プラスチックが欠けたのを直す【綿とアロンアルファで超固く造形する】
今日の前置き
こんばんは!
今日のネタは久々に動画になり、3か月ぶりにYouTubeにアップしました。
まあ、YouTubeはそんな感じでゆるくやってます。
さて、この給湯器のリモコンの蓋、とれたことありますか?
これに限らず、こういうポッチ(青)とくぼみ(赤)のところがだめになっちゃうことありますよね?
今日はそれを直します。
でもこんなの直せるんですかね。
とぼくも思ってました。
直してもすぐ壊れてしまうんじゃないか。
ところが奥さんが、
「綿を接着剤で固めると、めっちゃ固くなるんだって!」
と数日前にちょうど言っていて、
(もしやそれなら直せるのか?)
と思い直して挑戦してみました!
でも綿買わないといけないのかなと思ったのですが、なんと数年前に我が家の家庭菜園で収穫した綿が手つかずで残っていたんです。
それを使うことにしました。
ちなみに、後で思いましたが、少量の綿なら綿棒の綿をほぐして使うことができます。
奥さんは何かの動画をインスタで見て知ったようですが、その動画では何の接着剤なのか分からなかったようです。
ぼくはアロンアルファで成功しました。
みなさんが気になるのは固さですよね?
ぼくも半信半疑でしたが、ちゃんと固く仕上がります。
ちなみに、プラモデル用の接着剤でも試しましたが、固くなりませんでした。
また、アロンアルファと綿の相性は、発熱して煙が出ることがあります。
取り扱いには気を付けてください。
さて本題です。
プラスチックが欠けたのを直す【綿とアロンアルファで超固く造形する】
薦め度☆☆☆☆☆
真剣度☆☆☆☆☆
難易度☆☆☆☆☆
技術度☆☆☆☆☆
解決度☆☆☆☆☆
経費:0円
対象:我が家の浴室の給湯器の蓋
症状:蓋の軸の受け手の方が欠けて、蓋がはまらなくなった
成り行きと見立て:
何年も使っているので起こりがちなことです。
うちはカビ対策のため、お風呂が最後の人は蓋を開けたままにするのが奥さんに言われているルールです。
なので閉じたり開いたりが日常になっているため、壊れやすいということでもあります。
でも、こういう蓋って、他にもいろいろな箇所にありますよね。
そして壊れたこともある人は多いと思います。
今回は「綿とアロンアルファで造形すると、かなり固くなる」という技を知ったので、やってみました。
しかもこの方法のよさは、たとえまた壊れても、また作ればよいということです。
ではやってみましょう。
道具と材料
・アロンアルファ
・綿
・ニッパー
・やすり
・つまようじやピンセット
・1mm程度のドリル(穴に適したもの)
手順(あとで動画があります)
1.綿を破損個所に圧着させる
圧縮させないと綿の密度が少なく、固さが出にくいです。
アロンアルファをそこに垂らして、固めます。
破損個所より大きめに固めて、あとで削っていくという段取りです。
アロンアルファを綿に着けると煙が出ます。
手で触らないようにしましょう。
綿が足りなければさらに上からくっつけることもできます。
その場合は、下の綿とかぶせる綿の間にアロンアルファをつけます。
そうでないと、かぶせた方がはがれやすいです。
2.余分な部分をカットし、削っていきます
始めはニッパーでバシバシとカットします。
勢いよくやると割れるかもしれないので力加減を気をつけます。
大まかな形ができたらやすりで削ります。
少しずつ正しい形に近づけます。
削りすぎると穴を開けたときに縁が薄くなりすぎ、割れる可能性が高くなるので気をつけましょう。
3.穴をあける
ドリルで穴をあける前に穴が広くなりすぎないように、穴の大きさを削る面に黒くかきました。
この黒い部分がなくなるように削ればよいです。
またドリルは穴にぴったりの太さのものがありましたが、いきなりこれでやると少しずれた場合に取り返しがつきません。
そこで、穴よりも細いドリルを使い、そのドリルで少しずつ正しい広さに広げていきます。
ある程度広げたら、ぴったりのドリルを使います。
この時、やっかいなのが、穴と穴の脇にあるプラスチックが近すぎて、ドリルが入る奥行がないということです。
ぴったりのドリルを斜めに入れると穴はゆがんでしまいす。
そこでドリルは手で使うことにより奥行問題がほぼ解決し、しかもプラスチックなので手でもちゃんと削ることができます。
4.最後は微調整
できたと思ってすぐにはめずに、仮に当ててみてちゃんと蓋が機能するか確かめます。
回転がうまくいかなった場合は、当たる場所を確認して、削りましょう。
最期に蓋をはめる時がどきどきしますよね。
この時に壊れる可能性が一番高いですから。
でも大丈夫でした!
ちゃんと欠けずにはまりました!
綿とプラスチック、すごいです。固いです。
一連の流れを動画でご覧ください
まとめです。
この方法は、アロンアルファが接着する材質なら、どこでもできます。壊れても、欠けてもあきらめないでやってみましょう。
関連動画:
おしまい
ご拝読ありがとうございました。