今週のお題「試験の思い出」
徹夜一夜漬けに賭けるも眠気に勝てないときにぼくは目に何を塗ったか
定期テストでだれもが一夜漬けに必死になったことがあるでしょう。
ぼくも例にもれず、一夜漬けのオンパレードでした。
中・高・大と、定期試験は避けて通れない試験ですよね。
ぼくは普段は授業はちゃんと聞いている方で、どちらかというと学ぶこと自体には関心がある方でした。だからノートはけっこうしっかりとってたんですよ。
そうすると試験前になると友達から「ノート見せて」と言われる方で、けっこう気前よく貸してあげていました。
大学になると自分が見せるだけでなく、試験前に友達を集めてみんなでノートや資料を持ち寄って試験対策してました。
でも、試験は本当に大嫌いなんですよ。「こんなことして何のためになるの?」とずっと思っていました。
勉強というのは「人がなぜ生きているのか」「世の中はどうなっているのか」「世界はなぜ存在しているのか」「人生とは何なのか」そういったことを知るために本来あるはずのものです。
だから「試験をするために勉強しているのではない」し、「ステータスを得るために勉強しているのではない」と思っていたので、そもそも学校が嫌いでした。
ただ、試験によって鍛えられる力もあるし、それによって知識が吸収されるというメリットもあります。
でも、試験という学校での課題から逃げることも嫌だったというのが試験をがんばっていた一番の理由かもしれません。
とにかく、まじめにしかたなくやっていたという感じです。
大学時代はぼくはサークルの代表になるなど、サークル活動に没頭していたことで3年生の時の単位をほとんどとれませんでした。
あと一つ落としたらもう留年というところまで来ていたので、その時の試験はまさに背水の陣!!
でもいつものようにぎりぎりまで勉強せず、前日になって試験範囲をまとめはじめ、後は覚えるだけ!となったのが、夜の2時!!
まあ、それはだいたいいつものパターンで、そこから朝まで徹夜で覚えこんでいくんです。
ところがその日は長文の記述をたくさんまとめていたので、かなりへとへとになっていて、眠気が襲ってくる!!
「うーん。眠い。今寝たらもうおしまいだ。でもまだ何も覚えてない。どうしよう。眠気に勝てる気がしない。」
「洗濯ばさみもやってみたし、針で太ももを刺すのもやってみたけど一時的なんだよなあ。やりすぎたら血出ちゃうしなあ。」
・・・
「あれならいけるかも。ようするに目が覚めればいいじゃん!タバスコだ、タバスコ!!」
なんとぼくはタバスコを目のまわりに塗ることにしたのです。
「あるかな~。なかったらどうしよう。」
冷蔵庫を開けるとタバスコがちゃんとありました。
「よし!やってみよう!とにかく寝たらおしまいだから、でも、目に入れたらやばいだろうし、目の周りに塗ってみようかな。」
ぼくは台所で一人指先にタバスコをつけ、目のまわりに控えめに、少し目から遠目に塗ってみた。
そして自分の部屋に戻りいざ勉強!
「なんかあんまり効かないなあ。」
ぼくはもう一度台所に行ってタバスコを追加してみた。
そして再び机に戻る。
(ん?なんか目のまわりが熱くなってきたかな。)
と思った矢先。
「いててててて!!」
タバスコが目にしみてきたのです!
そしてなんと目が痛すぎて目が開かなくなってしまったのです!!
確かに眠気は吹っ飛びました!
でも、目が開けられないので勉強もできません!
この後どうなったでしょうか。
ご想像におまかせします。
おしまい
written by SEGE