自分でなおす!物も体も心も!

素人が何でも自分で直す・治す記録。日常で壊れる物、痛む体、悪い癖、物も体も心もなおす小ネタから専門的なことまで。直らない時もあるけど。それも含めてぜひご自分の生活に活かしてください。written by SEGE

読み方を工夫して、年100冊読書は4年目に突入

今週のお題「最近読んでいるもの」

 

読み方を工夫して、年100冊読書は4年目に突入

ぼくは毎年100冊を目標に本を読んでいます。

 

12月いっぱいまでに100冊なので、毎年この時期、読書ペースはお尻に火がついてくる頃です。

 

そういうわけで読書がテーマなのはタイムリーですね。

 

100冊読むというのは、本が好きだというのもあるんですけど、「本は100冊読まないと人じゃない」という方がいて、それでなにくそ、自分もやってみようかなと思って始めました。

 

でも簡単に始められないですよね。

 

仕事が忙しすぎるので「おれには無理かなあ」と思っていたところにコロナが来ました。

 

「やるなら今しかない」

 

と思ってコロナ初年度に試しに50冊を目標にしたところ達成できたので、思い切って100冊をやってみました。

 

というわけで年100冊は今4年目になっています。

ぼくが本をたくさん読むコツ①ー種類を選ばないことー

ずるいと思うかもしれませんが、マンガもありにしています。

 

うすーい冊子も、子供に読み聞かせする絵本もありです。

 

毎週読んでるメルマガは、1年読み通せば1冊とカウントしてますし、まえに読んだ本を読み直すのもカウントしています。

 

続けるために大事なのは、「100冊読んだ」という達成感なので、ここは厳しくする必要はないとぼくは思っています。

 

第一、そんなこと厳しくして何か意味がありますか?

 

本当に大事なのは続けることであって、読まなくなったら元も子もないです。

 

だから自分が続けられるためなら、どんな本も1冊とカウントしましょう。

ぼくが本をたくさん読むコツ②ー同時に複数の本を読むことー

ぼくは1冊の本だけ読むということができません。

 

1冊だけだとその1冊を読み終わるまでは他の本が読めませんよね。

 

もし今読んでいる本が分厚い本だったら、それがちょっと難解な本だったら、そしてそれがすごく忙しい時期だったら、次の本にたどり着くのに何カ月もかかるなんてことが起きます。

 

そのうち本を読むことにくじけて読書自体から遠ざかってしまいます。

 

実際ぼくはそうでした。

 

読書は好きですが、一度にぐあーっと読み進めるのは苦手なんですよね。

 

疲れるし、飽きるし。

 

読むの早くないので。

 

だから、複数読むことでその壁を少しでも低くしようと思いました。

 

分かりやすい例で言えば、学校の授業の時間割りみたいなもんです。

 

6時間全部算数とか国語とか苦痛ですよね。

 

でも6時間全部体育とか図工とかでも「これだけやってても駄目だよね」と思います。

 

1時間目は算数、2時間目は国語、3時間目は体育、4時間目は音楽・・・みたいな感じで、ぼくの読書は「10ページ読んだら次の本」というようにしています。

 

そうすると疲れないし飽きません。

 

「あの本も読みたいのに」という待ち切れなさがなくなります。

 

あとこの読み方のよいところは、「どんなに忙しくてもどれかの本は10ページは読めるだろう」というところです。

 

ぼくの仕事はかなり忙しいので1ページも読めない日もありますが、10ページならほとんどの日は読めます。

 

そうすると「読めなかった」という挫折感が重なっていくことはありません。

 

そしてさらに読み進めやすくするこつは、すらすら読める本を1冊は今読んでいる本のリストに入れておくことです。

 

同時に5冊読んでいて、全て読み進めにくい本ならモチベーションは続きません。

 

でも1冊だけでもすらすら系を入れておくことで、しんどい時、忙しいときはそれだけを読み進めていけばいいんです。

 

同時に複数読みのもう一つのよさは、多ジャンルを同時に読めることです。

 

小説も読みたいし、仕事に関する本も読みたいし、社会がいまどうなっているか知りたいし、歴史とか哲学とか・・・という読書欲を満たしてくれます。

 

ぼくは自分の読書がかたよらないように、読みたいジャンルを挙げておいて、どのジャンルもかじっていけるように意識して今読む本を選んでいます。

 

そうでもしないとついつい好きで読みやすいジャンルばかり読んでしまうので。

 

最後に同時に複数読みのよいところで最近気づいたことがあります。

 

それは、一度に一気に読み切るよりも頭に入っていくことです。

 

これは特に仕事に関する本の場合ですが、一気に読み切ると読んだ達成感だけ残って、内容がすぐに頭から消えてしまうということが起きます。

 

もちろん付箋をつけるなどして、読み直せばそれでよいですが、ぼくはあまり読み直さないタイプです。

 

でもちょこちょこ読んでいったほうが、前に読んだことが上書きされにくくなります。

 

上書きさせないために、「ここのページはいいなあ。仕事に生かしてみよう。」と思ったことは、わざとそこで読むのをやめて、途中で閉じて明日にまわします。

 

そうすると同じページの内容を2日間にわたって読むことになります。

 

それによって、同じ内容を深く味わったり、2日目は違う視点から読めたりし、これはいいなと思っています。

 

もちろんその上で付箋をはっておくこともかなり効果的です。

速読について

こういうことを書くと速読について気になると思います。

 

ちなみに、ぼくは読むのが遅いほうでした。

 

でもちょっとだけ訓練してちょっとだけ読むのが早くなっています。

 

速読には、大きく分けて、単純に読むのが早くなるものと、ある程度読み飛ばしていく読み方の2種類があります。

 

どちらもある程度は独力で身につくところはありますが、ぼく自身がそうですが、限界を感じます。

 

それでも少し早くなりました。

 

それで、もし速読を練習したいという場合は、すらすら読める本で練習するのがよいですよ。

 

あと内容が重くないものですね。

 

難解な文章だとか、重要なことを伝えている本だと、ぼくはすらすら読めません。

 

そんな本で速読の練習をしようものなら、まったく頭に入らないと思います。

 

簡単な内容の薄い本でできるようになったら、重い本でやってみるとよいでしょう。

ぼくが本をたくさん読むコツ③ー場所や時間帯、端末によって読む本をかえるー

ぼくの読書は、

 

朝は朝食時に新聞の1面

職場についたら毎月読んでいる冊子を数ページ

職場で少し時間が出来た時に、仕事に関する本を数ページ

トイレでスマホでメルマガ

チャリ通なので毎日は無理ですが、交通機関を使う時はスマホのデジタル本

帰宅したら新聞の朝刊・夕刊

夕食後余裕があればその日読みたい本

寝る前にボブディランの歌を聴きながら歌詞集を読む

寝る前に余裕があれば英語の本や、読みたい本

土日で分厚い本を20ページ

 

というように、場所と時間と端末を使い分けています。

 

持ち運びしたいかしたくないかというのも、本を読み進める上で大事なポイントです。

 

たとえば、新しい本はリアル本よりもデジタル本の方が安いですよね。

 

そうするとスマホに入れておきたい本が出てきます。

 

また、リアル本だけでは本棚が足りなくなってくるので、「これは保存しておく必要はないなあ」という本はデジタルで買ったりします。

 

でもデジタル本に比べるとついつい目に入るリアル本を優先してしまいます。

 

それでぼくはスマホに入っている本は外出した時だけ読むというようにしています。

 

また、ぼくはカトリックなので聖書を勉強するために、聖書を旧約の初めから新約の終わりまで読むというのをやっています。

 

今3週目に入っていますが、聖書は分厚いのでなかなか読む気が起きません。

 

過去に何度挫折したことか。

 

分厚すぎて、棚から取り出すのも嫌です。

 

でもアプリになっている聖書があり、そのおかげで毎日2章ずつ読むということができるようになりました。

 

2章ずつ読むと1年半くらいで全部読み終われます。

 

これは職場で毎朝、もしくはトイレで読んでいます。

 

スマホに入っているのもは場所も重量もかさばりも気にしなくていいのが利点ですね。

ちょうど今読んでいる本

細雪 上」谷崎潤一郎

「ガウディの伝言」外尾悦郎

「イチャモン研究会」小野田正利

「ウォールデン 森の生活 上」ヘンリー・D・ソロー

「反抗期まるごと解決BOOK」親野智可等

エニアグラム 基礎編」ドン・リチャードソン&ラス・ハドソン

「Enjoi Simple  English」NHK英会話・・・英語

「証し」最相葉月・・・週末のみ

「個別最適な学び×協働的な学び」赤坂真二

「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」ルドルフ・シュタイナー

「マンガでやさしくわかる学習する組織」小田理一郎

「学習する組織」ピーター・M・センゲ

「人新世の『資本論』」斎藤幸平・・・スマホで先週読了

「歴史とは何か」E・H・カー・・・スマホ

「日本が生んだ偉大なる経営イノベーター 小林一三鹿島茂・・・スマホ

椿山課長の七日間浅田次郎・・・スマホ

 

赤字は途中まで読んでスタメンから外れている本です。

 

めちゃくちゃ読んでいるように見えますが、実際にはこの中のたった1日1つ、つまり10ページ読めたらいい方です。

 

これ以外にも毎月2冊の冊子、毎日のメルマガ、毎週1回のメルマガ、聖書毎日2章を読んでいます。

 

それらは必ず読んでいます。

 

こんな風に、自分はどういう読み方をしていけば読みやすいのかを考えて、読み方のルールを決めておけば、たとえ週に10ページしか読めなくても、いざ余裕ができたときに読み進めることができます。

その中でも面白い本

さっきのリスト中で読み進めやすく、それでいて面白いのが「ガウディの伝言」ですね。

 

ガウディと言えばサグラダ・ファミリアですよね。

 

この本を書いているのは外尾さんという彫刻家で、サグラダ・ファミリアで専任で彫刻を担当しています。

 

すごい方ですよね。日本人ですよ。

 

この前NHKで特集されていました。

 

彫刻家だからでしょうか、文章は平易で分かりやすいです。

 

サグラダ・ファミリアがガウディによって、どんな考えで作られ始めたのか、どんな意味のある建物なのか分かりやすく教えてくれます。

 

読み進めるほどに、ガウディとサグラダ・ファミリアの魅力に引き込まれていきます。

 

サグラダ・ファミリアに興味がある方は是非読んでみてください。

 

おしまい

 

written by SEGE

今週のお題「最近読んでるもの」