟からどう帰ろうか

今年2024年1月1日の能登地震

 

みなさんはどこで何をしていましたか?

 

ぼくは奥さんの実家新潟に行っていました。

 

はい。けっこう揺れました。

 

一度目の揺れがそこそこ大きくて、テレビで情報を見ていたんですよ。

 

そしたらまた揺れ始めて、その揺れが長くて大きい。(これはまずい)とみんな思いました。あの警報音も怖いですよね。

 

子どもたちとそのいとこたちはみんな小学生なのでとても怖がっていました。大人ももちろん怖いですよね。

 

「とにかく外に出よう。」

 

と言ってみんなで外に出ると、子供の一人は靴下で出てきてしまい、やはりこういう時は動揺してしまうものです。

 

ぼくは新幹線で2時半ころ新潟について、実家についてひと段落したところに地震です。

 

新幹線もとまったので、もうすこし遅い便に乗っていたら新潟に着けなかったと思うとぞっとします。

 

テレビをその後もつけていると能登の惨状が次々と報道されていきます。

 

津波から逃げて!」

 

というアナウンサーの声かけに子どもたちは違和感を感じていましたが、「こうでもしないと逃げない人がいるんだよ。家にもどってしまう人が津波でなくなることが多いんだよ。」と教えてあげました。

 

いとこの子たちは自分のリュックに避難セットを詰め込んで、いつでも逃げる準備。

 

けなげですね。

 

元旦なので、いろいろな方が里帰りをしていて、親族で集まってさあお酒でも飲もうかということが多かったのではないでしょうか。

 

「うちら無事でよかったけど、もうお酒どころじゃないね。能登の人達かわいそうだな。」

 

などと言っていましたが、その時はまだ津波が本当に来ているかとか、火事が広がっているとか、地盤があがってしまったとか、そういう情報がテレビには上がってなかったんですよね。

 

後で分かりましたが、もうその当時津波は来ていたんですよね。

 

「来ないといいね。」

 

なんてのんきなことを言っていた自分がおろかです。

 

ただ、携帯電話はつながらなくなっていたので、心配ですけど迷惑だと思って石川県にいる友達には連絡するのを控えました。

 

はじめはただ「無事でよかった」くらいしか思ってなかったのですが、その後のテレビを見ていると、津波の警告が続き、余震の心配もあるし、義理の弟さんは津波警報が解除されるまで職場から帰れず、海に近い西区の方では液状化が起き、隣の家はガスが止まり、そしてしばらく新幹線は動かない。

 

石川県の人達の心配をしている場合ではなく、(これはもしかして自分たちも安心していられない?)と徐々に思うようになり、お酒うんぬんの状態ではなかったですよね。

 

それでも少しみんなでお酒をいただきましたが、新幹線は翌日の昼まで動かないことが判明。

 

(でも12時半の便だから大丈夫だよね?)

新幹線が動かなかったら何で東京に帰ろうかなあ

翌日になり、まめに新幹線情報をチェック。

 

午後もすべて運休なら潔くあきらめるのですが、ぼくら家族の便はまだぎりぎりセーフな便。

 

でも、運休の便が増えたらその時点でまっさきに運休されます。

 

チケットは買ってあるので、動けばそれで帰れるけど、動かないなら新たにチケットをとりなおすか、違う帰り方を考えるか。

 

でも新しいチケットをとるとなるとこの事態に合わせてすべて自由席になります。

 

おそらくゲキ混みで座れないかもしれないので、小学生2人を連れて新潟から自由席で帰るのはやりたくないですよね。

 

できれば指定席の今とってあるチケットで帰りたいけど、運休便が増える可能性もかなり高まっていたので、すごい判断が難しい。

 

「越後湯沢からの便は動いているからそこまで車で送ろうか?」

 

と義理の弟さん言ってくれましたが、それはとてもうれしいですが、昨日も元旦から遅くまで働いていたし、湯沢までは結構あります。

 

それに湯沢から乗ったとしても座れる保証はないです。

 

できれば違う方法をとりたいです。

 

ということで、

「まず新潟駅に早めに行って状況を把握して、乗れたらそのまま東京へ帰る。湯沢からの便の情報も集めて、乗れなかったら湯沢に行くことも検討する」

ということになりました。

 

そして新潟駅に着くと払い戻しの長い列。

 

そこをかいくぐって駅員さんに聞くと、

「14時くらいまで動かないです。」

とのこと。

 

NHKのカメラが来ていて子供たちは興奮していましたが、こちらは興奮どころか困ってしまいました。

 

でも突然あるアイデアが降って来た!

 

「レンタカー借りようかな。」

新潟から東京までレンタカーだといくら?

早速携帯で調べる。

 

なんと1件ヒット!しかも駅前!

 

そして値段は約36000円!

 

高い!当然です。乗り捨て代が30000円なので。

 

でも、4人新幹線で帰る場合、小学生2人は半額なので、片道大人3人分として35000円くらいです。

 

実はそんなに変わりません。

 

高速代とガソリン代の分さらに高くなりますが、この緊急事態に1万円程度の出費は大きな負担ではないです。

 

むしろ混雑と乗換による、新幹線で帰るストレスに比べたらレンタカーで帰る方がはるかに楽です。

 

その楽さを買ったと考えればむしろベストな選択なのでは?

 

また、時間にすると新潟から東京の家まで4時間です。

 

これは新幹線を使った場合、新潟の家から東京の家までの時間と実は同じなんです。

 

在来線や乗り換えの時間を入れると同じになります。

 

これまでも車で新潟東京を行き来しているので、その辺は家族も含めてよくわかっているというのも、レンタカーを選んだ大きな理由ですね。

 

ということで奇跡的に残っていたレンタカーで帰京です。

 

ちなみにETCカードは持ち合わせていなかったので、それも無料でレンタルできました。

 

実際には多少の流れ渋滞で6時間かかりましたが、返却リミットの20時の5分前に到着し、無事帰京できました。

 

もしも新幹線が止まったら、レンタカーで帰るというのも選択肢ですね。

 

あ、あと高速バスも空いてたら選択肢になると思います。

能登地震によせて

さて、能登ではなかなか復興が進みません。

 

ぼくの友人とはその後連絡がとれました。避難生活をしています。

 

何か力になりたいなと思っています。

 

規模としては東北の大震災に比べると小さいかもしれませんが、それは東北はあまりに広い地域に津波が来たからということもあります。

 

能登地震は東北に比べると狭いエリアです。

 

それであの被害です。地盤が上がったり、地割れが起きたり。

 

もしかしたら被害の密度は東北と同じくらいなのかなと思ったりもします。

 

また交通網が復旧しないことも復興を遅らせている大きな要因です。

 

一日も早く復興が進みますよう、お祈りしています。

 

おしまい

 

written by SEGE