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素人が何でも自分で直す・治す記録。日常で壊れる物、痛む体、悪い癖、物も体も心もなおす小ネタから専門的なことまで。直らない時もあるけど。それも含めてぜひご自分の生活に活かしてください。written by SEGE

鬼のパンツは虎柄=鬼の方角は北東

今週のお題「今年の節分は124年ぶりに2月2日に」

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鬼のパンツは虎柄=鬼の方角は北東

なんでも今年の節分は124年ぶりに2月2日になるとのこと。だから来年はまた2月3日にもどります。

 

ちなみに37年前は節分が2月4日だったらしいです。

 

みなさん間違えないで豆買いに行きましょ。

 

我が家の節分

節分は毎年ぼくが鬼に変装して子供たちをおどかしています。

 

仕事から帰ると家に入らず奥さんにメールします。

 

おれ「今帰ってきたよ。」

 

妻「わかった。5分後に入ってきて。」

 

それでベランダ側にまわってあらかじめベランダ(当時アパート1階に住んでいた)に出しておいた衣装に着替える。

 

準備完了。

 

鬼「悪い子はいないかあ~~。」

 

妻子「鬼さん来たよ。豆まけー!鬼は~外、福は~内!」

 

鬼「やめてくれ~~。」

 

という塩梅です。

 

息子が幼稚園のとき、息子はだいぶビビっていましたが泣きながら豆をまいていました。

 

息子は小2なので今はネタバレしてますが、今娘は4歳です。でも、けっこう鋭くて2歳の時にビビってはいながらも後で、

 

「鬼さんて父ちゃんなの?声が父ちゃんだった。」

 

と聞いてくるくらいです。こちらは知らないふりをして通してますが、今年は鬼の衣装を変えようかなあと思ってます。

 

今日あたりドンキに行こうかなあ。

 

節分とは何?

節分とは説明しだすときりがないですが、字の通り節目です。季節の。だからもとは四季の全てに節分があったわけです。今は春だけに使います。

 

 

この節分の翌日が立春です。つまり春が始まります。旧暦では節分が大みそか立春が正月です。

 

だからすごい大きな節目ですよね。旧正月は沖縄でも盛んですし、中国の春節は、それです。

 

もとは中国の陰陽五行説からきている考え方ですから、そちらが本元ですが、端午の節句とか七夕とか月と日が同じ日を節目として祭儀の日としているのは、中国からきています。

 

1月1日元旦、3月3日ひな祭り、5月5日端午の節句、7月7日七夕など。全て奇数なのも意味があるのでしょう。9月9日も本当はあります。

 

ぞろ目は縁起がいいんです。年齢も喜寿(77歳)、米寿(88歳)、白寿(99歳)などもぞろ目ですね。

 

ちょっと話がそれましたが、節分は鬼(邪気)をはらって春を迎える1年の大詰めという節目の日です。

 

だから大掃除をして豆をまいて、ということをセットでしていたということなんでしょう。

 

あと、お節料理は本来は「節句料理」です。

 

鬼はなぜ虎柄のパンツをはいているか

鬼のパンツはいいパンツ~ つよいぞ つよいぞ

虎の毛皮でできている つよいぞ つよいぞ 

という替え歌の童謡を知ってますか?

 

なぜ虎のパンツなのでしょうか。干支がヒントです。 

 

そう、虎は寅です。

 

鬼というのは鬼門からきています。鬼門は方角的に北東です。北東は干支で表すと丑(うし)と寅(とら)の方角です。

 

だから鬼は虎(寅)のパンツをはいているんです。そして角は牛の角からきているそうですよ。

 

さらに、桃太郎では鬼退治に協力する動物がいますね。猿、キジ、犬。

 

鬼門の反対を裏鬼門といいます。つまり南西です。

 

南西は干支で表すと猿羊(申未)です。その猿から順番に仲間にしていったということらしいです。

 

それは裏鬼門の力を使って鬼を退治するということですね。

 

さらになぜ桃太郎なのかというと、桃は中国では邪気をはらう果実として扱われていたことが日本に伝わってきたということです。

 

奈良県で発掘された邪馬台国の遺跡かもしれないと言われている纏向遺跡からは大量の桃が出てきています。

 

測定すると西暦100~200年ころのものだそうです。桃自体中国から来た果物ですが、桃は特別なものとして日本に伝わり、古くから神聖視されていたということです。

 

建物と鬼門

 鬼門の位置に桃の木を植えるということもあるそうです。

 

日本では鬼門を気にする風潮があります。我が家も奥さんが風水が好きでよく話題にあがります。

 

京の都の北東の端は角をへこませたり、猿をおいたり、都の北東に延暦寺があったり、東大寺があったり、江戸城寛永寺があったり、日本人はとにかく鬼門を気にして建物を建てています。

 

我が家の鬼門は庭の門と反対側にあり、一番奥まったところです。だから必然的に人の手がかかりにくく、ひっそりとしています。

 

そういう場所は荒れがちになりますよね。

 

鬼門だから雑にしておくということでは逆によくないです。鬼門だからこそ気にして手をかけてあげるというのがよいです。

 

当然といっちゃ当然ですが、荒れがちなところにも気をつかおうというのは理にかなっていて自然なことですよね。

 

日本の風水的には鬼門には鬼がいやがるとがった植物を植えるといいそうです。ひいらぎとか、南天とか。

 

なので我が家は南天を植え、とがった石で回りを囲んでいます。

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風水を信じるとか信じないとかということはおいておいて、目や手がいきとどかないところに気を配っていくということは大切なことです。

 

それは人の気持ちを無意識の領域できれいにしていく作用があります。

 

運気もアップすることでしょう。

 

こちらも参考に→お参り、厄払いで運勢をよくする 

 

おしまい

 

written by SEGE

今週のお題「鬼」